NO 小沢、NO 菅 2010.08.29

民主党の党首選びが大騒ぎである。
半世紀にわたる自民党政権に嫌気がさして、自民でなければなんでもいいと国民が選んだのだろうが、選んだ民主党がどうしようもない連中の集まりだったということが明白になった。

かって、30年前くらいまでは、保守は腐敗、革新は清廉というイメージがあった。だから革新の灯なんて表現もされた。選挙違反で捕まるのは、保守は買収、革新は文書違反と決まっていた。
選挙のときだけでなく、保守の贈収賄や地元利権との癒着は気に入らんと思った人も多かったのかもしれない。野党はそんな悪いことをしないと思われていた。チョット考えてみれば、野党は単に力がなかったからに過ぎない。
いくらなんでも中国共産党の利権とかロシア共産党の悪さまでは引き合いには出さないよ 笑

じゃあ、民主党は清廉なところを残し革新政治を目指しているのか? といえば、全然そうじゃなくて、正しい歴史も知らず、政治というものも知らず、今は自分の番だと一生懸命利権を取り合っているようだ。
企業で組合が経営者をつるし上げ、経営権を握ったところで、まともな経営ができないのと同じだ。まさに日本は頭脳なき労働組合が経営者となった状態だ。
おっと、労働組合というと菅が文句を言うだろう。ご安心ください、市民団体、サヨクもたくさんいることを忘れてはいませんよ。
ところが選挙となると、こういったメンバーは力がない。やはり政治屋的才能あふれる小沢がいないと・・
小沢は民主党が政権をとった立役者である。ところが、それはそのまま、小沢がもっとも自民党的体質を体現していることでもある。小沢は現時点で自民党体質の正統な継承者といっても過言ではない。
これほどダーティーな政治家がいただろうか?
40歳以下の人たちは、かっての小沢を知らないだろう。
決して清廉潔白な政治家ではなかった
その逆である
現在、自民党に所属しているメンバーのほうが、20年前の自民党体質とは乖離が大きいことは間違いない。

そういうもっとも自民党的体質である小沢が民主党に所属して、ましてや党首を務めたことが、異常としか思えない。サヨクや市民団体と水と油がいっしょにいることができるはずがない。
民主党とは自民党から政権奪還を目指して作られた政治機関といっても過言ではないだろう。とすると、自民党から政権を奪還したとたんに、その組織の役割を終え、それぞれの構成員の思惑を実現するための組織にしようとするのはこれまた自明だ。

私は愚かな首相です
しかし、笑ってしまうのだが、外国で愚かといわれ、国民にアホといわれ、自分で愚かというほどに、愚かな人を首相としたのは悪い冗談だったのだろうか?
過去、女性問題で失脚した首相もいたし、大事件のときにゴルフをしていたとして辞めた首相もいた。
しかしまったくの愚かさで辞めた首相は歴代はじめてだろうか?
おっと、還暦になった今も児童手当をもらっていたという首相は間違いなくはじめてのことであろう。

ところが、その構成員はまたまたバラエティに富んでいる。
実質的に民主党政権の一部を構成していた社民党は沖縄基地問題で分離した。これもまた政権というご馳走をいただくためにハイエナかハゲタカのように餌にありついたという感じではあった・・
民主党というのは基本的に、社会党が分裂したとき社民党に行かなかった旧社会党左派から右派まで、旧民社党系、自民党で主流になれなかった連中、清廉なイメージを売りたいというおばかさんたちが集まったひとつの政策を掲げた政党というより、反自民を掲げた団体である。
だから敵がいなくなった今、それは求心力を失いばらけるのは当然だ。
小沢がいれば、清廉さが打ち出せない。
小沢がいなければ政治手腕がない。
民主党はどうなるのか?と考えるより、反自民勢力はどうなるのか?と考えないと先が見えない。
とにかく、国民が目を覚まして、民主党を見捨てて、もっとちゃんとした政策を持った人々あるいは政党に政権を託さないと日本が滅ぶのに時間はかからないだろう。

本日の所信声明
リサイクル反対論者の武田先生は「これまで人類は何万年も過ごしてきて、ずっとイノベーションを繰り返してきた。いま、これでイノベーションがすべて終わるなら、そういう歴史的瞬間に私が生きたということは大変名誉なことだ。」と本に書いている。
私は「これまで日本人ずっと日本という国で生きてきた。いま、日本が崩壊するなら、そういう歴史的瞬間に私が生きたということは大変名誉なことだ。」
なんては絶対に思わない。




あらま様からお便りを頂きました(10.09.01)
トロイカ体制
佐為さま あらまです
「トロイカ体制」ってなんでしょうか。
日本では、「トロい菅、小鳩」体制 の略語でしょうか。

../2009/hato.jpg あらま先生、それは非常に難しい質問です。
民主党政権の第一代首相といううまいトロを食べてしまったハトポッポと、残り物のイカを争奪している汚沢と鉋の連帯ということもありそうですし、トロい鳩の脳みそしかない首相の後始末を、いかにするかという責任の押し付けということもありそうです。
あるいはドロドロの骨肉の争いでイカんなあとみなが困っている様子でしょうか?
いずれにしても、困ったものです。

ある大学生様からお便りを頂きました(10.08.31)
と思ったら。
前日にもなってドロドロぬるぬるな会合を開いて結局挙党一致体制を築くようです。
なんという茶番。
ちょっと黙っていてって言ったの誰でしたっけ?総理大臣だった者が辞めた後も影響力を行使するのは好ましくないって言ったの誰でしたっけ?日教組頼りの選挙、違法買収の選挙やってギリギリで勝った人は誰でしたっけ?
もはや夏の怪談を聴いている心地になってきます。
菅「ぎゃーーーついにでたぁーーーやーめーてー><;;」

ある大学生様 ご無沙汰しております。お元気ですか!?
今年の夏は厳しい暑さですから、お体お気をつけてください。
本日、ご両人が正式立候補したようです。
選挙権のない我々としては、どうなるか見守るしかありません。
大いなる茶番を観劇しましょう。


ある大学生様からお便りを頂きました(10.09.06)
産経新聞政治部官邸キャップ
阿比留瑠比氏の公式ブログで面白い記事があったので紹介・・・
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1772415/

ある大学生様、毎度ありがとうございます。
オザワねえ〜・・・
奴は、もっとも自民党的な体質の政治家あるいは政治屋でしょうね。
もし国民がオザワを選ぶなら、自民党的なものがやはり好きだということなのでしょうか?
あるいは国民は何も考えていないということなのでしょうか?
すくなくても、ある大学生様はしっかりと考えてこれからの日本の方向を決めてほしいと思います。
なにせ、私はもう消え去るのみです。

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