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露天風呂のあるデッキからの風景 空気の澄んだ日なら富士山も見えるらしい |
佐久、小諸、軽井沢近辺って、どうもコレっていう露天風呂がなくって、紹介出来る数が限られてしまっている。で、紹介するかどうか迷ったんだけれど紹介します。 悪い所。露天が樽風呂1つと、樽から溢れるお湯を受ける、石で出来た湯船だけ。狭すぎる。知らない人が樽風呂に浸かっていたら、ほかのすべての人は内風呂にいるしかない。内風呂の中では、次に誰が露天に入るか探り合っている感じで、いざ露天に入っても待っている人のことが気になってゆっくりと浸かれない。 いい所。お風呂まで旅館専用の登山鉄道でくるイベント性の高さ。登山鉄道の発車のボタンまで自分で押して走らせる。子供でなくともドキドキしちゃう。そして、露天風呂のあるデッキからの風景のよさ。旅館自体が山腹に位置している上に登山鉄道でさらに登るから、その眺望の良ったらない。佐久平の風景が遠目に広がるのを望むのは爽快。 悪い所。その風景が、露天からよく見えない。写真の通り、そこは広めのデッキになっているため、風景を見るためには樽の中で立ち上がるか、写真右側にあるデッキの手すりの所までスッポンポンで歩いて行かなければ、せっかくの風景を見ることは出来ないのだ。 誰もいなさそうな平日の早い時間を狙ってくるならおすすめ。それ以外はどうでしょ? |
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小さな露天風呂とそれを取り囲む贅沢過ぎるスペースを持ったデッキ部分。ここが全て露天風呂だったら最高なのにな。 | |
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露天へ向かう登山鉄道 | |
(写真は2001年6月に入れ替えました) 2000年4月 | |
それから約一年後また訪れてみてビックリ。露天と内風呂を隔てていた壁がなくなっていたのだ。(二番目の写真)左手の露天の樽風呂と右側の内風呂は壁のようなものがあり写真のように開放的でなかったのだ。おそらく気候的に暖かくなったための期間限定的な処置だと思うのだが、こうなると内風呂も半露天風呂だ。 樽風呂は相変わらず小さくって快適ではないが、寒い時期に来た時は場所をとりすぎていると思ったデッキ部分が暖かくなると快適なスペースに変化していた。素っ裸でベンチに腰を据えて日に当たるもよし、寝転ぶもよし、柵から風景を遠望するもよし。快適!! 以前書いたことは訂正。来るなら露天を隔てる壁がなくなった暖かな時期だ。 |
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2001年6月 |