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2005.3.31        ソフトシャッターレリーズ

ニコン純正のソフトシャッターレリーズAR−9を2個買った。1個定価500円、売価消費税込みで473円だった。2個買ったのはライカM6とM7用である。
M6やM7は露出計が内蔵されているので、されていないM3やM4に比べると露出計作動のワンクッションがあるためにシャッターストロークが若干長い。ス パッとシャッターが切れないような感覚があるのだが、ソフトシャッターレリーズをつけるとそれが若干解消されるような気がするのだ。思うに指にあたる部分 が広くなるので力がかけやすくなり、シャッターの切れる感覚が指に伝わりやすくなるためシャッターが落ちるぎりぎりのところの感覚が掴みやすいのがその理 由ではないだろうか。

左が以前使っていた銀一のオリジナルソフトレリーズである。右が今回購入したニコン製である。実はニコンのものはこれで3個目である。1個はずっとFE2 につけて以前から使っていた。ライカにつけるということで見栄え重視で銀一のものを買って使っていたのであるが使っているうちにスナップで素早くシャッ ターを押すときにはかえって手振れの原因になるような気がして使用するのをやめていたのだ。思うに頭の形状が凸型になっているのが原因だろうか。ところが 先日、林忠彦賞受賞のS氏のお宅にお邪魔したときに見せていただいた愛用のM4にソフトレリーズが着いていたのを見て、もう一度使ってみようかという気に なったのである。S氏のソフトレリーズは僕も以前に使っていたKING製のような大振りで頭が凹型のソフトレリーズだった。大きければいいのかも・・・と 思って以前使っていたKINGのものを探すがどこにいったものか見当たらない。そこでFE2に着いていたソフトレリーズを着けて(空シャッターで)撮って みるとこれがすこぶる具合がいいようだ。ニコン製は頭が凹型である。形状や大きさなどが微妙に自分に合うか合わないかの問題もあるのだろう。
早速大手量販店のカメラのKに行ってみるが、ない。M店長に聞くと今作ってないのでは、ということ。最近はシャッターにレリーズのないカメラが多いからな あ、と思ったが待てよ、と家に帰ってニコンの製品カタログを見てみると、おお、ちゃんとあるではないか。さすがニコン。ニコン純正羊羹を売っていてソフト シャッターレリーズを売っていない訳がない!早速カメラのAに頼んだら1日はさんで届いたという訳だ。早速M6&M7に装着してみた。
  
FE2には純正なので良く似合う。ブラッククロームのM7にもNikonの白い文字さえなければ純正といっても良いくらいである。僕のM6はシルバーク ロームなので唯一ちょっとアンバランスな感じがする。ましてNikonの文字入りでは。でも実用上は快適なのでおいおいよさそうな物をおりにふれて探す事 にしよう。
これで何十分の1秒かのシャッターチャンスにも強く、手振れ防止にもなるはずである。かのゴルゴ13でさえ特別に精緻な狙撃をするときにはアーマライト M16のトリガーを特別改造するのだ。自分のシューティングに合ったカメラにしていくのも写真上達の一つの方法かな。たった500円で出来るのだからやら ない手はないのだ。

2005.3.22        現像上がり

僕にしてみると大量のポジフィルムの現像が出来上がってきた。この連休中に撮った写真の一部で、その数14本。コダックのフィルムで撮った ものがまた明日出来上がってくる。こっちは風景が主で6×7判もある。写真屋さんに支払う金額も馬鹿にならない。財布がひじょ〜に厳しい。撮った後も「ず いぶん撮っちゃったな」と思ったのだ。でもいざ出来上がってみると「もっと撮っておけば良かった、もっとこういうふうにすれば良かった、ああいうカットも 撮っておけば良かった、もっとじっくりその場所を撮れば良かった、とシャッターを押すのが少なかったなあ。」と思うのだった。被写体との出会いは一期一会 だから撮り直しがきかない。もっと納得いくまでシャッターを切らねば後悔する事になってしまう。こうなると写真も金力勝負である。

上で書いたことを実行する良い手立てがないわけではない。僕も以前はやっていた。デジタルカメラで撮るのだ。フィルムとは比べることが出来ないくらいたく さんシャッターを押せることは実証済みである。でも最近僕はフィルムで撮ることにはまっているのである。D100も最近はとんと出番がない。最大の要因は コンテストが大きな目標であり、全紙・全倍サイズに伸ばすことを前提にしているということがある。そして、フィルム独特の深みのある「色」である。個性の ある色々なフィルムが揃っていてそれの色を撮影のときに引き出してやるのが楽しいのである。僕の今のお気に入りは、1番がフジのベルビア100であり、2 番がやっぱりフジのプロビア100Fである。そして3番目がコダックのE100VSである。
人物主体のときは100%プロビア100Fに信頼を置いている。本当はこれが1番のベストフィルムといってよいのだが、風景や人物が主役じゃないときのス ナップなどはベルビア100を好んで使っている。特にライカレンズと3時半過ぎから夕刻の光との組み合わせでスナップを撮るときは現在1番僕の心を捉える フィルムなのである。E100VSは赤と青と黄色の色がすっきりしていて、空や朝焼けの色や雪面の青い影の色を出したいときに好んで使っている。デジタル と違って思いもよらぬ発色をすることがあるのがなんといってもフィルムの魅力の一つである。


