ちょこっと行って来る山登り


    No.29 岩手山 2038m・・・(岩手・八幡平山系)




            山 高きが故に尊からず・・・しかし高い山はきつい

       ほんとーは朝日連峰なんか夢見ていたんですけれども、前日に通過した低気圧の影響で新雪が有るだろうなぁ、そして、28日は平日だから入山者は居ないだろうなぁ・・・独りでラッセルして大朝日岳までは、無理だよなぁ。
    と、言う事で、んじゃあ、そこそこボリュームの有りそうな、さりとて重すぎない、私に丁度手頃な山はと言う事で、岩手山なんかを選んでみた訳であります。
    しかし、まあ、山の標高ときつさはやっぱし比例するんでありましょうか?2000mは、結構きつかったです。

     
    馬返しキャンプ場・駐車場から岩手山を望む(標高600m)

     9時半出発。
    さて、どうせ八合目の避難小屋泊まりなんだから、そんなに慌てて行っても小屋で時間を持て余す、と言う事で、家を出たのが7時でありました。
    平日なので高速道路1000円ぽっきりにはならない日の為とても空いている東北道を滝沢インターまで行き、ちょっと走ってひょいっと曲がるとすぐ、馬返しのキャンプ場であります。
    これが満車になったらアクセス道路がパンクするな、と言う位に広い駐車場の一等席に車を停めますと、先行者と思しき車が既に一台停まっておりました。
    私もそそくさと支度をして、でも天気が良くて暑くなりそうなのでオーバースボン無し、長袖Tシャツの二枚重ねで出発でありました。
    キャンプ場の中を抜けて行くんでありますが、まだ営業開始していないようで、ほとんどの施設の扉にシャッターが下りていました。
    で、登山届けを出す箱のそばに東屋がありまして、薪が沢山積んであったのであります。
    その薪には「八合目避難小屋は薪不足のため、持てるだけで構わないので背負って行って下さい」と書かれていた訳であります。
    そこで私も一束くらいなら持ってみようかと思ったんでありますが、既に22キロになっている荷物に薪を一束乗せるのは精神的にちょっとなぁ、と言う事で諦めた訳であります・・・まっ、薪は無いものと思って、寒さには自力で耐えると言う事で行きましょう、と。
    で、結果オーライな訳ですが、八合目避難小屋のストーブは撤去されていて、陰も形も無いのでありました。
    で、話しにはまだ落ちが有りまして、翌日、29日には「薪を背負って行ってくれ」の張り紙は撤去されていたのであります。
    あれは、私独りを狙ったシャレだったんでありましょうか?真に受けて背負って登った人が居たらさぞかし怒り狂った事であろうと想像する訳でありますが、小屋の回りには散乱した薪は無かったので、その様な人は居なかったのかも知れません。

    0.5合目というのは、必要な表示なのでありましょうか?

     まず、歩き出しからけっこうな急坂でありまして、遠くから眺めて描いたイメージ通りであります。
    ご愛嬌の0.5合目を通過して、一合目に辿り着いたのが一時間後でありました。
    へえっ?一合に一時間と言う事は、八合目には何時に着くんだぁ?
    その後登って行きますと、今度は「二合五勺」が出て来るんでありますが、表示の曖昧さは距離にも通じるものが有るようでして、要するに適当なようであります。

