共有地の悲劇 2008.06.14

環境問題をかじった人なら、みな「共有地の悲劇」というたとえ話を知っているはずだ。
だいぶ前に、生物学者のハーディンという人が例えとして唱えたらしい。
共有地である牧草地に複数の人が牛を放牧している。草が伸びるより食べるのが早ければ草地は荒れ地になる。だから自分自身の所有地であれば末長く放牧地として使えるように、牛が牧草を食べ尽くしてさないように牛の数を多すぎないようにする。
しかし、共有地では、ほかの人の牛に食われるより自分の牛が食べた方が利益になる。だからみなが自分の利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧する。その結果、放牧地は荒れ果て、すべての人が被害を受ける。

日本は過去20年以上外国人を受け入れてきた。
いろいろなカテゴリーの職種において外国人がやってきた。まず飲み屋のお姐さんが来た。
私の住んでいた地方都市でも外国人の飲み屋のネーチャンばかりが住んでいる一角があり、そこでは朝から(もちろん夜まで)日本語が聞こえず、外国語が大声で話されていた。
外国人、特に中国人や韓国人はなぜ大声で話すのだろうか?
自己の存在を示すためなのだろうか?
それとも私たちが外国語であることに特に気になるのだろうか?
仕事で知り合った方が単身赴任でワンルームマンションに住んでいるのだが、新聞受けに入っている新聞で日本語はその方だけだという。
ワンルームマンションというのは語義矛盾だなんて行っちゃいけません。
Yosh様から突っ込みがありそうだ。
と思ってましたらその晩に師匠からカキコがありました。
其の形式のアパートのルームは「Studio」 と称します。(08.06.14)
それから、3Kと言われた「きつい、汚い、危険な仕事」に就く人が減ってきたので、その仕事をしてもらおうと、実習とか研修とかいろいろな名目で入ってきた。
贅沢で我がままになった日本人は現場作業に従事したがらないので、外国人を入れようとしたが法規制のために遠く南米から移民の子孫を受け入れた。
「留学生を受け入れよう」なんて良いのか悪いのかよくわからないがそんなことを唱える政治家がいて、その恩典に乗って特定アジアから大勢の留学生、就学生がやってきた。もちろん勉強よりもお仕事に励み、中には犯罪にはげんた留学生も多い。
特定アジアと言っても、中国と韓国の二カ国で北朝鮮は除く

せっかく3Kの労働力として見つけてきたのに、3K仕事を嫌って、会社の寮から集団脱走してより良い労働条件の会社に移っていったなんて笑い話も聞いたことがある。しかしこうなると研修生ではなく、完全な労働移民ではないのだろうか?

中には町一つが外国人に乗っ取られたようなところもある。群馬県の某市では街を歩いているのは外国人ばかりだと聞く。日本人は車を使うから。
今、都市圏の飲み屋に入れば「イラッシャイマセ」とアクセントがさだかでない声に迎えられる。注文するときは何を頼んだか確認しないととんでもないものが出てくることもある。
はやらない大学、特に現在では大学と専門学校の谷間で不人気な短期大学の中には、在校生の多くが留学生というところもあります。用があって訪問した大学では廊下に貼り出された紙に書かれているお名前が、漢字一字というのが三分の二はありました。その貼り紙が成績順位だったのか、何かの行事に参加した人なのか忘れましたが外国人の割合に驚くばかりです。ちなみに西洋人あるいはタイ人と思われる外国人の名前はひとつもありませんでした。
だいぶ前、そんな外国人ばかりの大学が潰れた報道もあった。日本で学生が集まらないなら、自由競争の原理原則で倒産するのが筋なんだろう。しかし何とか存続しようと、勉強でなく働くことが目的の外国人を受け入れて、当局から睨まれて、みんなに迷惑をかけてはいけません。

最近、故郷に帰ったら、親戚の人から「いやあ誰それさんが中国人と結婚したよ」という。
../bride2.gif どういった関係で知り合い、結婚したのか?と聞くと、「結婚相手がいないので、集団見合いの中国ツアーに行ったんだよ」
そういえばだいぶ前、そんなふうにして日本に来た中国人嫁さんが近所の子供を殺した事件があった。
いえ、だから中国人嫁は悪いなんて言うつもりはさらさらありません。そういう形で文化も言葉も違う外国に行けば、心細くてご本人のストレスはものすごく大きいのでしょうね。
嫁さんに来た方のご苦労をお察しします。
でも、そういう形で嫁さんをゲットすることはまっとうなことではないと私は考える。
私は国際結婚第反対というつもりはない。むしろ逆だ。お互いに気心を知っているなら国籍は関係ないと思う。私の知り合いの息子さんが、在日韓国人の娘さんと知り合って結婚した。このように、知りあって結婚するということは自然な流れだろう。
しかし結婚する相手を見つけようとわざわざ団体のツアーで外国にいって見合?面接?するというのはまっとうな流れではない。

