AVアンプ
2009.6.18 せっかくフルハイビジョンテレビとBDレコーダーを買ったのに、以前から使っていたデノンのAVアンプが壊れてしまった。 リモコン操作ができないのと、本体でも音声入力の切替えができない。 たまに動くことがあるので、修理に出しても正常で戻ってくる可能性があり、我慢して使っていたが、数日続けて操作不能になったのでメーカー修理に出した。 10日ほど経ってから連絡があり、正常とのこと。残念。向こうでは動いたようだ。 引き取って家で使ってみると、しばらく正常に動いたが、その日のうちに動かなくなった。 軽く叩いてみたら動いたので、接触不良のようだ。 しばらくするとまた動かなくなる。軽く叩くと動く。・・・を3回くらい繰り返していたら、叩いても動かなくなった。 この状態で修理に出せばよかったかも。 このAVアンプは、4年前に購入。引っ越すまで半年程保管し、使い出してから半年ぐらいでリモコン操作不能、ディスプレイ表示不能になり、修理(はんだ付け不良)してもらったことがあり、今回の不具合は2度目。 前回の修理から3年も経っているが同じ内容なので、Kジマの担当者は修理代無料の期待を込めて伝票を作成してくれた。結局、正常で戻ってきたが。 どうも物が悪かったようだ。 大画面テレビとBDレコーダーを買ったばかりで、できれば出費は抑えたくて修理に出したが、再度修理に出しても正常で戻ってくるかもしれないし、修理代が2万円以上かかるようなら、数万円追加すれば新しいのに買い替えられるし、修理してもまた壊れるかもしれない。 ということで、再修理の依頼はやめて新品を買うことにした。 ヤマハ AX−V565を購入。(2009年4月発売) KデンキWEBで4万4820円。(定価6万1950円) K電器とKジマの店頭には置いてなかった。 AVアンプコーナーは、なんか寂れている。 4年前、AVアンプとスピーカーを買った時は、いろいろ置いてあった気がするが。 あの頃はホームシアターが流行っていたのかな。 テレビコーナーではすぐ店員が声をかけてくるが、AVアンプコーナーでは全く気にかけてくれない。専門知識がある店員がいないのかも。 多分ネットの方が安いと思い、6月13日にネットで注文。 在庫は無く、取り寄せになっていたので、2週間ぐらいかかるのかと思っていたら、5日後の6月18日に届いた。とても早くて嬉しかった。 便利な点 ブラビアリンクに対応している。 テレビの電源を入れるとアンプの電源も入り、テレビの音声出力設定がテレビからアンプに切り替わるので、テレビから音声が出なくなり、アンプを通して各スピーカーから音声が出る。テレビのリモコンで音量調節ができる。 テレビの電源を切ると、アンプの電源も切れる。 BDレコーダーにすると映像と音声がBDレコーダーに切り替り、テレビにすると映像と音声がテレビに切り替わる。 これで、まゆが操作を間違えて大音量を出し、ビックリさせられることも無くなる。 チューナーも付いているから、ラジオを聴きたがっていたまゆの希望も叶う。 BGMで音楽を流していると、ゆったりリラックスできて、とてもよい雰囲気。 7chエンハンサーモードで再生すると臨場感があり、良い感じ。 気になる点 サラウンドで再生しているのか擬似サラウンドで再生しているのかわかりにくい。 デノンはAAC、ドルビーデジタル、DTSのランプ点灯やMPEG2AAC、ドルビーD、ドルビープロロジックU等の表示があるので分かりやすかったが、ヤマハは入力先と再生モードが一度に表示されないので、わかりにくい。 AACモノラルの入力信号の再生が、フロント左右のスピーカーのみになる。(再生スピーカーの表示は左右フロント、センター、左右サラウンドスピーカーの5個点灯している。) デノンではセンターのみだったし、価格コムの書き込みでも、ニュース番組のアナウンサーの声がセンターから出ないのはおかしいとある。 自分としては、センターだけでは音量不足になるので、フロント左右から出ても構わない。左右のスピーカーから音が出ていても、モノラルの音は中央から聞こえるし。 たとえば、最近録画した「小林サッカー」がAACモノラルであり、センターだけの出力ではものたりない。 ちなみに、AACモノラルをドルビープロロジックUで再生すると残響音があるのか、少しエコーがかかったようになる。いちいちAACモノラルの時だけストレートモードに切り替えるのは面倒なので、これが気になる人には向かないかも。 選択理由 デノン、オンキョー、ヤマハ、ソニーの中で、どこにするか悩んだが、価格コムの情報を参考にしながら選んだ。 始めてAVアンプの取扱説明書を見たときは、すごく分かりにくかったので、使い慣れたデノンにしようと思ったが、ブラビアリンク対応じゃないので、パス。 オンキョーも同じくブラビアリンク対応じゃないので、パス。 テレビとBDレコーダーがソニーなので、ソニーにするのが無難だが、少し古い機種みたいなので、パス。(番組のジャンルに応じて再生モードが切り替わる設定があるが、便利なのかよく分からない。) 待機電力が3W以下と他のメーカーより格段に少なくて、チューナー付き、ブラビアリンクに対応しているヤマハに決定。 音声再生モード 取扱説明書を読んでみると、どのメーカーも音声の再生プログラムの設定がとても分かりにくい。 例えば、見ている番組によっては、5.1chサラウンド信号だったり2chステレオ信号だったりする。 信号の種類によって、サラウンド再生したり擬似サラウンド再生したりするように設定したいのだが、サラウンド再生の種類と擬似サラウンド再生の種類や設定が別々に書いてあり、連動するのかしないのか分からない。 多分、どのメーカーも連動すると思うが(そうじゃないと使い難い)取説から読み取れない。 ヤマハは、音場プログラムとサラウンドデコーダーの関係がさっぱりわからない。まず言葉の意味がわからなかった。もう少し分かりやすい説明にならないものか。 使ってみて気づいたのは、 5.1chのマルチチャンネル信号は、そのまま出力。2ch以下の信号を、6種類ある擬似サラウンドのどれにするのか指定するのがサラウンドデコーダー。 サラウンドデコーダーで再生する音をそのまま出力するか、スペクタル、SF、アドベンチャー等、映像用と音楽用に用意された16種類の味付けをするのが音場プログラムのようだ。 サラウンドと擬似サラウンドの再生は、入力信号に応じて切り替わっているので一安心。 他に、入力された信号をそのまま出力するストレートモード。なにしろ2chにするステレオモード、残響効果なしでダイナミック5chにするエンハンサーモードがある。 テレビ、BDレコーダー、チューナー等、入力ソースごとに設定できる のは便利。
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