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9月8日(金)


ノーザンホースパーク

6:30頃に目が覚める。ちょうど長万部を過ぎたあたりか。7時過ぎに朝食をとりに食堂車へ。食堂車で食事を
するなんて生まれてはじめてだべさ。なんかブルジョワの感じがするべさ。うほほーい。
9:20に札幌到着。今日の目的地はノーザンホースパーク。南千歳で途中下車した方が早いとも思ったが、
せっかくだから終点まで行こう。泊りは札幌だから、コインロッカーに荷物預ければ楽だし、という理論的かつ
的確な判断のもと札幌まで行ったのである。
千歳まで普通で1時間、快速だと30分らしいので快速を探す。ちょうど新千歳空港行きの快速エアポートが
あったのでそれに乗り込む。千歳駅で降りるが、改札を出ようとしたところにノーザンホースパークのパンフがあり、
それによると新千歳空港から無料シャトルバスが運行しているらしい。あのまま降りずに終点まで行けばよかったのだ。
今回は非常に不的確な判断だったわけだ。
空港でバス乗り場を探ししばらくさまよった後で、無事乗り場を発見。ノーザンホースパークへ。
しかしさすが社台。シャトルバスとはいえ、高速バスや観光バス並みの大型バスであった。バスの所用時間は約20分。
ホースパーク到着。取り合えずショップを覗き、ホースギャラリーを見た後、レンタル自転車を借りる。2人乗り。
修学旅行らしき学生が何校かいた事もあり、自転車はほとんど出払っていた。
取り合えず厩舎方面へ向かう。しばらく行ったところで馬が外に出ているのが見えたので、そちらへ。
「あ、ステージチャンプ!」
と、嫁さんが急に叫び、自転車から降りて走り出す。おーい、自転車止めてからにしてくれよぉ。


ステージチャンプ
ステージチャンプ。奥にみえるのがバーボンカントリー

バーボンカントリー
ステージチャンプ
この場所から動かないバーボンカントリー


ステージチャンプは前肢で怪しいステップを踏みながら首を左右に振っている。ずっとそのまま。
その隣りの柵の中ではバーボンカントリーが柵に寄り添ったままじーっとしている。君達は一体何がしたいんだ?
小1時間ほど眺めたり写真を撮ったりした後で、自転車を返す時間になったので、事務所へ戻る。
その後ちょっと遅い昼食をとる。我が輩はうにいくら丼。嫁さんはいくら丼。うには蒸しうにとの事だが、個人的には
採れたてじゃなければうには生より蒸しの方が好きなので逆にその方がよかった。うむ、心得ておるな、お主。
昼食後、他の馬たちを見に厩舎へと行く。ここには他にエアジョーダン(靴ではない)やジェラスガイなどがいる。
また、サラブレッド以外にもクライスディール(馬車馬)やクォーターホースやポニー、アラブ種などもいる。
乗馬やひき馬などで使われているのだ。
ふと上を見ると猫が梁の上で寝ている。顔が柱につっかえているぞ。
外へ出ると子猫が遊んでいた。後ろでミャアミャア鳴き声がすると思ったら、牧場のお姉さんがダンボールに子猫を
いれて運んでいた。生後2ヶ月ぐらい。もらってくれる人を探していたらしいが。飼えるもんならもらっていってもよかったが。

梁で寝るネコ
じゃれる子猫
頭つかえてるぞ。安眠できるのか?
これが生後2ヶ月の子猫。こらこら、人の靴紐で遊ぶんじゃありません。


その後、ソフトクリームを食べて帰りのバスへ。
嫁さんの今回の主目的はステージチャンプと北斗星だったので、「さ、これで今回の旅行のメインエベントは終わったし、
後はおまけだな」などと言っている。我が輩にはまだアロースタッドというメインエベントが残っているのに。
札幌に戻り、ホテルへチェックイン。しばらく休んだ後、夕食に街へ出る。
すすきのの方へ歩いていくと、ご出勤前のおネエ様方と数多くすれ違う。うむ、良き眺めじゃ、苦しゅうないぞよ。
札幌といえば取り合えず定番のラーメン横丁。あまり世の中の評判はよろしくないが、細かい事にこだわらないもんね。
こういう鷹揚な性格が大人格者と言われるゆえんなのだな、うほん。
どこに入ろうかさんざん悩んだ末、「特一富屋」へ入る。こういう優柔不断なところも大人格者としては必要なのだ。
我が輩はコーンラーメン(味噌)、嫁さんは正油ラーメン。他に餃子。
正油ラーメンは魚の出汁が効いた味でこってりとしていながらさっぱり。豚骨と鶏骨のスープに鰹節とうるめ節とのこと。
嫁さんは結構気に入ったらしく、汁まで全部飲む。いつもはお腹一杯になって飲みきれないのに珍しい。
よっぽどうまかったのだろう。
その後、コンビニへよりホテルへ戻る。さあ、明日は札幌競馬だ。

馬車
これがクライスディール種。でっかくて脚が太くてふさふさ。おとなしくてかわいい。



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