私の住んでいる街も外国人が多いです。外国人と言ってもタイ人でもなくヨーロッパ人でもなく、日本人に比べいささか角ばった顔をしている韓国人、中国人ばかり。
何人も固まって、スーパーの店の前に座り込んで公衆の場でたばこをスパスパ、酒ではないようだが何かを飲んで風紀も悪いしお近づきにはなりたくない。大声で外国語を話していると、その店に入るのをためらいます。
もちろん、善意に考えれば、遠い異国にきて仲間と話す場所もなく、そこが憩いの場所なのかもしれません。

私は自分が人種差別主義ではないと思うし、良心的な人を否定するようなことはしたくない。
しかし、思うんですよ、ちょっと変だなって
いったい何のために外国人を受け入れるのでしょうか?

日本を知っていただくために留学生を受け入れる?
それはありえない。
先日の長野聖火リレーでの中国人の騒動を忘れてはいけない。彼らは日本の文化、風習を尊重しない、ここが中国であると信じ、あるいはここを中国にしようと活動しているのではないか?
留学生の62%は中国(中華人民共和国)であり、15%は韓国という事実がある。(2002)

労働力として?
日本がどんどん工業が盛んになってますます労働力が必要になるから?
そんなこともないだろう。
京都議定書を守るとか、炭酸ガス排出量を減らすとか、いえいえエネルギーを減らすために、日本は脱工業国にならないとそれこそ滅亡です。

少子化が進み、人口が減るから?
日本は日本という島が存在する限り日本だというわけではありません。
日本とは日本という文化なのです。
もちろん、血だとか、DNAだとか言うつもりはありません。しかし、日本の文化を尊重していただかないと外国人をただ単に受けいれるのは筋違いではないでしょうか?

日本の人口が少なくなったから外国人で埋めましょうなんて、日本が考えることではありません。それは中国の為政者が考えることでしょう。
日本は日本の文化を維持するためにどうするかを考えるのであって、人口など二の次三の次ではないのでしょうか?

日本という国にはいろいろな人や組織があり、それぞれが利益の最大化をめざしてこうどうしている。
大学の経営のために外国人を受け入れようとした人がいた。
3Kの仕事を安くするために労働者を受け入れようとした会社があった。
アルバイトに外国人を受け入れようとした飲み屋があった。
飲み屋のホステスに外国のお姐さんをひっぱってきた経営者がいた。
結婚相手がいないから、外国に行って嫁さんを買ってきた人がいた。
みんな自分のことだけ、自分の利益を最大化しようとした。
しかし痛みを受けたのは日本という社会全体であった
共有地の悲劇そのままである

自民党の「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)がまとめた日本の移民政策に関する提言案が7日、明らかになった。
人口減少社会において国力を伸ばすには、移民を大幅に受け入れる必要があるとし、「日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を今後50年間で目指す」と明記した。
週明けの会合で正式に取りまとめ、福田首相に提案する。
1000万人規模の移民は、現在、永住資格を持つ一般・特別永住者(87万人)の約12倍にあたる。
案では、これら移民と共生する「移民国家」の理念などを定めた「移民法」の制定や「移民庁」の設置を提言。地方自治体に外国人住民基本台帳制度を導入し、在日外国人に行政サービスを提供しやすい態勢を整えることなども盛り込んだ。
入国後10年以上としている永住許可を「7年」に緩和するよう求めたほか、年齢や素行など様々な要件を課している帰化制度も、「原則として入国後10年」で日本国籍を取得できるように改めるべきだとした。
(読売新聞 2008.06.08)


