<エアダブリン栄光への軌跡>

(輝ける伝説の宝塚記念への道 (^^; )
↑って、本当に伝説というか幻と化してしまった(^_^)
改め
(輝けるリーディングサイアーへの道)

エアダブリン産駒の成績

2002年1月14日終了時点(招待馬含む)
出走頭数ああああサイアーランキング馬名登録数
12頭
1−0−3−2−0−24
1,120万円
30頭

11月4日ついにエアダブリン産駒が勝ち上がりました。その馬の名は「ハニーデュー」。7番人気ながら見事な差し切り勝ち。
のようですな、成績データを見ると(レースは見てないのでわからない ^^;)。
ハニーデューといってもスーパーモンキーではありませんよ(意味不明)。
しかし、この成績いかにもエアダブリン産駒だなぁ。

何気に去年、地方での新種牡馬ランキング3位だったとか。ちと意外だったが、ニジンスキーが入っているからかなぁ。

代表産駒:ついに馬名が決定しました。その名はエイブルドーター!ラガーレグルスの妹らしくゲート難です(^_^;;)。


1997年4月27日(日)、天候晴
約1年11ヶ月の沈黙をやぶり、あいつが帰ってきた。
その名は
エアダブリン!
オークス馬にしてエリザベス女王杯馬ダンスパートナーに菊花賞馬ダンスインザダーク、そしてデビュー戦
タイムオーバー(^^;)のキングフラダンスの偉大なる兄にして、今年の年度代表馬(勝手に決めていいのか?)
たる現役最強馬(そうなのか?)のあのエアダブリンである。
復帰戦は東京競馬場のメインレース「メトロポリタンS」である。
その日は西の京都競馬場で春の天皇賞とかいうオープン特別戦が行われていたようだが、世間の注目は
当然、この今年だけ特別にG1となったメトロポリタンSに集まっていた。
何?それは大きな勘違いだって?んなわけあるかい!
さて、その日はステージチャンプを見るために西下してきた人間を淀へと送り届け、俺はその場にいた
友人達の熱い尊敬と羨望の眼差しを一身に受け、一人京都駅へと向かったのであった。
ただ単にあまりのあほさに呆れていただけやろ!と外野から声が聞こえた気がするが、
おそらく空耳なので話を先に進める事にする。
その日は第8Rに我がベリーファイン号も出走していたのだが、見る事は出来なかった。
ついにデビュー以来外した事のない連を外してしまったらしい。中館ぇ、ぼけぇ!とだけ言っておこう。
さて、エアダブリンだ。パドックで感激の対面を果たし、俺は感無量だった。
ダブリンも俺を見て目を潤ませていた。そして、「勝つから馬券ちゃんと買ってくれよな」と目で訴えてきた。
俺は単複&総流しの馬券を見せ力強く肯いた。それを見たダブリンは小さくガッツポーズを見せた・・・

「嘘、大袈裟、紛らわしい、こんな広告を見かけたらジャロ(仮名)へお電話を・・・」

な、なんだお前は急に割り込んできて、こら!あっちいけ!
ふう。ま、とにかくそんなこんなでレースは始まったのだ。シーズグレイスが大逃げをうち、
場内は異様などよめきに包まれる。4角を回る段階で10馬身近くの差を後続に付けていた。
俺はカメラを構え、長い直線の坂に目を凝らした。何が先頭で駆け上がってくるのか。
ピンクの帽子だ!え?ダブリン!?うおー!ダブリーン!四位ぃー!
結局最後にカッチーマウンテンに差されたものの2着入線!見事な復活であった。
長期休養明け、叩き良化型にしては立派な成績である。

11R 97年2回東京4日  4月27日 (日) メトロポリタンステークス
サラ系5歳上 (混)[指] オープン 別定 芝・左 2300M 晴 良  9頭
本賞金 2300 920 580 350 230 万円
レース成績
着順 枠 馬  馬記号 馬名               性齢   騎手       重量  タイム  着差
   1  4  4         マウンテンストーン 牡 5   田中勝春   57.0  2:18.9
   2  8  9         エアダブリン    牡 7   四位洋文   59.0  2:19.1  1 1/4
   3  5  5         フェアダンス    牝 6   岸滋彦     57.0  2:19.3  1 1/4
   4  8  8     (外)ザフォリア     牡 5   吉田豊     56.0  2:19.5  1 1/4
   5  3  3         カシマドリーム   牡 5   的場均     56.0  2:19.9  2 1/2
   6  1  1         ヤシマソブリン   牡 7   坂井千明   58.0  2:20.1  1 1/2
   7  2  2         シーズグレイス   牝 5   柴田善臣   54.0  2:20.4  1 3/4
   8  7  7         インターフラッグ  牡 5   菊沢隆仁   55.0  2:21.0  3 1/2
   9  6  6         テンジンショウグン 牡 8   木幡初広   56.0  2:21.2  1 1/2