    三合目を過ぎると溶岩の岩場と雪が混じり合います。

     一合目の少し上からぼちぼち残雪の上を歩く事になったのでありますが、時折新しい踏み跡を見る様になりました。
    たぶん駐車場の車の主だろうな、独りみたいだな、日帰りなら早出したんだろうな、などと想像しながら歩いて行きますと、二合五勺のちっと先で下って来る爺様に出会いました。
    ちょっと散歩がてら三合目まで行って来た、との事で、私の重装備を見て、小屋に泊まるのかね、と聞いて来ました。
    で、爺様は岩手山に詳しいらしく、八合目よりも九合目避難小屋の方が新しくて快適だぞ、とアドバイスをくれました。
    そして、今歩いている旧道の脇に沢を埋めた雪渓が頂上まで続いているから、それを直登するのが一番早い、と教えてくれたのであります。
    ああそうですか、んじゃぁその線で行ってみます、どーもありがとうございました、と、礼を言い沢に出て見た訳であります。
    しかし、確かに雪は豊富に有り、間違いなく直登で、通称「お鉢」まで行けるであろうと思うのですが、あまりにも急なんです。
    しかも、斜面全般に立ち木がほとんど無いと言う事は、どう言う事なの?であります。
    デブリも滑った雪の跡も無く、至って平穏に見えるので、雪崩の危険は無さそうでありますが、しかし、滑って転んだらどんだけぇー・・・22キロを背負って、オモチャのピッケルで止るはずも無い、な、と。
    すぐに岩と雪の混在する旧道の夏道に戻りました・・・冗談じゃねぇ、と。
    しかし、昨晩降ったらしい中途半端な新雪は、岩と岩の間に落とし穴を作り、サラッと積もった場所では下地の火山礫が足をすくう訳であります。
    いやぁ、とんでもねぇ所に来ちまったよ・・・うひゃぁ、おまけに吹雪いて来ましたよ、と。
    これで全編に雪が有ればアイゼンを履くんでありますが、所々岩場であったりザレ場であったりと始末が悪い訳であります。
    軽装で登って来ましたが、1500m辺りから本格的な吹雪模様になり、ジャケットを着、軍手を冬用のグローブに替え・・・オーバースボンはどーすっかなぁ?と、迷っていると、風は強いままでありましたが、雪が止んだんであります。
    まっ、真冬の寒さとはひと味違うし、行っちまえ、と、歩き出した所で吹雪模様がぶり返しました・・・ズボン濡れるの嫌だなぁ、と。

     途中隠れる所も無い吹きっ晒しの斜面に、なんとかザックを降ろせる岩場を見つけまして、お茶を2杯飲み、おにぎりを2個取り出してポケットに入れ、齧って歩きながらの昼飯でありました。
    いやぁ・・・山の厳しさは標高に比例するかもなぁ、山高きが故に尊いかもなぁ、そろそろ苦しい時の応援歌、巨人の星の出番だなぁ、ふぅふぅぜぃぜぃ、思い込んだぁらぁ試練の道を〜ほとんどバテバテであります。
    しかし滝沢村の自衛隊の演習場の大砲の着弾地が間近、目の下に有る訳で、ドドーン、ビッシーンと、もの凄い音が響いて来るんであります。
    真っ黒くなった所をジーッと見ていますと、微かに炎が見えるんでありますが、その後、ちょっとの秒差でドドーンと来るんであります。
    なるほどなぁ・・・爺ちゃんはこう言う感じで戦地で行軍していたんだろうなぁ・・・白米のおにぎりを食っている私は、幸せ者だぁ、なんちゃって。

     六合目からは本格的な雪面の登りになったんでありますが、中途半端な岩場の通過が祟って、アイゼンを装着しないまま急傾斜に突入してしまった訳であります。
    うひゃぁー、しまった事をしたわい、と思っても後の祭りでして、斜面で荷物を下ろしてアイゼンを付ける事など出来るはずも無い訳です。
    ピッケルを両手で握り、斜面に突き刺し、右左と一歩づつ、キックステップ二段打ち、三段打ちで確実な足場を刻んで登るしか手は無い訳であります。
    それにしても、岩手山は登り始めたら何処にも緩斜面が無く、急登に次ぐ急登でありまして、可愛いねっ、CUTEなんちゃって。

    やっと平坦な所に出たと思ったら、小屋が見えました・・・助かったぁ。

     白神岳に行った時にも思ったんですが、泊まりの道具を背負った山行と、日帰りの軽荷の山行では、同じ斜面でも難度が変わると思うんであります。
    軽荷だと滑らない雪面も、重荷を背負って踏み込むと、ズルっと来る訳であります・・・特に下りで強く感じるんでありますが・・・。