無名の剣士様からお便りを頂きました(08.06.15)
「共有地の悲劇」を読んで
うちの地元の私学も、学生の大半が中韓からの留学生で占められているようなところがあります。元々、大学と呼べないようなレベルのバカ学校に税金で補助金与えるのはどんなもんか?と思っていましたが、日本人がほとんどいないような現状では、より一層そういう思いを強くしています。
おっしゃるとおり、安易に「外国人を入れればいい」ということではなく、日本人を如何に増やすか、ということが先ではないかと思います。
そもそも、人口が減ると何が問題なのか、仮に問題があるとして、減ったままでどうにかすることはできないのか、という議論は全くありません。今でも、特亜の変な連中が増えて困っているのに、安易な外国人の流入+外国人参政権を認める、ということになったら・・・
無名の剣士様 お便りありがとうございます。
全く同意!
人口が減って困るという方は、何が困るんでしょう。
おっと、年金問題なら既に論じておりますので、聞くまではありません。
私が生まれた頃、日本の人口は7000万くらいだったのです。そのとき日本人口が少なくて増やそうなんて誰も思いませんでした。
それどころか、人口が多すぎて海外移住させようとか産児制限なんていわれていたのです。
日本の人口が頭打ちとなり、もう減少すると聞きますが、大変結構なのではないでしょうか?
少なくても食糧とか、エネルギー問題に光明が見えてきます。
あらま様からお便りを頂きました(08.06.14)
土俵の悲劇
佐為さま あらまです
「共有地の悲劇」は、大相撲の土俵の上でも繰り広げられていると思います。目が慣れてしまったせいか、西欧人の‘ちょんまげ’姿が奇異に見えなくなってしまいました。
それから、最近、横綱の品格が問題になっているようですが、外国人の青年に日本人としての伝統的な品格を求めようとするには、ちと無理があるように思います。
三つ子の魂、百まで・・・と言います。外国で産まれ育った若者には、日本はあくまでも第一の故郷にはなりえないと思います。
そんなわけで、繁殖力の小さい大和民族は滅亡して、今に日本は外国人に占領されてしまいそうだと、某評論家氏が言っていたのを耳にしました。
実際に、小生の住んでする静岡でも、教室の大半が外国人で占めています。
さらに、県営住宅などは、外国人に占められていて、日本人が入る余地なんてないところがあります。
もし、万が一、皇族の方が、青い目の人や黒人の人と婚姻を結ぶという事態になったら、国民はどんな反応を示すのか、不安になります。
あらま様 もう悶々として苦しんでらっしゃるのではないでしょうか?
まさしく、そのとおりのことが予想されます。
ただあらま様も私も追い先長くはないですから、それが救いですね。
若者がしっかりした教育を受けず、朝日新聞と日教組の洗脳を受け続ければ、時間の問題でしょう。

なまえ様からお便りを頂きました(10.05.22)
こんにちは
お見受けしたところ、あなたは靖国神社に親しみを感じていらっしゃる人のようです。なるほど、西暦1945年以前ならいざ知らず、西暦2010年現在では、日本という地域に住む様々な人々の中には、あなたを攻撃する人も混じっていることでしょう。
しかし、「共有地の悲劇」でインターネットをgoogle検索していたところ、偶然、ここにきた私には、あなたをおとしめるつもりはありません。
7000万人の人口だったというお話は心に残りました。実際のところ、6000万人でも、この狭い国では国民を養うことができなくて、食べるのに困っていた旨の記述が、歴史の教科書には出てきます。
先だって、テレビをつけておりましたら、現代の女子高生がインタビューに答えて、次のように言っていたのを思い出しました。
「家が貧しくてご飯がまともに食べられないからアルバイトをして家計を支えている。朝飯と昼飯は食べず、夕飯だけ、カップめんで飢えをしのぐこともある。アルバイトがきつくて、学校の勉強に集中できない。」
大昔の、貧しかった(真実の日本の姿)を知らない私は、「日本もここまで落ちたのか」と、そのときは、なんともいえない、やりきれないような寂寥感を感じました。
ですが、これは、本来の、貧しくてどうしようもない、本当の日本に戻ってきつつあるだけなのでしょうね。
朝鮮戦争とベトナム戦争の特需でお金を稼ぎ、共産圏封鎖の時代に加工貿易で財を成したのは、一時の夢のような季節でございました。もう二度と、戻ってくることもありますまい。
取り留めのない話になりましたが、あなたもお体に気をつけてお過ごしください。
なまえ様 お便りありがとうございます。
だいぶ古いですが、チョットチョットというところですね。
貧しくてご飯が食べられない方がいるとは思えません。だいたいカップめんを毎回食べるより食材を買ってきて料理をした方がコスト的にもペイすると思いますよ。
あなた・・からかってるんですか?
それともウブなねんねでテレビに騙されたのかしら?
詐欺に騙されないように、気をつけてお過ごしください。


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