あの、泡の湯だ。 乳白色のお湯が魅力なのか、山奥の秘湯というイメージが魅力なのか、大きめな露天風呂が魅力なのか。とにかく人気がある。 温泉のガイドブックや、信州のガイドブックには大抵、表紙や前の方のカラーページで紹介されているので『いまさら何を言わんや』って言う感じだろうか。 混浴の露天は大きめで開放感が溢れる。混浴ってなかなか女性には入りにくいものなのであろうが、ココではそういう抵抗はどこかに行ってしまうようだ。道路や泡の湯の客室から露天は丸見えなのに、老若男女分け隔てなく入浴している風景に会える。 |
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チョット温め・そのおかげで全身で浸かって何時間でものぼせることなく入っていられる |
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露天があまりにも有名な泡の湯だけど、内風呂もいい。混浴の露天風呂と内風呂は脱衣所が別々なので混浴露天風呂だけに入って内風呂に入らない人が多いようだ。 真っ白なお湯が有名な白骨だが、内風呂のお湯は透明だ。何でも、生まれたての新鮮なお湯は透明らしい。 内風呂にも別に小さな露天風呂がある。こちらのお湯は沸かしているのか混浴の露天より暖かかった。 |
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右が透明なお湯 窓の外に混浴露天と別に男女別の露天風呂がある | |
2000年5月 |
■泡の湯攻略法■ | |
混浴大露天、実は少し『深い』のである。 身長が174cmある僕がお尻を底に付けて浸かると“目”の所に水面がくる。 温めで長湯がしやすい湯船だからお湯の中で腰掛けてゆっくり浸かりたいとは誰でも考えること。でも、お湯が白くってどこに腰掛けるのにちょうどいい岩があるのか見当をつけるのは困難だ。しかも人が多いと腰掛ポイントを探して動き回るわけにも行かない。 混浴露天風呂最大の弱点は湯船の淵の部分に浸かりながら満足に腰掛けられる岩が水中にないことである。(3本ある打たせ湯の真中ら辺に1ヶ所あるけど) 唯一あるのは湯船を二分するかのように岩が配してあるのだがその周辺である。特に脱衣所側に腰掛けやすい岩が水中に密集している。もし、人の多いときに来てしまったら、最初からこのポイントを狙って浸かると長く快適に浸かれるだろう。 |