     さて、爺様のアドバイスでは九合目の避難小屋が快適との事でありましたが、もう私の燃料は切れかかっておりますし、風はピューピュー、雪混じりで、気温がぐんぐん下がっているのが分るんであります。
    日中の日差しで溶けた雪の表面が凍って、パリパリになって来たのであります・・・もう八合目避難小屋しか目に入りません。

     
    三階の明るい窓際を全部占領させて頂きました。

     2時00分、八合目避難小屋到着・・・雪で凍った戸を開けるのに10分掛かった。
    ガイドブックは3時間で着くと書いてあるんですけれども、雪道の分を割り引いても、遅過ぎますね。
    這々の体で小屋に逃げ込みまして、あと一時間歩けと言われたら、遭難していた、は、大袈裟ですが、しかし、かなり参っていたのは事実であります。
    やっぱり避難小屋は有り難い存在です・・・関係各位に全面的に頭を下げて、感謝ぁ、と。

    着替えて寝床も出来たので、早速、到着を祝して乾杯であります。

     たった独りを覚悟して来ている訳ですけれども、一説には200人泊まれるぞ、と言う程広い山小屋は、風の音などであっちこっちで妙な音などもして、中々に味わい深い不気味さを持っておりました。
    ラジオ掛けて酔っぱらって早く寝るのが一番なんであります。

    三階と言うよりは三段ベットでして、上り下りには度胸と技術が必要です。

     で、避難小屋の関係各位に感謝する事には吝かではないのでありますが、三段ベットの寝床の三階は、酔っぱらいや女子供にはちょっと厳しいと思うんであります。
    たぶん、そう言う人には下の階を充てがうんでありましょうが、まあ、古き良き時代の山小屋を思い出させる由緒正しい「岩手山八合目避難小屋」であるな、と。

    豪華な夕食であります・・・フルーツのデザート付きです。

     さて、喰って寝るしかやる事無い訳でして、独り宴会を午後3時半から始めた訳であります。
    で、腹が減っていたので、持ち入りミソラーメンなんか食べて、ビールを飲んで一眠りして起きて、晩飯な訳です。
    で、豪華な夕食には缶チューハイを添えた訳でありますが、山で開ける缶ビールは絶対に泡を吹くのに、缶チューハイは至って普通なんでありますね・・・なんで、ですかぁ?と。

     で、晩飯を6時に食べたら、10時頃にまた腹が減って起きた訳であります。
    この小屋は水の汲み置きが20リットルタンクで10本も有ったので、有り難く使わせてもらって、シチューなど(レトルト)を温めて食した訳であります。
    つけっ放しだった岩手放送のナイター中継はいつの間にか終わって、なにやら懐かしい音楽が流れておりました。
    んじゃぁ、音楽を聴きながら一杯やらなくちゃ、と言う事で、どら焼きとチーカマでウイスキーのお湯割りなんかやりまして、ほとんど出来上がったまま就寝したのが・・・何時か分りません。

    姫神山の方からお天道様が登りまして、雲の上に顔を出しました。

     なんとなく目を開けたら、既に窓の外は白んでいるではありませんか・・・やっちまったかぁ?
    取り敢えず寝袋から飛び出し、カメラを持って外に出てみると、今まさに雲間から太陽が顔を出そうと言う所でありました。
    午前四時三十分でありました・・・雲がなければ出切ってしまって間抜けな写真になる所でした。
    しかし、アレです・・・どうして皆様が日帰りで攻める山に荷物を担ぎ上げて泊まるのかと言いますと、夕日と朝日を見たいが為なんでありますね。
    まあ、山小屋に泊まって独り宴会や、ラジオを相手のお喋りをしたいと言うのも有るんですけれども・・・相当に孤独です、か?

    奥に見えるのは、ナニ山?ナニ岳ですか?望遠で引いた早池峰山、かな?

