2005年4月

4月27日

◎時計
最近、腕時計の調子がとても悪いです。数年来タグホイヤーのs/elを愛用していますが、丁度一年前の日記(4/11)にあるように水没して修理をした後、時間の狂い(元々自動巻なので精度は良くない)やリューズで巻き上げないと半日くらいで止まってしまうことが多くなり、まだ朝だと思って寝ていたら昼過ぎだったり(実話)何かと困るので・・・この度新しく購入することにしました。

光り物好きの御用達といえばやはりルミノックスですね(^^
トリチウム発光の物では本家以外にもS&WやTraserのブランドで出ていたりします。わりとミリタリー系が多いので悩みましたが、スーツを着た時にもそれなりに見える方が良さそうなので、Special Forces 302 を購入しました。平行モノなのでいわゆるT25マーキングのないタイプになりますが、まあそれほど神経質になる事もないでしょう。

s/elが男女兼用サイズで小振りだったため、Luminox302はやたら大きく感じます。デザインは他のダイバーやステルスなどと比べると大人しいと思いますが、私自身、腕が細いほうなので、はめてみると妙にゴツい気がします。慣れでしょうけどね・・・・

ちなみにスペックは
文字盤:φ30,ベゼル:φ40,重さ:180g
オールステンレス,ルミブライト(3H)トレーサー・ドット装備
200m防水 などなど

4月9日

◎最新DCDCコンバータ

CR123Aの1セル or NiMH2セル用に限定製作したROF-CV01Dはまずまずの出足でした(限定数で本当に申し訳ないです)。
Rev.2として追加製作のほうも検討しておりますので・・・m(_ _)m

さて、リニアテクノロジの最新DCDCコンバータからLEDライトに使えそうな物をサンプル的に入手してみましたので簡単にご報告します。



写真左側がLT3479、右側がLTC3216です。

まず右側のLTC3216について。
特徴はLED向けに開発されたチャージポンプ方式である点でしょうか。コンバータを組む際にどうしても回路スペースを喰うインダクタが不要になるため、基板面積をとても小さく仕上げることが可能だと思います。
動作は昇降圧タイプで入力電圧範囲は2.9〜4.4Vとなっています。
3Vリチウム一本で使うには入力範囲が狭いのでちょっと厳しいのでが、リチウムイオンバッテリーで使うにはドンピシャでしょう。
ICと基板のコンパクトさを活かすならCR2やCR123A互換サイズのリチウムイオンバッテリー用コンバータなど良さげです。
しかも最大1Aまでの定電流出力が可能でパワーLEDも余裕でドライブできるという点と、電流設定を切り替えるためのピンがしっかり用意されていることから、照度コントロール付きのライトを作るのも容易でしょう。
ですが写真を見てわかるとおり、4×3mmのDFN(DE)パッケージというやたら小さくリフロー前提のパッケージであるため、手作業でハンダするのは至難の業です。クリームハンダで何とか位置決めしてヒートガンで溶かすしかない・・??

次に左側のLT3479。
こちらは先程のLTC3216のようなDFNパッケージの他にSSOPも用意されているので、そちらを発注しました。(それでも0.65ピッチですが)
普通?のスイッチ内蔵型コンバータなのですが最大スイッチ電流は3Aと内蔵スイッチタイプとしてはかなり強力です。
入力電圧範囲は2.5〜24Vとかなりワイドになっています。また、スイッチング周波数は外付け抵抗によって200kHz〜3.5MHzの範囲で設定することができます。
入力電圧範囲の広さとスイッチング電流がとても大きいことから、LEDライトに使うなら3Wや5Wの素子をオーバードライブで激烈な明るさ(笑 を目指してみたいものです(^^;
こちらもコントローラによる照度調整を組む事はそれほど難しくないでしょう。

写真のとおりどちらも放熱を効率的に行うため、IC下部にはGND/放熱用パターンを用意しなければなりません。


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