やまいもの雑記

とぜんそう・序段


特にする事がないときに、もしくはする事があっても(この季節だとすす払いとか年賀状)ないふりをしているときに、ぼけっと座り込んで脈絡なくあれこれと思い付いたことをパソコンにぽちぽちと打ち込んだのをあとから読んでみると、ほとんどあっちの世界に行っちゃってるもんであることだなあ。

というわけで、小見出しは高校の先輩たちが卒業記念文集に使い続けていたものを無断借用。どういう漢字が当てはまるかは冒頭の文章で各自判断のこと。

これまでは見出しだけ決めといてあとは関連することや連想したことを適当に書いてきたが、それだと話題が限定されるし、なんとかまとめようというスケベ心がでてしまうので、ここらで本格的に無軌道な書き方をしてみようかと思う(とはいっても私のことなので小市民的な無軌道ぶりであることは想像に難くないが)。つまり、特に主題のない話は全部「とぜんそう」ということになる。

何しろ生来の遅筆である。恰好を付けていては一項目書き上げるのに一週間から十日もかかってしまう。だから、話の山を設けない、オチは特に狙わない、意味は考えない、という方針で臨んでみることにした(今までとそう変わらないような気もする)。変な制約があるのとないのとどちらがやりやすいかの実験もかねて、やっつけてみようと考えている。

前後で矛盾もでるだろう。読みにくくなるかもしれない。同じ話の繰り返しは目に見えている。あるいは自分自身が堪えきれずに、意識的・無意識的に形にしたがる可能性もある。でも、だめなら元に戻すだけだ。

いざや。

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