着順 馬  馬名     騎手       重量  馬体重  タイム  着差   コーナー通過順  入線  後3F
   2  9  エアダ   四位洋文   59.0  480 +12 2:19.1  1 1/4  2- 2- 2- 2    2  35.1

その後ターフビジョンで天皇賞が放映されたのだが、それを見ていたまわりの奴等が、
「いやぁ、京都競馬場で天皇賞見たかったよなぁ」などとほざいていた。
おい、こら、わしは関西在住の身でありながら、しかも京都競馬場からこのメトロポリタンを見るために
わざわざ東上して来たんやぞ。わしの立場は一体どうなるねん。

1997年6月7日(土)、天候晴
さて、今度は目黒記念である。メトロポリタンで華麗なる復活を遂げたエアダブリンが、宝塚記念への
ステップとして、ここを選んできた。トップハンデ59キロ。他のG2馬、G3馬を押しのけ、堂々たる
トップハンデである。現役最強馬はつらい。
当然今回も馬券は単複&総流し。初志貫徹である。潔し!(自分で言うか?)
パドックでは気のせいかやたらに右前肢を気にしていた。関係者も気にしていたようだ。途中から1周だけ
一緒にまわって、右前肢にじっと見入っていた。騎手騎乗の際は蹄鉄を見ていた。
面倒くさいのでいきなりスタートだ。(おいおい)
あれ?ダブリンどこにいるぅ〜!
よくわからなかったが、あとでその時撮った写真を見ると、最後方から2頭目くらいのところで、馬の間に
挟まれていた。行けなかったのね(;_;)。最後も外を回って追い込むも届かず。
軽ハンデで前にいたアグネスカミカゼが差し勝ち、2番手追走したツクバシンフォニーが粘って2着。
ダブリンは何とか3着。複勝300円だけか、トホホ。

11R 97年3回東京7日  6月 7日 (土) 第111回 目黒記念 (G2)
サラ系4歳上 (混)[指] オープン ハンデ 芝・左 2500M 晴 良 15頭
本賞金 5800 2300 1500 870 580 万円
レース成績
着順 枠 馬  馬記号 馬名               性齢   騎手       重量  タイム  着差
   1  3  5         アグネスカミカゼ  牡 5   橋本広喜   53.0  2:32.7
   2  6 10     (外)ツクバシンフォニー 牡 5   中舘英二   56.0  2:32.7     アタマ
   3  3  4         エアダブリン    牡 7   四位洋文   59.0  2:32.8     1/2
   4  8 14         エーピーランド   牡 5   亀山泰延   51.0  2:32.8     ハナ
   5  7 13         ローゼンカバリー  牡 5   横山典弘   58.5  2:32.8     ハナ
   6  6 11         エイシンサンサン  牝 6   土肥幸広   53.0  2:33.1  2
   7  5  8         タニノタバスコ   牡 6   岡部幸雄   54.0  2:33.3  1 1/2
   8  2  2     (父)ユウセンショウ   牡 6   柴田善臣   58.0  2:33.4     1/2
   9  5  9     (父)ゴーイングスズカ  牡 5   南井克巳   53.0  2:34.0  3 1/2
  10  1  1         ダイタクサージャン 牡 6   岸滋彦     54.0  2:34.0     アタマ
  11  8 15         ハギノリアルキング 牡 8   田原成貴   57.5  2:34.1     1/2
  12  7 12         マウンテンストーン 牡 5   蛯名正義   57.0  2:34.4  2
  13  4  6         ノーザンレインボー 牡 8   江田照男   50.0  2:34.5     1/2
  14  4  7         シーズグレイス   牝 5   福永祐一   50.0  2:34.8  2
  15  2  3     (父)ギガトン      牡 5   吉田豊     53.0  2:35.1  1 3/4

着順 馬  馬名     騎手       重量  馬体重  タイム  着差   コーナー通過順  入線  後3F
   1  5  アグネ   橋本広喜   53.0  494     2:32.7          7- 6- 5- 3    1  35.9
   2 10  ツクバ   中舘英二   56.0  482     2:32.7     アタマ  2- 2- 2- 2    2  36.2
   3  4  エアダ   四位洋文   59.0  486     2:32.8     1/2  9- 9- 9- 8    3  35.7

ううむ、危なかった。エーピーランドに差されたかと思った(^_^;)。
ま、これで本番では人気せえへんやろ。バブルが強い勝ち方したしの。ぐぇっへっへっへ。

1997年6月25日(水)
エアダブリン軽い屈腱炎を発症のため、現役登録を抹消する。
ああ、これで栄光の年度代表馬への道が途切れてしまった(トホホ)。
ええい!こうなったら栄光のリーディングサイアーへの道を突っ走るのじゃぁ!!
(でも、ノーザンダンサー入ってるしな・・・)



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