出版社 | ISBN | 初版 | 定価 | 巻数 |
集英社新書 | 978-4-08-720581-7 | 2011.02.22 | 720円 | 全一巻 |
お葬式や法事に比べて、結婚式やお正月などかしこまるような儀式ではない。
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かしこまるとは正座をすることを意味したそうだ。
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逆でせう? 武士であれば正座することは次なる動作がしにくく、偉い人の前で切りかかったりしにくいということからかしこまる意味があったのだろうが、 胡坐で座るよりも正座の方が次の動作には便利です。 よく戦國時代の映画等では目上の人の前にでもドッカと胡坐をします、素早き動きが出来ぬから他意のないことを示すのだと、か。 後にかしこまりて正座しても刀を右手側に置くのが相手に対して切りかかる意思のないと言ふことです。 左利きはご法度だとする処でもあるやうです。 |
Yosh師匠 そうだったのですか!? いやあ、私の場合、5分も座っていると痺れが切れてしまい、次の動作といえば這い回るだけです。 座っている体勢からすばやく切りかかったりできるとは・・・軽業師に違いない。 |
お久しぶりです ご無沙汰しております。木下です。久しぶりにこちらのサイトを覗いたのでちょっと茶々を入れさせてください。 いやなことがあればひょいと引っ越して過去と縁を切るというのも今以上>に簡単であったはずだ。 どうも私が幼いころに祖父母に聞いた昔々の話とは違いますね。祖父母が言ったには、昔は交通が発達していなかった上に移動の制限もあったので遠くへ引っ越すのはかなり困難だったとか。過去と縁を切る、つまりその人の過去を知る者がいない地域まで引っ越すのは一生に一度できるかできないかだったそうです。 もちろん身分や時代、地方によっても違うでしょうが、ひょいと引っ越せるような人がそんなに多かったものでしょうか。 |
木下様 ご無沙汰しております。 時代によって状況は大きく違うと思います。江戸時代は身分制度があり、しがらみがあり、逃げたりすることはできなかったのかもしれません。ただ家という観念は武士以外は江戸中期以降という説もあり、現実に飢饉とかあるいは年貢が重いとかという事態になると、百姓はさっさと隣の藩に移動したということはいろいろな本に書いてあります。 しかも命がけなんてものではなく、隣の藩に入ってしまえば追っ手はこれないし、たいていの藩は百姓が増えることを望みそのまま居つかせたそうです。まあほんとのことはタイムマシンがなければ分かりません。 |
おばQさま あらまです 「正座居合」というものがありますが、これは正座から立膝になり、そして踏み込むという動作になると思います。 つまり、正座からそのまま刀を抜くのではないのですね。 それだと、腕で刀を振り回すだけですね。 相手をスパッと両断するには十分な体重移動がないと出来ないと思います。 だいたい、座るときは刀を置いて座わるものではないでしょうか。 つまり、太刀を帯刀したまま座ることは、戦場以外の日常にはないと思うのですね。 おっと、雛人形の天神様は、座っていても帯刀していましたね。 ところで、正座の姿勢は男女の違いがあると思います。 だいたい、女性が下着を着け始めたのは文明開花以後といいます。 ですから、昔の女性は着物を着たままアグラを組む動作しなかったと思います。 う〜ん、気になり出したら、眠れなくなってしまいました。 |
あらま様 毎度ありがとうございます。 なるほど、正座居合ですか・・剣道など高校のとき1度面をかぶり、汗臭さで即やめました。 というほど剣道とは縁のない私なので皆目分かりません。 ところで洋服は人の体に合わせて作ったり、あるいは体にあった服を買うわけです。 他方、日本の着物は反物で作ります。反物の寸法によって作られる着物の基本寸法が決まってしまうという制約があります。 江戸時代初期までは絹織物の布幅は曲尺で一尺五寸(約45cm)の装束幅である。ただ小袖用として少し狭めの布幅(約41〜42cm)が使われたという意見もある(『服装の歴史』p.196)。 寛永三年(1626年)に江戸幕府により絹幅一尺四寸(約42cm)/木綿幅一尺三寸(約40cm)という規定が作られる。 また丈も通常7〜8mであったのが、寛永八年(1631年)には絹三丈二尺(9m前後)/木綿三丈四尺(10m前後)に規定された。 服装史概説より引用
これにより着物が幅が狭くなり、女性があぐらをかくことができなくなったという説が多々見られます。平安、室町時代の絵巻などでは女性もあぐらをかいているように見えるものが多いです。 |
とうた様、あらま様、 女性が下着を着け始めたのは文明開花以後といいます。 普通の日本女性が1900年の頃から所謂寫眞花嫁でにこちらに来て初めて洋装をした時の話:其れまで穿くことがなかつたから下着を穿ひてることを忘れて用便をの時に下着を下げることをせずに足したといふ可也多くの事故の話がこちらには残されてます。 昔の女性は着物を着たままアグラを組む動作しなかったと思います。 で、胡坐の代はりに和服を着た女性の座り方に横座り(?)(正座の状態から両足を揃へて右か左へ出しお尻を座に着ける)といふ少し色気(?)のある座り方があるはずです。 また、昔年寄りの女性は正座の状態から足を両方に開きお尻を座に着かせる座り方をしてました。これは足の上に体重を乗せず座れるので私も長時間座る時にはします。 |
Yosh師匠 毎度ありがとうございます。 用便をの時に下着を下げることをせず あのう・・はじめてだって気が付かないものですかね? 事故というのか悲劇というのか・・・ウーン 正座の状態から足を両方に開きお尻を座に着かせる座り方 その座り方は、あひる座りとか、女の子座り、あるいはおばあちゃん座りと呼ばれています。女性は体が柔らかいので多くの人がするといいますが、男性は体が硬いのでそういう座り方ができない人が多いそうです。実はいまやって見ましたが、長時間は関節が痛くなりそうです。 |