買ってしまった。Amazon.comである。「ロバート・キャパ決定版」である。やはりこの圧倒的な写真の分量は抗い難い魅力だった。重い本は大好きで ある。今我が家にはこの本が2冊ある。図書館から借りてきた本と今日買ったこの本と。そしてついでに買った「YOUSUF KARSH」、この本もハード カバーの立派な本である。主に有名人のポートレートが主体で、僕たちは知らぬ間にこの写真家の写真を見ていることが多いに違いない。事実、僕も今まで有名 人のイメージを形作ってきた写真がこの人のものだったということを発見したのも一度ではない。アインシュタイン、チャーチル、ヘミングウェイなどがそう だった。ポートレートのお手本のような写真で、僕もお手本にするつもりで(基本は大事でしょ?)この本を買った。

そうそう、12600円のUSSR製カメラ、ZORKI−4Kであるが、新潟の街をまた1本撮ってきたが、やっぱり良い写りだった。逆光には弱いが。充分である。
それから必要があってペンタックス67Uのストロボ撮影のテストをした。当たり前だけれどちゃんと写る。とても良く写る。表現の幅が広がるかもしれない。 テストに我が家の母親と猫のシロ君を撮ったのだが、母親が座布団に座ってちゃんとすると猫もその横でちゃんと座る。母親が立つと猫も立ち上がって歩き出 す。笑ってしまった。

二七の市だったので行ってきた。前回いろんな方に撮った写真を配って歩いたおかげで、今日は挨拶をすると「この前はありがとね。」と色々な頂き物をして帰ってきた。花に瓶入りのインスタントコーヒーに靴下や缶コーヒーまで、ありがたいことだ。嬉しいことだ。
昨日神林村の幕場大池公園で友人が買ったポッポ焼きをくれたので食べたのだがそれが予想外に美味しかったので、今日市場のポッポ焼き屋さんで9本300円 也を買って食べたのだが昨日の様には美味しくなかった。カラメルが焼けて甘くてとても美味しかったのだが、あの味を求めてあっちこっちでポッポ焼きに手を 出すことになりそうな予感がする。


2005.3.21        写真三昧

ここのところDaily&Notesの更新をサボっていたが、実はずっと写真三昧の幸せな数日を過ごしていた。天気も良かったので、連日歩き回り足が棒の ようになっている。今晩など、足がもうお前の体重を支えるのはいやだとストライキに入る直前である。19日土曜日は新潟の街を歩き回り、20日日曜日は早 朝から風景撮影〜お昼過ぎまで成人式でスナップ撮影、今日は村上市の「町屋と人形祭り」で街中を歩き回ってスナップ撮影。延べ撮影本数はちょっとまとまっ た数になり、出来上がり時の支払いが怖いようだ。傑作が撮れていればそれも報われるのだが。こんな撮り方をしていてはいくらお金があっても足りなくなって しまうので、県展作品の準備が終わったら、撮り方狙い方を変えて緊縮財政に転換しなければ・・・・・。県展作品はカラーポジフィルム、最高機種一眼レフ+ 高画質レンズ、新潟県の暮らし風物、ということに絞っての作品作りだったが、県展後はモノクロでカメラ雑誌月例コンテスト応募作品と各種小コンテスト応募 作品に絞るつもりである。2つの所属クラブの展示作品はその中から自然に出てくるのではと思っているところである。

明日はポジ現像できあがり第一陣である。楽しみ楽しみ。


2005.3.17        雨

雨である。春の雨というのだろうか、優しく地面に染み込んでいくような雨である。景色全体が霞んでいるように見える。この雰囲気をそのまま写真に出来たら素敵だろうな。

YPC(読売写真クラブ)の新潟支部から入会証やら一式が届いた。カラーネガフィルム数本も。ポジフィルの方がよかったな、などとは言うまい。でも僕はあ んまり使い道がないのだな、実際のところ。去年のコンテストの年度順位の一覧などもあり、1番にT氏の名前がある。今年は僕もこの中に入って腕を磨きた い、と思って入会したのだが頑張らねば。早速4月17日は白川郷へ行って撮影会だという。


久しぶりに市立図書館に行ったら新しい本が入っていた。昨年11月出版の「ロバート・キャパ 決定版」PHAIDON社、(ロンドンの出版社だが日本法人 があるとは知らなかった。これからいい写真集などが出版されることになるのだろうか。)4980円+消費税である。リチャード・ウェランとキャパの実弟 コーネル・キャパ(彼も素晴らしい写真家だ。)がキャパの全作品の中から選んだ見応えのある写真集で「決定版」の名に恥じないものだ。重い。570ページ あまりの中に937枚もの写真が掲載されている。僕も既にキャパの写真集は2冊ほど持っているが本当にこれ1冊でキャパの全貌が捉えられることができ、他 の写真集などいらないくらいである。これが4980円というのは、はっきりいって安い。コストパフォーマンス抜群である。もちろん中心となるのは戦場やそ の地域の写真だが、戦争写真だけでなくキャパのいろんな面が見ることが出来る。しかし、その被写体は共通で、人、人、人である。