     いやぁー参ったなぁ、昨晩の風が嘘のようだわい、と言う程の快晴の朝を迎えた訳であります・・・なんたって、本日は目出たい旗日、昭和の日でありますからね。
    やっぱり泊まった甲斐が有ったねぇ、と、言う事で、盲滅法に写真など撮って、朝飯喰って頂上アタックだな、と。
    そう言えば、小屋には温度計が3つも有ったんですけれども、今朝の気温は、一番低いのが氷点下10度、次が9度、次が8度でありましたので、恐らく、間を取って氷点下9度位が宜しいのかと思うのでありますが・・・。
    で、醤油ラーメンを食べて残った汁に凍ったおにぎりを入れて雑炊を作り、熱い番茶などもポットに入れて、いざ出発。
    小屋の前からアイゼン装着で、夏道を無視して真っ正面から、お鉢と呼ばれる外輪山へ直登を仕掛けてみました。
    雪面は適度に硬く、アイゼンの歯が気持ち良く刺さり、急斜面では有りますが不安を感じる事も無く・・・嘘、滑ったらしたまで行くよなぁ、なんて思いながら、朝日に輝く雪面を登った行ったのであります。
    所々の吹きだまりの雪はとても春とは思えない粉雪でありまして、標高の高さを物語っておりました。

    後ろを振り返ると八合目小屋の向うに早池峰山が見えておりました。

     それにしても岩手山と言うのは、ひたすら登らせる山であります。
    平な所は小屋の回りから九合目避難小屋までの一体だけであります・・・ああ、裏岩手山に廻ればなだらかですね。

    シュカブラに登山者の影・・・ゲージツ的ではありませんか?

     昨晩、結構な風が吹いていたなと思ったんでありますが、考えてみればここは東斜面で風裏な訳です。
    と、言う事で、取り敢えずの目標である爆裂火口のふちに辿り着きますと、快晴なのに風はなかなかどうして、しっかり吹いている訳であります。
    独立峰は風が強いと言われておりますが、岩手山もほとんど独立峰的存在でして、やっぱりそれなりに吹く訳であります。


     
    外輪山・・・お鉢の向うに右、早池峰山と左、姫神山が見えてます。

     で、上の写真の標識(柱)が下から見えていたので、これを目掛けて直登して来た訳であります。
    大した距離ではないのですが、何分にも足元がナニなもんですから、アイゼンが効くとは言っても慎重に足を運ぶ訳であります。
    しかし、オモチャとは言え、このピッケルが無かったらこの斜面を登る気にはならないし、と言う事で、メーカーで謙遜する程役に立たないナンチャッテピッケルだとは思えないんですが・・・たったの4500円ですよ。
    最近は登攀で使う様な短いピッケルを見かける事が多いんですけれども、東北の雪面と氷混じりの山には、オールドスタイルの長いシャフトにリング付きが有効ではないのか、なぁーんてね、シロートでした。

    左側のピークが頂上で、右のピークは妙高岳です(左方向は行ってません)

     快晴なんでありますが、時折ピューっと吹くんでありますが、まあ、突風と言う程のものでは有りません。
    しかし、その風のお陰で雪面は程良く締まって歩き易い事この上無し、であります。

    お鉢には三十三観音が有るらしいんですが、エビのシッポになってました。

     しかし、どんだけ雪が多くても、凍り付いていても、やっぱり吹き付ける風は真冬のものとは違う訳です。
    どこか優しくて、厳しさが無いのであります・・・気温は低いんですが、日差しで暖かく感じるのかも知れません。

    両側急斜面で、真冬で吹雪いていたら怖くて歩けないと思います・・・真っ直ぐ頂上です。

     遠くには鳥海山の三角形がくっきりと見え、すぐそこには乳頭山から秋田駒ヶ岳への尾根が続き、360度の展望であります。

    おっさんの左側に早池峰山が見えております・・・陽光で寒く感じ無いです。

    てっきり岩手山だと思っていたら、最高点は薬師岳と言うのだそうであります・・・岩手山群と言うべきなのかも。
    山頂に立つと怖い程の高度感でありまして、本日の展望は、とても写真でも言葉でも表す事はできません。
    頂上に立って遠くの山並みを眺めていると、紺色の空に吸い込まれて行く様な気がしました。

