ISOの景気動向指数 09.06.19

景気が良くなるとか、今の状況はどうだろうなんてことを知るためには、さまざまな景気動向指数がある。景気動向指数には、景気に先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の三つがあるそうだ。先行指数は一般的には数カ月先行して動くので今後の動きを予測するのに使われ、遅行指数は一致指数より半年とか一年とか遅れて動くので景気が実際に転換したのかの確認に使われるとのことです。
まあ、頭が常人と異なる私ですから、たまたま新聞でこんな文章を読んで頭に浮かんだのは・・そうです! ISO認証の先行指数、遅行指数とは何か? ということでした。
そんなことを昼休み、建設的なことをせずボウとして考えたのであります。
「下手な考え休むに似たり」といいますが、私の場合「アホな考え休むより劣る」です。 

さて、ISO認証制度をとらえると、その主たる指標は何であらわされるだろうか?
9001の登録件数推移14001の登録件数推移
9001の審査員推移14001の審査員推移
実はこの駄文を書くのに審査員登録件数の推移のグラフがほしくてJRCA(日本規格協会)のウェブサイトにアクセスしたら、なんと従来は4半期毎の登録者数がウェブにアップされていたのに、今ではグラフがなくなっていた。
勘ぐれば、ISO業界では審査員登録件数が明白な先行指標とみなされていて、その数値の重要性(機密性)から一般公開しなくなったのだろうか?

本日の反省
私の頭の中は混とんとしていて、まともな考えは出てこないようです。

さらに下らない発想
ISOの先物相場があれば、もう何年も前から売り一色かな?



ぶらっくたいがぁ様からお便りを頂きました(09.06.20)
審査員のヒマ度合い、すなわち審査員稼働率の月別推移を見るというのはどうでしょうか?

審査員稼働率=(実稼動審査員数×審査実績日数)/(登録審査員数×審査可能日数)

おっと、これじゃあ休眠審査員が多ければ多いほど指標として役に立たないか。
もしかして%では表せなくてppm表示になったりして。。

毎度ありがとうございます。
知り合いに何人も契約審査員がいるのですが、最近は仕事がないと言ってます。まあ、不景気になれば外に出している仕事を内作取り込みというのは常とう手段。
認証機関も社員の審査員を目いっぱい働かせて外注しないというのは当然です。
私たちのところに来る審査員が社員か契約審査員かによって、認証機関の繁忙を把握できるかもしれません。


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