二七の市だったので行ってきた。でも今日の主たる目的は撮影ではなく写させてもらった市場のおじさんおばさんに撮った写真をあげること。みんな喜んでくれ て、その場にいるお客さんや近くのお店の人同士で見せ合ったりしてくれる。それがまた嬉しい。「もってきてくれたかね。」とか「お金かかるろがね。」と気 遣ってくれる人も。そう、お金はかかるのですよ。2Lサイズで焼くし、僕の場合かなりの人数を撮らせていただいているので。でも、こういう写真を撮ったの ですよ、ということを見せるのは親しく話をするきっかけにもなるし次回も気持ちよく撮らせてもらえることにもつながるので、やっぱり大事なことだと思う。 単純に自分が撮った写真を見て喜んでくれるのを見るのも嬉しいし。もらった人たちは一様に上手だねとかきれいだねとか言ってくれるけれど、どこに出しても 恥ずかしくないような写真でないことが唯一悔やまれるところだ。先ず第一自分が満足していない。これから少しずつ腕を上げていくしかないなあ。


2005.3.16     その2    ゾルキー4K

先日12600円で手に入れたUSSR製のカメラZORKI−4Kとジュピター8 50mmF2レンズ、試し撮りのポジが昨日できてきた。結果から言うと とても良く写っていた。母親を室内で窓の明かりで撮ったカットなど、割烹着の模様も色鮮やかで目にもピシッとピントが来ていてシャープだ。新潟港を朱鷺 メッセの展望室から撮った写真も良く雰囲気を出している。これなら合格である。
中には1枚作品として使えそうなカットも。た だ、低速シャッターを使ったカットがオーバーになっていたのは僕が露出を計り間違えたのかシャッターがいかれているのか次回良くテストして見なければなら ないが。でもそれはボディの方の問題でレンズは問題ない。今持っているほかの50mmレンズと撮り比べてみるのも面白そうだ。
最近、機械式カメラに強く惹かれるものがある。(金属製のボディを手にその重さを感じつつ空シャッターを切っていると妙に癒されるのである。完全に病気で ある、危ない危ない。)そして、ライカのすごさもほかの機械式カメラを触る機会が増えるにつれてますます良く分かる気がするのである。そして、ムクムクと 物欲が・・・・。Vf、Vg、M4、M2、M5、MP、そしてM3・・・・色即是空、色即是空。


2005.3.16          不採用

先日面接を受けた新聞社の合否結果通知が郵送されてきた。不採用だった。う〜ん。
ま、仕方あるまい。正直なところ採用されたらされたで、縛られるみたいでやだなあと、ふと思ったりもしたので、つくづく組織の中に入るのは嫌なんだなあ、 と自覚した次第。こうなったらいよいよ自分で何とかやっていくしかないのかもしれない。いや、ならないかもしれないけれど(笑)。

ところで、面接の際、試験とは別に自分の撮った写真のファイルを見せたのだが、それに写っていたのが偶然にも社長さんの従兄弟御夫婦であった。後日それを 一枚2Lサイズに焼いて届けたのだが、今日行きつけのカメラ屋さん(社長さんの友人である)経由でリバーサルフィルムを3000円分そのお礼として頂い た。一枚焼いて数百円のところそんなにたくさんのお礼を頂いてはかえって悪いようであるが、実際のところフィルムはいくらあってもありがたい。素直に喜ん で頂く事にした。


2005.3.15   その2    安良城 紅


センスの良い表紙だなあと目にとまって、モデルが好みだったので2件目の本屋で目にとまったときについに表紙だけのために買ってしまった。 「L/S」=「L.A.STYLE AUTOMOTIVE MAGAZINE」知らん、知らん。全く興味なし。ハーレーなら興味あるが。思うに画像では良 く分からないがモデルの真っ直ぐにこっちを見た目と微妙な色合いの服の色にやられたらしい。モデルは安良城紅(あらしろ べに)という歌手だという。テレ 朝系のTV番組の主題歌・エンディングテーマなどを何回かやっているらしい。「霊感バスガイド事件簿」「黒革の手帳」「奇跡体験!アンビリバボー」など。 デビューして8か月だという。沖縄出身、日米ハーフ、「国民的美少女コンテスト」出身、今回ファーストアルバムが発売、とある。全然知らんかった。要 チェック!カメラマンはフクミズタク。漢字くらい書いとけ。モデルよりむしろこのカメラマンの写真が好みなのかもしれない。こっちもチェック。