    高度感十分・・・帰りたく無いって思ってもねぇ

     頂上の手前は意外にも積雪が多く、パウダースノーがひざ下程度まで潜る場所も有りました。
    ここで風に吹かれてしかも足元が氷だったら怖くて歩けない所ですが、上手くしたもので、足場はしっかりしておりました。

     さて、日差しの助けで暖かかったものですから、のんびりと景色を堪能しまして、小屋に戻ったのが8時頃でありました。
    6時10分出発でしたから、概ね2時間と言う事で、空身だとガイドブックよりナンボか早く歩くようであります。
    小屋でお湯を沸かして、コーヒーとチョコレートパンで軽く腹ごしらえをして小休止であります。
    それからパッキングをして出発の準備を整え、ゴミなど拾って、来た時よりも綺麗にして帰る訳であります。
    さぁーて、んじゃぁ出発、と、時計を見ると9時丁度でありました。
    すると、裏側の入り口の戸をガタガタやっている音が聞こえ、程なくして男性が独りやって参りました。
    へぇーっ、随分お早いお着きですなぁ・・・何時に出て来たものやら?・・・ああ、晴天だし、踏み跡有るしなぁ、なんてね。
    どーも無口な人らしく、「こんちわー」だけで、すぐに小屋へ入ってしまいました・・・トイレを急いでいたのかな?
    まっ、私はのんびり下るだけだから、と、アイゼンを着けて歩き出すと、また独り登って参りました。
    こちらは少し立ち話をしましたが、アイゼン無しで登って来たとの事で、この先はどーですか、と問われた訳であります。
    まあ、ここまで来られたんだからこの先も行けなくは無いでしょう、などと無責任に答えて、んじゃぁ、と・・・。
    さて、下り道、アイゼンを着けたり外したりは面倒だな、と言う事で、登りに爺様が勧めてくれた沢筋を下ってみましょうか、と言う事で、来た時の夏道を外して雪渓を下る事にした訳であります。

    写真で見ると平坦そうですけど、山形蔵王の横倉の壁より遥かに急です。

       気温が上がったので一昨日降った新雪が下の雪と馴染んで上滑りもし難いだろう、なぁーんて勝手な読みで踏み込んだ訳でありますが、ちょっとばかり、大きく後悔した訳であります。
    が、しかし、真っ直ぐ降りる分には何とかなるんでありますが、ちょっと左右、どちらかに振りたい、なんて斜めに移動しかけると滑るのであります。
    本日は都合2度の滑落停止を敢行した訳でありますが、ザラメ雪の為に私のピッケルでも何とかなる訳でして、それ程緊張はしなかったんであります。
    しかし、このピッケルは買い求めてからまだ2ヶ月なんでありますが、もう既に十分助けられて、元は取れているなと思う訳であります。
    さて、快調に沢筋を下り、標高がぐーんと下がって1100m付近、二合五勺の所で夏道に戻りまして、小休止であります。
    そこでアイゼンを外し、上着とオーバースボンを脱ぎ、スパッツも外して、身軽になっての下山であります。
    昨日の経験から、1000mから下には大して残雪も無い事を知っておりますから、気楽なもんであります。
    途中の道筋で見つけました、名も知らぬ花の写真など撮りまして、だらだらと下って、駐車場到着は11時でありました。
    やっぱり雪渓を真っ直ぐ上り下りしたらとても早いのかも知れません。
    まあ、食べ物と水とビールが無くなっていますから、荷物が軽くて歩き易いと言う事も有るのだろうと思いますが・・・。

     いやぁ・・・岩手山は、直登に限ります。


     この話 完


    まあ、適当に書いてますんで、間違いが有っても見逃してやって下さい・・・


    ご意見ご感想は 承っておりませんが・・・


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