北海道馬日記06

8月13日(日)晴れのち曇り一時雨

今日は札幌ドームで野球観戦。
夏休みの期間中に札幌ドームでロッテ戦があったので、予定に入れたのだ。
しかし、夏休みに北海道に旅行に行くのに、予定に野球が入っているなんて、普通ではないよなぁ。

ま、とりあえず野球観戦だ。昨日の日記でも書いたように今年の公式戦、観戦時の勝率は10割。
まだ、ここで踏ん張っておけばプレーオフの目も残る。頑張ってもらいましょう。

ホテルで朝食をとり、チェックアウトを済ませ、いざ札幌ドームへ。
初めて行く球場だ、わくわくするなぁ。
30分ちょっと走っただろうか、前方に銀色に輝く札幌ドームの屋根が見えてくる。
まわりにファイターズのレプリカユニフォームを着た人たちが増えてくる。
やはり人気は新庄とガッツ小笠原。
まだ10時半を回ったくらいだというのに凄い人だ。
大社さんの、北海道へのフランチャイズ移転という大英断は成功だったなぁとつくづく実感。

駐車場に車を止め、いざ球場へ。
しかし、このさわやかな天気の中、ドームの中で試合をするのはもったいない。
こういう日は屋根無し球場がいいよね。
ドーム球場嫌いの嫁さんが、試合が終わって球場から出た時に、
「外はこんなに気持ちいいのに、室内で野球やるなんてもったいない」
と言っていたが、その気持ちはよくわかる。
まあ、北海道だと気候的に難しいのかもしれないけど。
頼むからマリンは屋根をつけないでおいてくれ。

見にくいけど、屋根から下がっている看板の右端は新庄		拡大するとこんな感じ

まだ11時過ぎなので内野指定は空いている		対して自由席部分はすでにぎっしり

子供たちがお父さんとキャッチボール

嫁さんのブログにも書いてあるが、札幌ドーム実は1階からスタンドに入ることは出来ない。
座席が下の方でも2階から降りていかなければならない。下の方だとこの階段が結構長い。
でもって、店のほとんどとトイレは1階にある。体を鍛えるにはもってこいだ。
あと、下の方は座席の傾斜がかなり緩やかになっていて、フィールドが見にくい。
ドームであることを除けばいい球場なのだが、そこが残念。

鋭い人は上の写真のアングルを見て違和感を感じるかもしれない。
そう、札幌ドームはビジターが一塁側なのだ。普通と逆。
ビジョンがライト側についている関係もあるのかもしれないけど。

で、えー試合は負けました。
しかもぐずぐずな試合でした。日ハムのピッチャーがよろしくなかった。
楽勝な展開なのに、ストライクが入らない、間合いが長い。
押本も武田久もマイケルもよろしくなかった。
8人もピッチャーをつぎ込む試合じゃないですよ、まったく。
という感じでした。こちらも嫁さんのブログを参考にどうぞ。
7/29のソフトバンク-日ハム戦をたまたま嫁さんの実家で見たのだが、その試合も
中継ぎ陣がぐずぐず（ストライク入らず、間合い長しと同じパターン）だったことを考えると、
この頃がファイターズ投手陣の底だったんだろうか？

とにかく、試合も負けて残念、と球場を後にし、函館を目指すことにする。
今晩は函館泊まりで、明日朝のフェリーで帰る予定なのだ。
試合が長かったおかげで、もう5時になろうとしている。札幌から函館は遠い。
空いていても4時間はかかるはずで、さっさと函館を目指すことにする。

道央道も東北部分の東北道と同じで山の中を走っているので、夏の夜になると虫が凄い。
ライトに虫が寄ってきて、車の前面にぺしぺしとぶつかる。知らなかったら雨が降っているかと思うほどだ。
気仙沼時代、高速を走ってきた車はすぐに見分けがついた。フロントグリルに虫の死骸がびっしりと
貼り付いているからだ。
旅行から帰ったらうちの車も凄いことになっているだろう。

さて、国縫ICで道央道を降りたあたりから天気が怪しくなる。霧雨が降っているのか周囲は霧が発生している。
まあ、国道5号線は海沿いの道なので、気温、海水温、湿度の関係でこうなったりはしやすいんんだろう。
ところどころで濃霧が激しい箇所があったり、トワイライトゾーンのような感じでした。
海岸沿いを離れ、森を過ぎてしばらくしてようやく霧も無くなる。
ここまで来れば、函館まであとちょっとだ。

今日の泊まりも9日と同じで函館国際ホテル。今日は別館の広い部屋を予約しておいた。
旅行も終盤で疲れもたまっているだろうから、という的確な判断のもとだ。
この5日間で2000キロ近く運転しているわけで、さすがに下半身の疲れは相当なものになってきている。
この判断は正解だったわけだ。

ホテルの前の店に繋がれていた犬		大欠伸、おとなしくてかわいい

さて、まだこの旅行の最後のメインイベントが残っている。
そう、今日もラッキーピエロへ出陣だ。
ホテルを後にし、ベイエリアのラッキーピエロに向かう。
今回は、嫁さんはラッキーロコモコ、あたしはトンカツバーガー、ジンギスカンバーガー、エビチリバーガーをチョイス。

ラッキーロコモコ ボリューム感満点		上から時計回りにエビチリバーガー トンカツバーガー、ジンギスカンバーガー

ロコモコのソースが絶品。ハンバーグは当然の事ながらうまい。
トンカツバーガー、カツが2枚！さっくりとして美味。
ジンギスカンバーガー、ラム肉がたまらん。タレが最高。
エビチリバーガー、エビがたっぷり、ぷりぷり。
うめー！うめー！！ラッピ最高。
最高！といえば黒田哲広。黒田といえば金村キンタロー。ブリブラダンスだ。よい子の皆さんは真似しちゃいけません。
じゃーじゃっじゃじゃ、じゃーじゃっじゃじゃ、じゃーじゃっじゃじゃっじゃ！ヴ！
ってあまりのうまさにわけがわからなくなっております。

あたしらが食っていた2つ隣のテーブルでふとっちょバーガーのオーダーが入った。
おお、幻のふとっちょバーガーの実物が拝める。1日限定20個だが、この時間でもまだあるんだなぁ。
じゃらんじゃらんという鐘の音と共にふとっちょバーガー登場。
おお！さすがだ、すげー。
どんなものかはこちらのリンクからどうぞ。→ふとっちょバーガー
隣のテーブルに座っていたカップルの女の子が、あまりの凄さに「すみません、写真撮らせてもらっていいですか？」
と声をかけていた。
ふとっちょが出てくると店の空気が変わる。
それにしてもうまそうだ。石ちゃんとパパイヤさんが「まいうー！」と唸ったのもさもありなん。
よし、来年はふとっちょに挑戦だ、と堅く心に決めたのであった。

これで今回の旅行のすべてのイベントが終わった。
明日は本土に帰るだけだ。ロングドライブ＆一部でのUターンラッシュが待っている。
今日はこの辺で寝るとしよう。
と言いながら、K-1を途中まで見てしまうのであった。