2005.3.15      入賞らしい

今日は長岡も五十の市だったので初めて行ってみた。平日だったこととお昼近くだったこともあって賑わいはいまひとつであった。三条の二七の市に店を出して いる果物屋さんを見つけ挨拶をした。繁華街の中ということと近くにオフィスも多いことからOLやスーツ姿のサラリーマンの姿があることが三条と大きく違う ところだろうか。休日のときはどんなだろうか。気になるところである。大雪のときなど三条以上に面白そうだがこれは来年のお楽しみだ。

新潟フジクローム友の会から先日応募した会員フォト コンテストの入賞の通知が来た。平入選なのか何かの賞をもらえたのか分からないけれどとりあえず「おめでとう」ということだ。しかし出さないと分からない ものだ。駄目だろうなどと思わないで出してみるものだな、と。T氏の助言もあり、今年は大小様々なコンテストなどに出して腕試ししてみようと思う。先ずは幸 先の良いことである。


2005.3.13      今日も雪

今日も雪模様の一日であった。ちらちらと降るのではなく、一時的に吹雪く様な降りとなる。僕の今までの体験の中ではこんな年は初めてではないだろうか。

栃尾市来伝地区の奇祭「ほだれ祭り」が今日あったのだが(ほだれ祭りの公式ホームページはこちら→http://www.tochio.net/hodare/)吹雪くこの天候と昨日夜まで撮影していた疲れと面接の疲れとこのところハイペースで行っていた県展用 作品撮りの疲れなどの様々な疲れの蓄積を考慮して行かなかった。というか、撮影自体全くのお休みとした。

代わりに一か所だけお出かけ。隣の市の燕市文化センターで写真の林忠彦賞受賞のアマチュアカメラマン捧武さんの写真展「秋山正太郎と新潟」に行ってきたの だ。先日ご自宅にお邪魔してクラブのモノクロ写真の勉強会をさせて頂いた時にお借りしたままになっていたリールとバットをついでのようで失礼だったがお返 ししてお礼のお菓子も持参した。挨拶する早々に「この前の現像したフィルム大丈夫だったかね?」とおっしゃられ、恐縮した。僕の撮影済みフィルムを使って 現像の実践講義を行ったのだが、その際手違いから若干現像中に光がかぶってしまったことを言うのだ。「大丈夫です、ちゃんと焼き伸ばししました。」と報 告、安堵して頂く。撮影者にとっては二度と撮れない大切な撮影済みフィルム、ずっと心に引っかかっておられたのだろうか?やはり同じ写真を目指すカメラマ ン同士、ベテランと駆け出しの違いはあれ撮影にかける思いは同じなのだなと思った。
会場ではモノクロ写真のベテランT氏に話しの相手をしていただき、モノクロプリントの際のテクニックやヒントを教えて頂いたり、自分の作品に対する思い入 れなども聞かせて頂いた。会場にはほかにクラブの会長のO氏は既に来ておられたし、やはり同じクラブでモノクロ同盟のC氏が忙しい仕事の合間を縫ってお昼 を利用して来ておられた。T氏、C氏と僕とで今度モノクロサミットでも、という話になった。期待大である。


捧武さんは今回の写真展にあわせて写真集も出版された。写真家秋山正太郎先生との長年の交流の中から撮り溜めた貴重な写真がまとめられている。この写真集 のために6000カットのうちから捧さん自身が300作品を選び、そこから前記T氏などがセレクトして選んだものだという。写真展ともども秋山先生に対す る捧さんの純粋な憧憬と尊敬の気持ちが感じられる内容となっている。残念ながらこの写真展は昨日と今日のたった二日間で終わってしまった。会場を変えて例 えば新潟や長岡などでやればよいのにとちょっと残念である。


2005.3.12    雪の日

いや〜、朝からぼたん雪が降ってるよ〜。3月12日だぞ、今日は!

午前中、新しい就職先(になるかも)の面接に行ってきた。パソコン使って作文書かせられた。最近一番言いたいこと書いてきた。実を申せば就職活動も面接試 験も生涯初なのであった。記念すべき日だな、うん。新鮮。面接に来ていた女の子が学生時代写真部だったということを聞いて僕が所属する写真クラブに勧誘し た。入ってくれると嬉しいんだけれど。写真をまた以前みたいに撮ってくれる気になってくれるだけでも嬉しいんだけどな。

午後は友人たちと中里清津スキー場の雪原カーニバルに行ってきた。去年に続いて2回目。ある程度状況が分かるので撮影プランも立てやすいというものだ。し かし、生憎の風雪で撮り辛いことこの上ない。しかしそこはカメラマン根性を出して走り回りましたよ、ええ。なるべく可愛い子探して。ポジ4本。少ないな あ。VS1本、タングステン3本。う〜ん、ピントが心配。出来上がりがドキドキだ。
ところで、去年来ていたひげの巨漢外人さんが今年も来ていた。やっぱり革製の水筒にワインをつめて。「あ〜、去年の〜」と握手に手を差し出したら、「う〜、○×△×〜」となんだか思い出してくれたんだろうか、またワインを革製の水筒からチュ〜っと出して飲ませてくれた。
鹿の刺身やウサギ汁、熱々のから揚げ&無料スマイル、たこ焼き、日本酒など結構食べ物に手を出しつつも風雪に痛めつけられて疲れたので、全部の出し物が終わらないうちに早々に帰途に着きました。


