記06




8月12日(土)晴れ時々曇り

今日はカネツ牧場を見学しノーザンホースパークに行ってから札幌入りの予定だ。
カネツ牧場のお目当ては当然のことながらカネツクロス。
嫁さんのリクエストです。

去年行ったときは夕方だったので、カネツクロスは厩舎に入っていた。
牧場のおばちゃんが「動きもないから面白くなくてごめんねぇ」と。
いえいえそんな、トンでもございませんですよ、と恐縮してしまう。
カネツクロス、大事にされているようでよかったねぇ、という感じでした。

今回は日中なので、放牧されている。
牧場の人に見学の挨拶をしてから放牧地へ向かう。
だいぶ虫が多い。
カネツクロス君も虫にたかられてだいぶうるさがっていた。
かなり閉口していたようだ。
気がつかないうちにあたしも虫に食われたらしく、後で気がついたら脛から流血していた。

では、カネツクロスです。

カネツクロス

カネツクロス
カネツクロス
カネツクロス


小1時間ほどして牧場のお兄ちゃんが来て、カネツクロスの場所を移すというのでそちらへ移動する。
なぜかクロス君、放牧地を移されたとたん、急にうるさくなり兄ちゃんの手入れを断固拒否。
その後、思い出したように放牧地を爆走する。まだまだ元気だ。

カネツクロス

カネツテンビー
休養で里帰りしていた模様のカネツテンビー


急に兄ちゃんに「カネツテンビーって知ってる?」と聞かれる。
「そこの洗い場にいるのがカネツテンビーだよ」
そーかー、夏場の休養で放牧に出されてたんだね。

さて、それではそろそろ見学を終えて次の目的地に向かうことにしよう。
どうもありがとうございました。

カネツクロス
爆走するカネツクロス


国道235号線へ出て道の駅むかわでトイレ休憩後、日高道からノーザンホースパークを目指す。
ちなみに道の駅の「むかわ四季の館」は温泉や宿泊施設にスポーツジムまであったりしてちょっとしたものです。

さて、ノーザンホースパークへ到着。お客さんが多い模様で、第二駐車場へ案内される。
とりあえず厩舎方面へ向かう。
ここは、サラだけでなく、クオーターホースやクライスディールなど色々な種類の馬がいる。
クライスディールはでっかくてあんよが太くて毛がむくむくでかわゆい!とは嫁さんの言。
確かにクライスディールはかわいい。
どんな馬かは、2000年時の馬日記を見てね。

厩舎に行くと、馬房内でマイルチャンピオンシップ馬であるトウカイポイントがぐるぐるぐるぐると回り続けていた。
目が回らないのか、一体何がしたいのか、とにかくひたすら回り続けている。
どんな意味があるのかインタビューを試みようとしたが、馬の言葉がわからないので泣く泣く断念した。
重種の馬は馬房内でじっとしていて、サラはせわしない、というのが自分の印象であるが、
まあ、そう外れてはいないだろう。

で、ノーザンホースパークといえば猫である(そうなのか?)。
今年はかなりの数の猫と厩舎内でご対面した。
ネコ
ネコ
ちょっと困ったような顔がかわいい
正面から見るとライオンの赤ちゃんのようだった
飼料の袋の上で熟睡


ネコ
右が上で熟睡していたネコ
顔の模様がユニーク


6年前に来たときにあたしの靴ヒモにじゃれ付いていた仔にゃんこもいたのでしょうか?

ポニー
牛みたいな模様のポニー


厩舎見学後、ソフトクリームを食べ、ショップを覘き、ちょうど行われていた馬術競技の大会を見学した後、
パークを後にし、本日の宿泊地、札幌を目指す。

ああ、そうそう、園内にゴールドのフサイチペガサスの像があるのだが、これを見てた競馬に興味がなさそうな
おばちゃんが、おとうさんの「関口の馬で。。。」の言葉に反応し、
「あ、関口は知ってるわよ。あのサングラスの人でしょ。六本木ヒルズに住んでいるのよ」
さすが、房朗さん、一般人にも有名人。

話を戻そう。今日のお宿はロイネットホテル札幌駅前
ホテルにチェックインし、夕食を食べに街へ繰り出す。札幌といえばラーメンだ。
と、いうことであらかじめあたりをつけていた店を目指し、狸小路を目指す。

テレビ塔
テレビ塔


目指す店はここ、狸小路の端7丁目にある「らーめん サッポロ★赤星」。
赤星
赤星
ラーメン サッポロ★赤星

製麺所の力が強い札幌では珍しい(受け売り)自家製麺の店だ。
一杯500円は安い。
鶏ガラと野菜のスープはあっさりでいながらコクもあってなかなか旨い。いや、かなり旨い。
あたしは醤油、嫁さんは塩を注文する。醤油は魚ダシ、塩はあさりをつかってあるらしい。
ラーメンというものは人によって嗜好が違うので、絶対お勧め!とは言えないが、
少なくともあたしと嫁さんは非常にうまいと思ったし、出来ればまた食べたいと思ったことは確かである。
ご馳走様。

食事を終え、ホテルに戻るべく歩き出す。
4丁目まで来たくらいだろうか、赤星の写真を撮るのを忘れたことに気がつき、狸小路を引き返す。
そして撮ったのが、上の写真というわけだ。
狸小路ではお祭りらしきものが行われていたらしく、アーケードーに色々な飾り付けがしてあった。

たぬき
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途中のコンビニで買い物をし、ホテルに戻る。
いよいよ明日は旅行のクライマックス、札幌ドームでのロッテ-日ハム戦だ。
そういえば、赤星の前でマリーンズのレプリカユニホームを着ていた兄ちゃん二人連れとすれ違った。
彼らは今日の試合を見に行っていたのだろうか。
残念ながら今日は負けてしまったが、明日は頑張ってもらおう。
何しろ今年の観戦はこれまで勝率10割だ。心強い味方に違いない。
ボビーも「Oh!あなたたちがカンセンにクレバ、100%勝ちマース」と言ったとか言わないとか。
「Oh、Non、Non、100%じゃなくて200%ね〜。我がモンスター軍の勝利デース」
なんか後のほうは安生洋二、じゃなかったどこかの司令長官のようになってしまったが、気にしないように。

さすがに連日の長距離運転と歩き回ったことにより下半身に疲労がたまってきたので、
ホテルでマッサージを頼み、明日への英気を養うのであった。

ホテルの部屋
ホテルの部屋
ホテルの部屋



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