徒然なる侭に 温泉探訪
天童最上川温泉 ゆぴあ
想像を超えた岩風呂は必見でしょう
まあ、スキーや山登りなどに行ったついでにチョコッと立ち寄ってみたくなるのが温泉でありまして、冬は特に良い訳です。
が、しかし、寒いと風呂に入りたいなと思うのはおっさんだけでは無いようでして、冬の温泉と言うのは真っ昼間からけっこう混んでいたりする訳です。
そんな訳でおっさんとしては、小さな鄙びた温泉が好きで探していた訳でありますが、冬には混む、と言うイカンともし難い事実を避ける術として、大勢の人が訪れてもびくともしない程大きな温泉も標的にする事を覚えた訳であります。
で、心情的にはなんとなく小じんまりとして趣きのあるモノが良いと思って信じていた訳ですが、近頃の大型温泉施設は侮れないぞ、と言うのも実感として思う訳で、この度の「ゆぴあ」に立ち寄った訳であります。
前置き終わり
さて、天童から最上川沿いと言うと、近そうだけれども、そうでも無いかも知れない微妙な距離で、おっさん的には仙台に戻るのには遠回りだなと思ったのだけれども、意を決して行ってみた訳です。
で、辿り着いた大きな駐車場は夕刻と言う事も有って大混雑していた訳です・・・いや、停めるとこ見つからない程ですから。
ウヒャァー、と思いつつも一風呂浴びたい一心で我慢して中に入った訳であります。
いや、駐車場もでかかったんですけど、建物も風呂もでかくて、混んでいるのは間違いないんでありますが、窮屈感や混雑感はほとんど感じないのであります。
洗い場もほとんど塞がっている風に見えたのでありますが、よく見れば何処か此処かに隙間が有って座れるのであります。
そんな訳で湯量豊富で勢いの良いシャワーなども気持ち良く、さっさと身体を流して湯船に突撃でありました。
天童最上川温泉 ゆぴあ 外観
さて、お湯でありますが・・・ナント申しましょうか・・・残念ながらお湯そのものには感じるモノは無いのであります。
無色透明のお湯は素直でありますが、単純泉の、良く言えば癖の無いお湯、悪く言えばただの井戸水、と言う事になるかと思う訳であります。
しかし、だだっ広い湯船は浸かっていて気持ち良く、開放感と言う点では他を圧倒するモノでありまして、決して悪い感じの風呂ではありません。
で、思うんでありますが、温泉成分の違いに依る効能なんて、恐らくは「信じる者は救われる」の類いでありましょう、とおっさんは思う訳で、開放感を味わってリラックスできると言うのは、とても立派な効能であるな、と思う次第であります。
さて、開放感抜群の大浴場から露天岩風呂に移動してみて、ブッ魂消ぇ、であります。
いや、こちらの露天風呂は、とにかくひたすら広い訳であります。
どのくらい広いかと言うと、あっちからこっちまで20メートル以上は有るんじゃないか、で、ここから向こうまでは10メートルも有るのかなぁ、と言う程、ほとんどプールの広さであります。
で、コレが露天でありまして、ズズーンと空が見えるのでありますから、それの開放感は底抜けであります。
へぇぇぇーっ、こう言う風呂の楽しみ方もまた趣きがあるもんだなぁ、と、感心して帰り道が遠い事も忘れじっくりと長湯をしてしまった次第であります。
いや、おっさんがナニかした訳でもないのでありますが、だだっ広い露天風呂に入っている間中ほとんど一人だった訳で開放感は絶頂を迎えたモノと思われます。
で、おっさんの観察の結果、入浴料が300円と安いので近郷近在の人達が銭湯代わりに利用している風でありまして、平日の夕方なんぞは混んでも長居する客ではなく、さっさと風呂を浴びて帰って行く人達なのであるな、と思ったのであります。
いや、ホントーがドーか、分からないけどね。
で、コレだけの施設でありますから、休息所・飲食施設・マッサージなんかまで有ったりして、一日楽しめるようでありました。
おっさん的には泉質云々は置いといて、露天風呂の開放感を得る為だけにわざわざ仙台からで向く事も吝かではないな、と言う程に、なんだか気に入っちまった大型温泉娯楽施設でありました。
「最上川温泉 ゆぴあ」・・・うんちく
源泉 塩化物泉(塩泉)
泉質 塩化物
成分 ナトリウム・カルシウム
効能 神経痛・リュウマチ・疲労回復・切り傷・慢性皮膚病・疣痔
飲用 不可
入湯料 300円 タオル販売あり 手ぶら可
特記事項 食事処他 なんでもあり
まあ、ネタは新鮮ですが信憑性は・・・?
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