2005.3.10   クマタカを見た日

起きて今日やらなくてはならないことを書き出してみ た。母親を病院に連れて行くことから始まって写真を4つ切りや2Lサイズに引き伸ばしを頼んだり郵便局に行くことなどなど。で、肝心な事を忘れていた。今 日は10日である。五十の市である。三条ではない。長岡の。絶好のいい天気なのに忘れていた。気がついたのは12時近くになってからだ。残念!

下田の先日雪の日などに写真を撮らせて頂いたおじいさんやおばあさんに写真を持って行った。別々の家2件にである。別の日に撮らせて頂いたお2人だったが 今日行ってみると2件がすぐ近くのお家であることが分かって驚いた。雪の中では景色が違って見えるものだ。2件とも喜んで頂けたので嬉しかった。

ついでにと更に奥にまで寄り道する事にした。すると橋の上で車を止めチェアーを出しスコープを立てている2人を発見。鳥を見ているということが一見して分 かったので声をかけてみた。70歳くらいと20歳前半くらいの男性2人である。話してみるとこの70歳くらいの方の話が面白い面白い。話好きでもあるのか 次々と話が出てくるのでかなり話し込んでしまった。猛禽類を観察調査しているのだという。イヌワシ、クマタカなどであるという。イヌワシといえば奥只見の 電源開発がらみがニュースにもなっていて有名だが、このおじいさん(失礼!)によるとあそこは一つがいだけだが、この下田の山にはもっと繁殖しているので はないかとにらんでいるという。
そうこうしている内に山の上空を黒い色の大きな猛禽類が悠々と旋回を始めた。クマタカであるという。大きいということと黒っぽいということ、ワシ・タカ類 だということはシルエットからも分かるのだが種別を特定するような特徴を僕には見つけることが出来ない。さっき現われた固体と同じか違うかという事まで2 人には分かるらしい。とりあえず「あれがクマタカだ」というので僕は生まれて初めて自分がクマタカを見たことを知ったのだ。自分ひとりでもう一度見ても分 からないに違いない。双眼鏡を持参するんだった。ニコンのちっちゃな6倍のでいいから持っているんだった。いつもそう思うけど後の祭り。
このおじいさん(再び失礼!)話を初めてすぐに頭の回転・知識の豊富さ・目の輝きから只者ではないなと思い、僕は呼ぶ際に「先生」と呼んだのだが、僕の勘 はくるってはいなかった。お2人の写真を撮って送る事にして名刺を貰ったら日本鳥類標識協会会長のK氏であったのだ。ネットで調べてみると新潟県の鳥類の 著作もある。イヌワシはみんなその鋭い爪で獲物を捕獲すると思われているが、実は爪で掴む前にバーンと叩きつけてしびれさせ動けなくしてしまうのだとい う。実際人工飼育中に腕を叩きつけられ、まるで木刀で叩かれたようで一日動かせず夜も眠れぬくらいであったという。などなど、興味の尽きない実体験からの 話が後から後から出てくるのだった。
野鳥観察のコツなど色々教えていただき実に有意義な話を聞くことが出来たのであった。

クマタカの小さなシルエットくらい撮れば良かったのだが、持っていたカメラはライカM6、レンズの最長焦点距離は50mmなのであった。か、悲しい!残念!


2005.3.9     オリンパスPEN−D その2


オリンパスPEN−Dのファインダーはこんな感じで ある。ハーフサイズカメラで135ミリ判を縦に二つに割ったサイズなので、縦型のファインダーが新鮮である。更に、レンズの焦点距離は3.2cmと書いて ある。135ミリ換算すると32mm×約1.4倍ということで45mmくらいになるのかな。EEシリーズの2.8cmより望遠寄りであが、標準レンズというところか。

このカメラ、シャッター速度・絞り・ピント調整が全てレンズの銅鏡周りに集中しているということも特徴の一つである。
写真の中で左から順番にシャッター速度リング・絞りリング・ピントリング&ノブである。更にシャッター速度リングと絞りリングは一緒に回すことによってEV値を一定にしながら絞りと速度の組み合わせを変えることが出来る。実に合理的な作りではないか。

個人的に四角いシャッターボタンが愛嬌&特徴があって好きである。
左はフィルムカウンター。72枚の表示があるのがハーフサイズカメラの証明である。「72」から減っていきフィルムの残存コマ数を表示するようになっている。ちなみに最初のコマ数は手動であわせる。右は露出計、セレンメーターである。7〜17のEV値で表示されている。

