8月の独り言

8月4日

この数週間オイラは、ゴルフに熱中しておりました。最初は会社のつき合いで嫌々やっていたんですけど、近頃は楽しみながらやっております。生まれてこのかた、ゴルフをした事なかったから、道具を買い揃えるだけで、大きな出費でしたが、出費以上に楽しんでいたんじゃないかなと思います。

ゴルフのクラブを初めて握ったのが三週間前で、練習場に4回程行って、先日コースデビューを果たしました。コースに出たと言っても、ろくろくボールを打てない状態でありますから、スコアーは散々なものでありました。スコアーは散々なものでも、何故か楽しめたんですね。同じパーティにタイプ君が、いたわけでもないのに、不思議ですね。緑の中で、太陽のもとで、体を動かした事が良かったのでしょうか?またゴルフに行きたいなと思っております。

でも、夏の日差しは、暑かった。  


8月13日

9日の夏休みも早いもので、すでに5日が過ぎてしまいました。夏休みに何をしたのと聞かれても、これと言った「夏の情事」もなく過ごしております。「夏の情事」はなくとも、多少の思い出の出来事はありましたが、

思い出と言っても大した事ではありません、ただ単に浴衣で二丁目に出かけたのです。最初は、東京湾の花火大会を浴衣で見にいくつもりだったのですが、花火大会の会場に向かう途中で、荒天の為に花火大会の中止を知りまして、必然的に目的地を二丁目に変更したわけであります。二丁目のお店で「浴衣が似合っているね。」と言われて、非常に嬉しくなってしまいました。お世辞で誉めてくれたと言うのは、十分に承知していますが、それでも人に誉めて貰うのって嬉しいですよね。「いいね。」「似合っているね。」、ほんの一言、二言の何気ない短い言葉で、心が気持ちよくなるってのもいいですよね。オイラも何気なく人に素敵な言葉を投げかけたいなと思っております。

今日から3日間、実家に帰ります。親の「結婚は?」って言葉を軽くかわして、親孝行でもしようかなと思っております。ただ難点は、「オネェ言葉」を出さないって事でしょうか?  


8月16日

なつ、夏、summerと言われて、何を思い出しますか?何も考えていない状態のオイラなら、「夏みかん」って答えてしまいます。「何故、夏みかん?」って聞かれれば、「夏みかん」って言葉の先頭に夏がつくからです。「夏リンゴ」が存在すれば、「夏リンゴ」って答えるかもしれません。

「夏の食べ物は?」って聞かれれば、何も考えずに「すいか」って答えます。「何故に、すいか?」って問われれば、「すいかが好きだから」と答えます。「先程の夏みかんは、何なの?」と言われても、オイラにとって夏の食べ物は「すいか」なのです。決して、夏みかん、そうめん、冷やし中華、鰻、枝豆ではないのです。ただ単に、「夏は?」と聞かれれば、「夏みかん」って答えます。

夏の食べ物「すいか」は、オイラの大・大・大の大好きであります。「何故。好きなの?」って聞かれても、答えようがありません。ホントウニ昔から「すいか」が好きなのです。小さな頃は、「死ぬ間際に、何が食べたい」と聞かれたら「すいか」と答えようと思っていたぐらいですから、今でもこの想いは変わりませんが、、


8月18日

何をしたわけでもないのに、夏休みが終わってしまいました。一体何をしたのだろうと思い出してみると、1)旦那と浴衣で二丁目に出かけた、2)友達と横浜に出かけた、3)実家に帰って、スイカを食べた、3)友達と名古屋に飲みに行った、4)旦那と「もののけ姫」を見に行った、ってところでしょうか。何もしていないと思っていたのですが、なんだかんだと充実した夏休みを過ごしていたんだと改めて思ってしまいました。

