ちょこっと行って来る温泉


    No.26-1  やくらい高原温泉 薬師の湯   



         本日はお手軽に、家の近所の笹倉山に登りました。
    で、ここは南川ダムの直ぐ近くでありまして、と、言う事は、先週この界隈を攻めてしまっている訳です。
    なので、近場には手頃な温泉は残っていないのであります。
    で、んじゃぁ、ちょっと走って行くとして、どこへ行く?となった訳であります。
    うーん・・・じゃぁ、雪降ったらトレッキングに行く予定の「やくらい山」の下見を兼ねて、やくらい温泉に行ってみますか、と。
    ここは超有名どころでありまして、土日祝日はそれはそれは混んでいる訳であります・・・温泉ハンター始める前にも何度か来ている訳であります。
    で、巨大な健康ランド風の、これと言ってあまり個性の無い、捕らえ所も無いお湯なのでありますが、まあ、それでも天然温泉でありますから・・・。
    木戸銭は800円と、ちょっと高級思考であります・・・特筆すべきは、下足のロッカーが10円とリーズナブルな事でありましょうか。
    お風呂は沢山あるのですが、平日の客が少ない時にはメインの浴場一カ所のみの運用となっているようであります。
    こちらは大浴場と、大きな露天岩風呂があります。
    で、内風呂は、ほのかにカルキ臭などを漂わせ、加水・加温でありました。
    が、露天の方は加温では有りますが、源泉のみで加水はされていないと言う事であります。
    入り比べてみますと、確かに露天はお湯が濃いような感じがするのでありますが、お湯の成分濃度が11000と言う超高濃度を感じさせるモノではなかったと言うのが私の正直な感想でござりまする。
    いやぁ、しまったぁ・・・風呂から上がってから気付いたのでありますが、隣に「やくらいウオーターパーク」と言う施設が有ったのであります。
    で、温水プールだろうと思って無視していた訳でありますが、そこの二階には、立派な温泉が有ったのでありました。
    しかも、泉質・成分は一緒・・・源泉が一緒だと思います・・・で、料金は600円なのでありました、と。
    高張性と言うのでありますが、肌に感じる浸透圧には・・・いや、本当に感じるかどうか知りませんけど・・・高張性の片鱗を感じる事は無かったのであります。
    なんだか、気のせい以上にカルキ臭が気になって、落ち着かなかったと言うのが正直な感想で有りました。
    平日で雨降りと言う事も有りまして、かなり広めの風呂に客は常時3〜4人と空いているのは良かったのでありますが、惜しいなぁ・・・。

    やくらい高原温泉 薬師の湯 入り口

     薬師の湯・・・うんちく

     源泉   30度(中性pH7.5) 無色 やや塩味・石灰質のざらつき 概ね無臭(。
     泉質   塩化物泉 高張性
     成分   カルシウム・ナトリウム
     効能   神経痛・リュウマチ・切り傷・疲労回復・疣痔
     飲用   不可
     入湯料  800円 駐車場あり  シャンプー・石けん あり 手ぶら可 


    No.26-2  平沢温泉 かっぱの湯   



         何となく、相当にぐったりしてしまったのでありますが、帰り道にもう一湯有ったのであります・・・ふうっ。
    いや、無理して入らなくても、楽しみでやっている訳でしょ、と言う事でありますが、しかし、この機会を逃せば、一湯の為にここへ回って来る事はあり得ないな、で寄り道してみました。

    平沢温泉 かっぱの湯 入り口

     さて、私の手持ちの2006年版の音せん案内には木戸銭400円なり、となっておりましたが、只今は500円でタオル付き、となっているのでありました。
    いや、タオル付きと言うのは良いかも・・・ホントーの手ぶらでひとっ風呂が行ける訳でありますから。
    で、1日入浴券は1000円なんでありますが、3時間券が500円なのであります・・・良心的と言える、と思いますが如何でしょうか?
    ロッカーは薬師の湯もいっしょで、100円入れるけれども帰りに戻って来るタイプであります。
    で、風呂場に入ってみますと、昨日から冬休みになった子供が遊びに来ていて、7〜8人と、大人も5〜6人ほど居りまして、なんとなく混んでいる気分でありました。
    被り湯をザバッとひっ被りまして、メインのお風呂へ・・・程良い温度で、入った瞬間に僅かに感じるつるり感・・・あっ、アルカリ泉か?と。
    さて、ガキ共がごちゃごちゃしていたのは僅かの時間でありまして、子供といっしょに数名の大人も引き上げたものですから、ぐーんと快適、ゆったりになった次第であります。
    こうなると好感度はズズズズーンと上がるのですねぇ・・・我がままで、テキトーなんであります。
    で、残念な事に、今年買い求めた昨年版のガイドブックには記載されている露天風呂が見当たらないのであります。
    で、ガラス越しに見える表に、ああ、たぶん埋められたのかなぁ、と窺える、それらしき跡が・・・残念。
    しかし、二つ有る大きな浴槽は、右がやや温度が高めの普通の湯で、左側はアレコレと工夫を凝らした仕掛けのある湯でありまして、暇つぶしには困らない所は評価に値するのであります。
    左側には泡風呂やら、ジェット風呂やら、流水風呂、打たせ湯と取り揃えてあります。
    で、風呂の深さがちょっと深めなんであります。
    例えば、ジェット風呂のマッサージ効果を得ようとその場所へ立ちますと、なんとも微妙に私の股間にぶら下がっているモノを刺激する訳であります。
    まあ、たまさか私の身長でそのようになるだけで、もっと大きいか低い人は何ともないのだろうと思うのでありますが、アレはなんとも、妙でありました。
    で、微温と言う湯船が有りまして、微温と言うのに惹かれて足など突っ込んでみますと、見事にタダの水な訳であります。
    但し書きに拠れば、温度は20度と・・・水じゃんかぁ、であります。
    しかし、温泉で適度に火照った身体を沈めてみますと、冷たいのは一瞬でありまして、後は何とも無くなるのであります・・・湯当たり気味には最高でありますね。
    いや、これは単にサウナ用の水風呂だとは思うのでありますが、まあ、心頭滅却する練習に是非皆様も、と御勧めする次第であります。
    お湯は、どちらかと言えば素直な単純泉でありまして、癖も無く、でありますから、特徴も無く、まあ、湯船の面白さが際立つ温泉であるな、と。
    まあ、やっぱり、大きな有名なお風呂に、妙な味や個性を求めてはダメな訳でして、そう言う所へ行っちまったら、そう言うもんなんでありますね。

     かっぱの湯・・・うんちく

     源泉   40度(アルカリ性pH8.5) 無色・無味・無臭 
     泉質   単純泉 
     成分   ほとんど無し
     効能   神経痛・リュウマチ・疲労回復・疣痔
     飲用   不可
     入湯料  500円 貸しタオル付き 駐車場あり  シャンプー・石けん あり 手ぶら可 


     この話 完。


    まあ、ネタは新鮮ですが信憑性は・・・?


    行った温泉について 質問を承っております


    INDEXに戻る 次のページへ