2005.3.9     オリンパスPEN−D


今日我が家に来たオリンパスPEN−Dである。3月7日のところで書いたララピットで安かったので買ってきた。前々から欲望リストに載っていたPENであ る。なぜPEN−Dなのか?以前はこの店にいっぱいあったオリンパスのPENシリーズであるが閉店セールで一人で何台も買って行った人がいたそうで一番程 度のよさそうなのがたまたまこのカメラだっただけである。実際使ってみていないので分からないがメーターは当てにしていない。動いていることはいるんだけ れど。どうも僕は小さいカメラが好きなようである。このカメラも小さくてずっしり重くていい感じ。レンズシャッターは音が静かで囁くようである。巻上げダ イヤルは中古で程度が悪いせいだろうか、とても硬く指が痛くなりそうだ。しかもうるさい。せっかくシャッター音が囁くようなのに、この巻上げ音で台無しで ある。フィルムカウンターは動く。

先回行ったとき、「またおいでなさい。」と歳とった社長さんが言っていたのを真に受けて新潟に来たついでにまた寄ってしまった。で、また買ってしまった。 ケースは500円であるという。ついでに買った。レンズキャップを付けてくれた。このレンズキャップがねじ込み式で装着すると薄くてなかなかカッコいい。 代金を支払ってケースに入れている時に「フィルターもつけてよ。」といってみたら中古の山の中に43mmの合うやつがあればいいという。探し始めるがUV フィルターの43mmがない。ところが、モノクロのイエロー、レッド、グリーンなどはあるのである。誰も使わないせいだろうな。そこで、イエローフィル ターをおまけしてもらう事にした。どのみちこのカメラ、モノクロ主体になるはずだからちょうどいい。さらにそれらを仕舞っていると社長さんがもそもそと安 物そうな小さなバッグを出してきた。おまけとして更に付けてくれてその中にカメラやストラップやフィルターを入れてくれるという。「この間このバッグを 10個も買って行った人がいた。まあ、450円だから。」などと話しながら。・・・・ヨドバシカメラなどでは絶対にこういう買い物は出来ない。マニュアル どおりである。こういったお店がどんどんなくなっていく。大資本の大型店ばかりが一人勝ち。なんとも味気ない世の中になったものだ。

でも、ヨドバシにも寄って本を買ってきたけどね・・・・。

新潟市の新潟県立万代島美術館に行って「7人の新潟の写真家たち」展を見てきた。これは超お薦めの写真展である。写真家が故人ばかりだなどと言わずに足を 運んだ方がいい。全編モノクロなので、モノクロに興味のある人には是非お薦めする。全部で370点あまりの作品を一度に見ることが出来る。7人とは岡田紅 陽・蕪木研爾・牛腸茂雄・堺時雄・濱谷浩・渡辺義雄・近藤福雄の各人である。牛腸茂雄についてはスライド上映がある。これで入場料が300円である。駐車 場の料金を払っても充分元が取れるのではないだろうか。僕個人の感想を言えば、岡田紅陽の富士山はまさに日本画のようだし、近藤福雄の佐渡の風俗は今でも 充分参考になる撮り方だと思った。一人ひとりが個性的でパワーがある。実に刺激になる。さらにその場で一人ひとりを比較できるというのがまたよい。いっそ う写真表現の幅というものを実感することが出来る。是非。


2005.3.7      お買い物

今日は新潟に行ってお買い物の日。下田村〜加茂市〜村松町〜R49〜阿賀野市〜新潟市というコースでのんびりと色々なところを見ながら。今日はもう春そのものの感じだった。

新潟に行く第一の目的は印画紙である。いつもの印画紙を使うのなら地元のカメラ屋さんに頼めばすぐ入るし僕も毎日のように顔を出しているので好都合なのだ が、4つ切り紙で色々なメーカーなり種類なりを見てみたかったのと値段がどのくらいか見ておきたかったのである。そしてあわよくば何か掘り出し物でもあれ ば、という魂胆である。
それからアグファのスカーラ200というモノクロポジフィルム。こいつを少し買っておきたかったのである。という訳で新潟駅のヨドバシカメラへ。印画紙の 20枚入りパックで数種類のメーカーの光沢・半光沢を号数を2〜4号をそろえつつ購入。100枚入りなどを買わないのは色々使ってみて素性を良く知ってか ら大量購入しようと思っているからである。そしてスカーラも棚に出ている5本全部買い占める。いやいや、相当の出費である。

次に行きつけのタカナシカメラ鳥屋野店に。ここではいつも中古レンズを物色するのだが今日もショーケースを覗く。でも目ぼしい物というか欲しいものがな い。なおも別のところを探しているとライカのスクリューレンズのエルマー50mmF3.5用と思われる金属製のレンズキャップを発見。

