<死語>ノート | 一九五六年から二十年にわたるキイワードを紹介しているらしい。考えてみれば講談社現代新書の『「死語」コレクション』も未読だった。「死語」ならぬ「死蔵」になるかもしれない。 | ||||
日本はどう 書かれているか |
この本の表題の件について初めて興味を持ったのは、高校時代に日本SFを濫読していた頃。確か豊田有恒の本を読んでいて愕然としたのが最初だったと記憶している。 てっきりそのあたりのことを書いた本だと思って買ったのだが、どうも韓国と中国とアメリカの歴史教科書の中に出てくる日本についての記述の比較のようだ。やはりタイトル買いは危険である。面白そうではあるからいいか。 ちなみにおととい読み終わったのが『教科書が教えない歴史』(産経新聞社)の第1巻だったりする。 | ||||
『この漫画がすごい』ではトンデモ漫画の方に分類されていたが、それでも『みのり伝説』(尾瀬あきら、小学館)のファンである。基本的に人情ものは好きなのだ。で、藤田千恵子はその『みのり伝説』の協力者のところにクレジットされており、『みのり伝説』を始めるきっかけになったとかいう本がこの『愛は下剋上』。 去年書店に注文したときは最初の出版社の方が再販未定ということで涙をのんだが、このたびめでたく入手。 | |||||
(13) |
「蝕」の中、「魔」たちの宴が始まる。生け贄は「鷹の団」。そしてグリフィスが…… つうことで、ついに「鷹の団」編(だっけ?)のクライマックスへ。 | ||||
(7) | 0331 | 前巻からちょっと間が空いたが、少女版ウルフガイの続編。いかがわしさがますますエスカレートしている。それにしても幻魔以来のストーリーのワープだけはどうにかしてほしい。後で収斂してくれるならいいんだけど。 | |||
竹内久美子 | 0416 |
動物行動学の師弟の対談集で、副題が「男と女と科学の悦楽」。とはいえふつうの科学対談ではなく、論文にも新聞にも書けない裏話だそうである。 試しに冒頭の部分を読んでみると、いきなり「人間のペニスはなぜあの大きさと形なのか」についてを掘り下げている。快楽で女を繋ぎ止めるためだとかほかの男の精子を掻き出すためだとかチンパンジーは文字通り三こすり半だとか……。をを、男の自慰にもちゃんと理由があるのかあ。 むう、科学っておもしろそう。 | |||
(1) | 10年ほど前に『週刊少年ジャンプ』に連載していた体操の漫画。思わずほろりとさせるストーリー展開が気に入っていた。しょせん私はナニワブシ。でも「神様はサウスポー」はあまり好きではない。 | ||||
マラソン (音楽CD) | 倒し |
これもレコードショップ併設の書店で買ったからこっちに書いておこう。 あの「アニメタル」初のアルバム。全38曲のアニメタルのマラソンメドレー。マラソンだからというので収録時間が42分19秒5というのがまた泣かせる。 中身は懐かしいようなおぞましいようなあの世界。ときどき音を外したり記憶と違う歌詞になってたりしてそのこそばゆさがまたいい(笑)。アニメタルのシールも付いててお買い得。 それにしてもジャケットのランナー、目と眉が星飛遊馬してるぞ。 | |||
(2) | アフタヌーン KCDX | 『ミスターコミック』だったかに連載していた「ブルーホール」の続編。深海の「ブルーホール」が過去の世界につながっているというアイディアはおもしろいし、恐竜ブームもあって前作はけっこう楽しめたが、今回のは月刊連載ペース(『月刊コミックアフタヌーン』連載)ということも手伝ってかかなり退屈な感じである。 | |||
大辞泉 | トール のみ |
Windows用。「本」とは呼べないかもしれないが、一応書店で手に入れたので。
しかしマイクロソフトの「エンカルタ」もろくに使っていられない状況なのによく買う気になったもんだ。 で、インストールの仕方とか使い方を書いた中綴じの小冊子に「カラーチャート色名358」という色見本が付いていて、これを見たとたんにコンピュータ辞典の限界が見えてしまったような気がした。そらまあ256色ディスプレイで358色はどうあがいても見えないんだけどさ。 ちょろっと使ってみた印象は「エンカルタ」によく似てるなあ、というものだった。いや内容じゃなくてまとめ方とかが。 | |||
アミーゴス! | 唐沢俊一 民田直 |
「出張オタク芸人」を標榜するオタクアミーゴスの本。1996年日本SF大会・コクラノミコンで出張版を見たことがある。アシ・アゴを保証してくれるならどこでも出かけるとかいってたような。 しかしこの本に紹介されてるようなネタ、どこで拾ってくるんだ?(苦笑) | |||
大地図館 | ポスト・ サピオムック | 「民族」「宗教」「紛争」「テロ」「奇病」……等の世界の危険地帯の情報を地図を使って解説した本。各国の軍備や110番電話番号なども掲載されていて興味深い。たとえばレバノンの警察への緊急通報電話番号は「01−337793」。非常時に思い出せそうもないような。アメリカでは「911」だが、結構つまらない用事でもかけてくる人が多いためほんとの緊急電話が通じないこともあり、一部の州で「緊急でない人は『311』へ」とシステムを変えたところ911電話が激減したとか。 | |||
テキスト ブックス |
人から話を聞いたとき「へえ、そうなんだ」などと以前は自問自答にしか使われなかった言葉を相手に言う現代の言語表現についての考察があるとか書評で読んで興味を持った。 著者が「自分の大学でやっている授業の紙上編というようなものだ」そうである。去年の十月発行でこの三月に第四刷。結構売れているようだ。 | ||||
市場泰男・訳 | 現代教養文庫 | 今なら「元祖・トンデモ本の世界」と言った方が通じやすいかも。前作『奇妙な論理』入手から約二年を経てようやく続編を見つけた……が『奇妙な論理』も未読だった。 | |||
グルーミン★UP (10) | 少年サンデー コミックス | 北海道の牧場を舞台にしたラブコメだが、この作者は相変わらずの展開の遅さである。そこに味があるから問題はないか。それにしても「ナンバショット」。 | |||
三好雄己・作画 | 少年サンデー コミックス | 沖縄の伝説の格闘技流派・南王手八神流の使い手を主人公にした格闘技漫画。「実戦!ケンカ空手家列伝」(巨椋修著、福昌堂刊)を併せて読むと面白さ53.8%アップ(当社比) | |||
サンダース物語 |
目に留まった理由はいうまでもなく「サインはV」(神保史郎・望月あきら)のジュン・サンダース(テレビでは氾文雀・演)。 しかしジュンが育ったという設定の「エリザベス・サンダース・ホーム」はエリザベス・サンダースという人が作ったと思っていたらどうも違うらしい。 | ||||
(3)(4) | 池上遼一・作画 | 実はリアルタイムで読める立場だったのにほとんど読んでいなかった。同時期に『週刊少年サンデー』に連載されていた「ゲッターロボ」(永井豪・石川賢)はちゃんと読んでいたのに。当時不良やならず者(笑)に反発していたのが原因と思われる。でも桜魔子にだけはなぜか心惹かれるものがあった(笑)。 | |||