名古屋に飲みに出かけたのは、ホントウニ予想外の事でした。オイラの携帯電話に一件の伝言「カモちゃん、今ね。熱海にいるの。電話ちょうだいね。」が録音されていました。何の事だと思いながら、旦那の待つ東京への切符を片手に握りながら、駅のブラットホームから友達に電話をかけました。「もしもし、Tちゃん。カモだけど、今何処にいるの?」と聞くと、「今ね、浜松にいるの。カモちゃん、今日名古屋に飲みに行こう。今から迎えに行くから」と誘われてしまったのです。2,3日ぶりに聞くオネェ様の声に感動したわけでもないのですが、二つ返事でOKと答えて、名古屋に飲みに行ったわけであります。

一年ぶりの名古屋のお店は、オイラにとっては非常に良かったっす。だって、お店のお客は年下のポッチャリ君ばっかだったし、お店の人がオイラの事を覚えていてくれましたし。ただ、「旅の恥は、かき捨て」と言うような事は、まったくありませんでした。


8月25日

先日の天気の崩れ方は、凄かったですね。旦那の部屋についた途端に、雨が降ってきました。あと一歩、遅かったら、雨の中を歩かなければならなかったです。まぁ、水もしたたるいい男って話もありますが、誰が好んで雨の中を歩きますか?いくら雨に打たれて、びしょ濡れになった方が、見栄えが良くなると言われても、オイラは雨にうたれたくはありません。感傷的な気持ちにひたっている時は、雨にうたれると、なんかドラマの主人公になれそうでいいかもしれませんけど、、でも最近のオイラって旦那と二人でコメディ路線をまっしぐらなので、雨に打たれてもシリアスドラマの主人公にはなれそうもありません。シリアスドラマっていうより、ドタバタコメディの方が似合っている気がする。


8月26日

あんなに雨が降って、雷が鳴り響いていたのに、その日の夜には飲み屋に一人でいました。別に旦那と喧嘩をしたわけではありません。ただ夕寝をして、夜中に眠れなくなってしまったのです。「眠れなーい。」だだをこねているオイラに対して、旦那は「飲みに行ってくれば」の一言。旦那は今にも寝むりにつきそうな様子に対して、オイラはちっとも眠くならないので、考えに考えて二丁目に飲みに行くことにしました。飲みに出かけると心を決めた時は、小雨状態になっていまして、心の中で「ラッキィ」と小さくつぶやいておりました。久々の真夜中のお出かけ、少しは良い事あるかなと思いながら、出かけたわけであります。

玄関を出た時は小雨で、新宿駅に到着した時はどしゃぶりでありました。どしゃぶりの中、駅に向かう人は多かったですが、駅から二丁目に向かう人を目にする事はありませんでした。「何故、オイラはここにいるのだろう?」と疑問を抱きながらも、雨の中を一心不乱に二丁目に向かって歩いていました。二丁目の仲通りもさすがに、人は少なかったですね。まぁ、当然と言えば当然の景色なんですけどね。

土曜日とは思えない寂しい二丁目で、オイラはいつものお店でのんびりとお酒を飲んで、寝むれない夜を過ごしておりました。出かける時に、胸に抱いた想いは当然の事ながら起きませんでした。

次の日、睡眠不足のオイラが、いました。


8月28日

オイラって「雨」って言葉に何か、いい感じがしないです。だって、雨が降ると腰が痛くなりますからね。そんな雨にも、ドラマみたいな思い出があるんですよ。初めて付き合ったYとの出会いが、雨の日だったんです。土砂降りの雨に途方に暮れたオイラは、とある場所に雨宿りに入りました、その場所で、なんかいい感じだなと思ったのがYだったんです。オイラが雨宿りに入った場所に、偶然にYも雨宿りしていたんですね。お互いに、一目見た時に何かを感じまして、その後付き合う結果になりました。

雨宿りで入った場所で人と知り合うなんてドラマの話のようですが、実際にある話です。そしてオイラの大事な想い出の一つなのです。

その後Yとは3年間交際を続けて、7年目の今では良き友人として付き合っております。Yの存在は旦那も知ってまして、3人でカラオケに行ったりして楽しんでいる今日この頃です。

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