実は東京でエルマー50mmを買ったときにサードパーティー製のレンズキャップも一緒に買ったのだが、これがあまくてすかすかですぐに外れてしまって持ち 歩きにずいぶんと具合が悪い。何とかならないものかと常々思っていたところだったのだ。値段を見ると中古のくせして5000円である。いや、相場からして 決して高いわけではない。ライカの付属品なんてみんなこんなである。高いんである。このキャップだってたかがアルミで直径4cm×厚さ7mm程度の小さな ものに過ぎないのに。早速値段交渉すると4200円だという。僕が買ったサードパーティー製だって3500円したのだ。仕方ないところだろう。商品棚に並んで いた僕のエルマーと同じ型のレンズではまり具合を試させてもらってかなりぴったりして良いように思われたこともあり購入を決める。だが、ここで、ふとカウ ンターの上に載っている引き伸ばしレンズが僕の目に入った。

なんと前々から欲しかった(ネットで買おうか東京へ行ったついでに買おうかと思っていた)ELニッコール50mmF2.8ではないか。プラケースにちゃんと収まって鎮座しているが値段は貼っていない。これから決めて値段をつけるところなので あろうか?「これ、売りもんですか?」と即座に聞いたのは言うまでもない。売り物だという。「4000円くらいですか?」とたたみかける僕。4000円とい うのは店で売りに出すために修理していなければ決して店の損になる値段ではないはずだ。僕が4000円といったのは銀座のレモン社で同じ品物を4000円で売っているのを見た ことがあるからだ。一瞬3000円くらいに言っておけば良かったか?とも思ったが売り買い双方が納得できる値段ではないだろうか?とも思った。店の人はゴミ があるというけれど覗いてみると充分すぎるほどきれいではないか。曇りもかびもなくコーティングもしっかりしているように見える。美品といってもいい。先 ほどのレンズキャップと会せて8000円にしてくれるというので納得して買う事にした。そしてここでも先ほどヨドバシで見つけられなかった種類の4つ切り 印画紙20枚入りパック3つも買おうとレジに出して「古そうだからまけてくれませんか?」とお願いすると、期限切れ商品なので売れないのでただでもって 行っていいという。むむむ、ラッキーではないか!
と、欲しいものは手に入り、今まで欲しいと思っていて手に入らなかったものも手に入り、印画紙が期限切れとはいえただで手に入り、大満足の今日の買い物であった。

しかぁ〜し、実はこれらの他に余計なものまで手に入れていた僕であったのだった。
それはララピットというちょっと面白い中古カメラなどを置いておくカメラ屋にあった。面白くて寄りはするのだけれど宮沢りえのヌード写真集「サン・タ・ フェ」800円とか中古フィルター300円とかしか買ったことがないお店なのだけれど、聞けば何と今月末でお店を閉めちゃうのだという。中古カメラなどど れも3割引5割引なのである。中古カメラ好きの方は急いで行ったほうがいいかもしれない。新潟駅南口の交差点を渡ってすぐ左側にある。とにかくそこで僕が買ってしまっ たのがUSSR製カメラZORKI−4Kなのである。

うわ〜あ、僕もとうとうロシア製カメラに手を出してしまうようになってしまったのか。聞けばライカ病患者にはこういうロシア製カメラに手を出してしまう症 状が出てくる者が多々あるという。知らぬ間に僕も重症患者の仲間入りをしてしまったということなのだろうか?あな、おそろしや・・・・。
ジュピター50mmF2というレンズが着いていてお値段が12000円+消費税。セルフタイマーが壊れていて使えないのと、レンズ内におっきなゴミがあ る。さらにグッタペルカが少しはげかかっている。そのためにこんなに安いのだ。もう一台同じカメラがあってこちらは50mmF2に35mmF2.8レンズ 及び外付けファインダー付、ケース付、もちろんセルフタイマー稼動可。こちらは35000円。どっちみち20000円なんて出す気のない買い物である。安 い物の方がかえってファインダーの見えが良くてピントがあわせやすかったのが決め手になって12000円の方を買う事にした。実はこれに手持ちの広角レン ズと外付けファインダーをつけてピント2〜3m固定にしてパカパカ撮ろうというのである。  ライカスクリューマウントレンズはエルマー50mmとコシナ 製フォクトレンダー21mmを持っている。これが使える。(後で着けてみたら、エルマー50mmはピントレバーと無限遠ロックがマウントと干渉して使えな いことが発覚!あちゃ〜。でも50mmはジュピターが着いているからいいか・・・・。)
このカメラ、本家ライカと違って全然静かでもなければスムーズでもない。ギリギリギリと巻上げレバーを巻き上げて硬いシャッターを押すと、「スチャ」というジェントルな ライカとはまるで違う「ガシャ」という音と共にシャッターが切れる。まるでスターリンの革の重いブーツの足音のようである。(実際に聞いたことは無いけれ ど。)ネックストラップをつける金具も無い。
しかし、ファインダーに視度調整機能が付いていたり、シャッターのロックと巻き戻しのロックが兼用になっていたりとかシャッター速度ダイヤルが独特だった り、機械モノとしての面白さがいたるところにある。そして何より少々手荒に扱っても大丈夫そうな頑丈そうなところが良い。
早速何か撮ってみよう。むふふ。わははは・・・・。


2005.3.6    霧氷

 
朝起きてみたら霧。そして放射冷却現象で木々などにはびっしりと霧氷がついていた。朝程々の時間におきだしたのでほんとうの霧氷を見に行くことは出来な かったが自宅の庭木にも霧氷がついていたのでD100を引っ張り出して撮ってみた。ちゃんと撮れるところに出かけていれば今日はまたとないチャンスだった のだ。残念!

