徒然なる侭に 温泉探訪
泉ヶ岳温泉 スパ泉ヶ岳
苦節三年・・・ようやく入る事が出来ました
一年間に何度この温泉の前を通過するんでありましょうか?
我が家から2番目に近くて、そのくせ、一番入りづらい温泉だったスパ泉ヶ岳へ、ようやくの事で辿り着いた訳であります。
まず、私の休みの日である木曜日が定休日と言う事でありますから、それだけでチャンスはがっくりと落ちるのであります。
そして、私のもう一つの休日である日曜日には、この温泉の入浴料が1500円にも跳ね上がっていた訳で、それも大きなネックでありました。
で、その料金の問題は今は過去形でありまして、昨年一時期休業し、リニューアルオープンしてからはいつでも700円で入れる事になっているようであります。
そんな訳で、700円の入浴料でもおっさんには一寸高いくて痛いのでありますけれども、まあ、しかし、一度は入らないと気がすまない訳でありますから。
スパ泉ヶ岳 能書き その1
まず、広い駐車場と割と立派な外観は、なんとなくスーパー銭湯の様相なのでありますが・・・中もやっぱりそんな感じでした。
で、ロビーから脱衣場へ行きますと、100円は入れるけれども帰りには戻って来る形式のロッカーがあります。
ロッカーは大小取り揃えてある所が親切で、スキー帰りのモコモコジャケットのお客さんには、大型のロッカーはとても有り難いと思うのであります。
で、ロッカーを褒めたら、次はけなす訳ですけれども・・・脱衣場から見えるドアがいくつも有るのですが、どれが風呂へ通じるのか、案内表示が無い訳です。
まあ、おっさんは自称温泉ハンターでありますから、そこは勘で判るんでありますが、田舎の爺様などはウロウロするのではないのかと心配です。
さて、風呂場には「湯船に入る前に金弾洗え」と書いてあるので・・・いや、もう少し上品でしたが、なんであれ身体を洗ってから湯船に入れ、とある訳です。
しかし、言いたい事は判るんでありますが、風呂場の温度が結構低くて寒いのであります。
おっさんは律儀にお湯を被って身体を荒い、序でに薄くなった頭髪なども洗ってから湯船に侵入した訳でありますが、それまでとても寒かったです。
スパ泉ヶ岳 能書き その2
そんな訳で、冷え冷えの身体を湯に沈めてみますと・・・ん?温泉・・・なのである、よなっ?
と、言う感じでありまして、壁に掲げてある「天然温泉」の文字ほどには、それを感じるお湯ではないのであります。
で、その原因なんでありますが、明確に感じる塩素系の匂いが問題なのではなかろうかと思う訳であります。
で、風呂場の壁には、カルシウムを多く含む等張性の塩泉である、と能書きが書かれている訳でありますが、舐めても塩っぱく無いし、カルシウムのエグミと言いますか、ザラザラ感と言いますか、そのようなモノを感じない訳であります。
で、アルカリ泉であるぞ、と言われれば、微かにツルリ感が無いことも無いのでありますが、それもシロートには判らない程度で有りました。
うーん・・・と、頭をひねり、唸りつつも大浴場からガラス越しに見える露天岩風呂へと移動であります。
さて、露天風呂の雰囲気はまずまず、他に客が居なかった事も幸いしてのんびり、ゆったり感を楽しめるロケーションでは有りました。
が、しかし、こちらのお湯の方がより明確に塩素の匂いを感じる訳でありまして、おっさんの評価は、天然温泉としては最低ランクだな、となってしまった次第であります。
おそらく、お湯の素性に偽りなど無く、成分表の表示から窺える通りにそこそこのミネラルやイオンなどの含有量を持つモノなのでありましょう。
が、しかし、これはおっさんの推測なんでありますが、湧出量がとても少なく、スパ泉ヶ岳の大浴場の湯量を賄うには厳しいモノが有るのだろうと思う訳であります。
と、言う事で、何処にも源泉掛け流しなどは謳っていない訳でありますが、しかし、それにしても近来まれに見る塩素の匂いを感じた温泉で有りました。
なんだか、こういう風な感想と言うのは書いて良いものかドーか、ちょっと迷う所なんでありますが、まあ、感じたままを正直に書いている訳で、文字で書くと残ってしまうので一寸アレですけれども、一応公開されているHPではありますが、鼻くそみたいなもんだと言う事で、良い事にしてしまう訳であります。
「スパ泉ヶ岳」・・・うんちく
源泉 単純泉(塩泉)
泉質 塩化物
成分 ナトリウム・カルシウム
効能 神経痛・リュウマチ・疲労回復・切り傷・慢性皮膚病・疣痔
飲用 不可
入湯料 700円 タオル販売あり 手ぶら可
特記事項 宿泊可 食事処あり
まあ、ネタは新鮮ですが信憑性は・・・?
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