『流されて』(リナ・ウェルトミューラー監督)(★★★★)も演じられれば『イノセント』(★★★★)(ルキノ・ビスコンティ監督)も演じられる。いやらしさも気品もというのは、アラン・ドロンみたいなものかもしれないが、ジャンカルロ・ジャンニーニの方が美男子だなあ。2 ルトガー・ハウアー
『セブン・ビューティーズ』は見ていない。みたいなあ。
人懐っこい笑顔がいいなあ。3 ジャック・ニコルスン
『ヒッチャー』(★★★)(監督は誰?)を、見ながら、「こいつ、人殺しなのに、人懐っこい顔してるんだよなあ」と言ったら、愛人が、ルトガー・ハウアーのファンになってしまった。(変な話)
『ブラインド・フューリー』という『座頭市』みたいな映画を愛人と二人で八幡へ見に行ったら、そこにやはりルトガー・ハウアーのファン(女の子2人)が来ていた。タイトルにでっかい文字でルトガー・ハウアーと出ると、「出たあ」という感じで喜んでいた。そのとき、あ、けっこうファンがいるのだと知った。
代表作は『ブレード・ランナー』(リドリー・スコット監督)のレプリカントなんだろうけど、私は、それよりも『ムーン・リット・ナイト』が好き。ナスターシャが出てたからねえ。
と、ここまで書いてきて、私は男の好み(?)がリナ・ウェルトミューラーと同じであることに気づいてしまった。(はあ?)
目とねえ、声が好きです。4 ジーン・ハックマン
ジャックと関係あるかないかわからないけれど、私は『クロッシング・ガード』をフランスで見て、恐怖の体験をしてしまった。
トイレへ行こうとして、この辺だろうと扉を押したら、一方通行の扉。もう、戻れない。扉を手前に引こうにも、引っ張るものが何もない。しかも非常口ようみたいで、開く方も非常に重たい。どんどん、たたいて、「おーい」なんて叫んでも、誰も返事をしない。
必死に体当たりして、扉を4つか5つ無理やりこじあけ、やっと外へ出ることができた。そこは真っ暗。
こっちへ曲がれば、映画館の入り口のはず--と勘を頼りに、何とかたどり着いて
「トイレへ行こうとして、間違えて非常口へ出てしまった。まだ見ていないので、映画館にもう一度入りたい。」
を、どうやって係員に伝えるか。
悩んだけれど、これがなんと通じてしまった。
その間、10分以上。中で待っていた愛人の方が怖かった、と言った。「パンちゃん、どうしたのかなあ」と心配したらしい。
肉屋のおっさん、みたいな肉づきがおもしろいなあ。5 レオナルド・ディカプリオ
しかし、『バード・ケージ』で最後におかまに扮したとき、意外とまともだった。けっこう美男子なのかもしれない。
なぜかこころをひかれますね。(危ないかなあ。)透明な演技がいいなあ。