今日も今日とて撮影三昧。村上市の「町屋と人形祭」に行ってきた。日曜日で天気が良かったこともあり、大変な人出だった。観光バスでやってきた一群も居た。
村上は「町屋と屏風祭」やおしゃぎり祭などで何回か来ているので街の様子や地理が頭に入っているので今回は歩きやすく撮りやすかった。(いい写真が撮れた かどうかとは別の話だけれど。)それにしてもやっぱり珍味「鮭の酒びたし」製造元の「吉川」さんほどフォトジェニックなところもないだろう。観光客も一番 いっぱい。カメラマンもいっぱい。
今日のポジの出来上がり予定は火曜日の夕方だ。どんな写真が出来上がってくるのか?・・・実は今日はあまり手応えがない。それにつけても県展応募作品創作 の名目のもと毎日のように何本もポジフィルムを撮っているが、こんなことしていて本当にいいのだろうか?という気持ちはないではない。しかし、中途半端に はしたくないし、写真のことだけを考えている毎日は幸せでもある。


2005.3.5

結構ハードスケジュールな一日だった。朝9時に友人 宅へ、友人の車の後ろについて柏崎市のソフィアセンターで開催されている「私の尾瀬展」をみる。そこで友人と別れ、柏崎の海岸付近でスナップ。海岸をずっ と北上し、出雲崎の有名な切り妻屋根俯瞰ポイントで撮影。その後新潟市の雪梁舎美術館で友人が出品している絵画展があったのでそれを見る。ついでNST社 屋であった中條均紀さんの写真展を見る。ついでにNST近辺でスナップ。まあどんな写真が撮れたことやら。


2005.3.4

3月の声を聞いたというのに、雪、雪、雪でまだ真冬のようです。冬の間に雪の傑作が撮れていない僕としてはこの状態がもう少し続いてくれないかと願っているところです。

今日は下田村の奥の奥、遅場に行ってきました。数日前には手をつけていなかった山奥に続く道を今日は除雪していました。春に向けて真冬の間人の住んでいな いところには手をつけていなかったものを3月の声を聞いたので少しずつ除雪に手をつけ始めたのだと思いました。まだ道の両側は雪の壁です。遅場の集落に入 る手前の橋の上から川を見下ろしたら、川岸の木に数頭のニホンザルがいるのを見つけました。こんな雪の中でも元気です。いったいどこを住処にしているので しょうか?


2005.3.3

うわっ!自分で5000番のカウンターきり番踏んでしまった!!誰か楽しみにしていた人がいたならごめんなさい。

長岡の三八の市に行って来た。事前に市役所に問い合わせていたのだが、今日現地につくまでに更に3人の人に道を尋ねてやっとたどり着いた。来て見れば場所 は簡単だ。国道八号線を下りてすぐなのだから。三条二七の市に出ている果物屋さんが声をかけてくれた。聞けば長岡の五十の市にも出ているのだという。「五 十の市においでよ。待ってるよ。」といわれた。今日の三八の市は時節柄か店も客も出が少なかった。「ここは暇なんだ。」と先の果物屋さん。五十の市は何百 も店が出て賑わうのだそう。市の立つ場所が繁華街だからだろうか。是非行って見なければなるまい。


2005.3.2

リューズを引っ張り出して腕時計の日付を直した。昨日から直していなかったので日付は30日になっていた。しかし、早いなあ。明日は雛祭りだ。
今日は(も)朝市に行って来た。目が合うたびにやたらめったら挨拶したのだが、ここのところの日参のせいか顔を覚えられたらしい。話をしてみると、東京とかどこか遠くから 来ているのかと思われていることが多いらしい。新聞や雑誌関係の取材なのかと思っていた人も多い。すみませんねえ。そんなんじゃなくて。でも、撮る ことには単に個人的な理由だけでなくもっと意義のあることだと思っているのだけど。たった今はなんでもないかもしれないけれど。山古志の自然風景の写真が地震災害後以前とは違った意味を持つように なったこともこういったものを撮る意義の一例になるのでは、と。
それにしても、こうも何回も通って撮っている割には自慢できるようなものが撮れないのはどういうわけか。こうなったら意地である。これ!という一枚を撮るまでは。(わはは)
でも、今日は今まで話すことのなかった(できなかった)人たちと話すことができたのが嬉しかった。


2005.3.1

今日から3月である。僕の時計は自動巻きなので29日が出ているので直さなければならない。しかし、早いなあ。
今日はこれから暗室に篭ります。(って誰に言っているのかな?これだけですます体だったりして。)フォトコンテスト用のモノクロプリントの焼きである。日曜日の勉強会の成果が早速出るのか。乞うご期待。面会謝絶である。
 
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