ロミオとジュリエット


監督 バズ・ラーマン 主演 レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ



ルキ坊(★★★)
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「正統派シェイクスピア劇!」

パンちゃん(★★)
この映画の失敗は、なんといってもシェークスピアのセリフをつかったこと。
今時、だれが、あんなまだるっこいしことばをしゃべるというのだ。
シェークスピアが見たら怒るぞ。「私は絶対こんな会話は書かないぞ」と。
しかしまあ、レオナルド・ディカプリオという役者は変な役者だ。海辺で一人で悩んでいたときは、なんだか思春期の少年の肉体の匂いがしたのに、いざクレア・デーンズと出会い、恋を演じはじめた瞬間から、肉体が消えてしまう。少なくとも思春期の少年がもっているどうしようもない命のうごめきみたいなものが消えてしまう。なんだか精神だけになってしまう。透明になってしまう。キスシーンも裸も出てくるのだけれど……。
この不思議さに★2個。
もっと長い感想は批評コーナーにあります。