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まあ、取り合えず最初はW.A.S.P.からだろう。 個人的にはセカンドの「ザ・ラストコマンド」が好きだったりする のだが、CD持ってないんだな。弟のLPからダビングしたテー プはあるんだけどね。 んで、W.A.S.P.の最高傑作といえばやっぱりこれだろう。 ブラッキーの経験を核に、ロック・ビジネスを舞台としている コンセプト・アルバムである。ひとりの望まれずに生を受けた 少年が、ロックスターに祭り上げられ、頂点から破滅へと突き 進む様が壮大なロックオペラで綴られていく。 ブラッキーの声は独特のくせがあり、嫌いな人はこれが嫌で W.A.S.P.が駄目、という人が多い。だが、このアルバムはまだ まともな声のように思う。 (俺はあの独特の声が好きなんだけどね。) このアルバムの中では4曲目の「Chainsaw Charlie(Murders in the New Morgue)」が個人的には一番好きだ。 今これを書くためにあらためて聞いているが、リズム隊、特に ドラムがいいんだなぁ。そんなに気にしてなかった。コンセプト からして、曲調はダークでミドルテンポのものが多いのだが、 ドラムがこれに見事にはまって曲を引き締めているんだな。 ドラムトラックを何曲か入れ直しているだけの事はあるな。 ドラマティックな1枚である。 (2000.8.15) |
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●アーティスト●W.A.S.P. ●タイトル●THE CRIMSON IDOL ●邦題●クリムゾン・アイドル 東芝EMI/TOCP-6705/92年6月発売 Produce ブラッキー・ローレス (Vo)ブラッキー・ローレス (G)ボブ・キューリック (G)ブラッキー・ローレス (B)ブラッキー・ローレス (Dm)ステット・ハウランド (Dm)フランキー・バネリー (Key)ブラッキー・ローレス |