経済産業省 産業技術環境局 日本工業標準調査会 | 認定機関 認定機関の幹部 認定審査員 | 認証機関 認証機関の幹部 認証審査員(いわゆる審査員) |
審査員研修機関連絡協議会(JATA) | 第三者認証制度 | 日本マネジメントシステム 認証機関協議会(JACB) |
審査員研修機関 | 審査員登録機関 JRCA・IRCA・CEARその他 |
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経団連 各種業界団体 | 国際認定機関フォーラム(IAF) | |
ISOコンサルタント ISO認証代行業 内部監査員教育業 内部監査員検定(今でもあるのか?) | ISO関連雑誌・書籍 日本規格協会 アイソス誌、日経BP社 |
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機関投資家 個人投資家 | 近隣住民 所在地の自治体 |
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認証を受ける企業・団体 | 認証を活用する企業・団体 入札に認証を盛り込んだ行政 | 一般市民 消費者団体 消費者個人 |
ISO9000=ISO9001QMSモデル+QMS認証制度
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クレーム(claim)とは苦情とかイチャモンではない。 英英辞典を引くといろいろあるが、to officially ask for something as a right 要するに権利に基づく請求である。 すみませんがとか、なんとか便宜を図ってくれませんか、ということではなく、これには金は払えないよということに過ぎない。 |
だが、その目的のためには現行のISO9001:2008が適しているかといえば、不適だろうと私は思う。ISOで定義する品質保証を要求するには現行の規格はアイマイモコで使い物にならない。せめて1987年版であれば今よりも品質保証を確実にできるだろうと私は考えている。 みなさんもそう思いませんか? |
チョット待てよ、 日本適合性認定協会の中川はISO14001審査員を対象とした講演会で語ったのである。ということは聞くほうも、語る方と同じ価値観でスンナリと理解されたのだろうか。私のような異質な者だけが、それを変だと感じたのだろうか? |
私が駄文を書く前に筋書きと結論を決めているのかといえば、そうとも言えるし、そうでないとも言える。私は下書きなんてせずに、大まかな方向というか落としどころが頭に浮かぶとキーボードを叩いていくのであるが、文章を作っていく過程でいろいろと調べる。私だって何も見ずに思いつきだけでキーボードを叩くような、いい加減なことはしない。飯塚が何を語ったか、JABの中川はいつ語ったのか、JABの報告書の言い回しは間違いないかというようなことは、常にJABの発行物やインターネットで確認しているし、用語の定義などはISO規格やJIS規格で欠かさず確認している。 なにしろISO業界にはこまかいことを気にする人々が多いから、たとえここに突っ込みを書き込まなくても、影で私の駄文の瑕疵の棚卸しをされてはたまらない。論敵にはグウの音も出ないように、とどめを刺さねばならない。それが果し合いの礼儀というもの。 ところでネットをググったり、ISO規格あるいはJABや経産省の報告書を読み返すと、今まで気がつかなかったことも多いし、新しい情報も見つかる。その結果当初の考えが変わることも大いにある。もっとも自分の考えが変わらなければ、文章を書く甲斐もないだろう。この駄文はネットにアップすることも目的のひとつだけど、自分自身の考えを整理して具体化することが第一目的なのだ。つまりこのうそ800を書くことは私自身の勉強なのである。 |
たいがぁです。 JABや認証制度関係者が「信頼性を向上させる」と語る真意は、自己の保身にあることは間違いと私は考えます。 「せっかく認証機関が顧客や社会に代わって、組織の仕組みが信用に足るものでそれが有効に機能していることを認証しているのに、これだけ虚偽や隠蔽が横行するようでは面目丸つぶれどころか存在意義まで問われるじゃないか。これは認証機関が悪いんじゃなく組織の責任なんだから何とかしろ。すぐしろ。今しろ」と、まあこれがホンネでしょう。 もちろん、的外れであることはおばQ様の解説どおりなので、JABや認証制度関係者が定義を明確にすることもなく、有効なアクションプランを提示することもできないのは当たり前というものです。 更に突っ込むなら、このホンネには次の主張が控えているように思います。 「少なくとも認証側は、問題提起もしたしアクションも起こした。それでも信頼性が上がらないとすれば、これはもう完全に組織側の怠慢である。だから適合していることの証明は、審査の場においても組織自身が行わなければならないのだ。」 要するに「認証制度の信頼性が揺らいでいる」というのは、JAB及び認証制度関係者の自作自演でしょう。 だいたい、一般消費者にとって存在自体がほとんど知られていないものに社会的な信頼性など最初からあるわけないですわ。(バッサリ) |
たいがぁ様 毎度ありがとうございます。 なんか、結論的には認証制度自体というか認証制度内部の問題のような気がしますね。 ただJABと認証機関(とその団体であるJACB)は一枚岩ではなく、両者の間にはあつれきといいますか意見の違いがそうとうあるように聞いております。 仮にそれが事実とすると、認証制度の問題と言うより、JAB内部の問題なのかもしれません。 ましてノンジャブといわれるJAB非認定の認証機関が伸びているということは、JABのスタンスがグローバルスタンダードと異なっているとも思われます。JAB認定の認証機関としては、グローバルでないJABのローカルな規制によって手かせ足かせをさせられて、外資系の認証機関とは競争できないという思いも強いのではないでしょうかね? しかし、このうそ800でも、審査で審査員が挨拶もしないで無礼だとか、審査が規格に則っていないなんてところから始まって、とうとうISO第三者認証制度の根本問題を論議するようになりましたか・・遠い目 次に語るものはなくなってしまったのかな? |
今日は「信頼性の主体と対象」についてお送りさせてください。 御説を読ませていただきましたが、誠にごもっともと思います。 それで、私もと思ったのですが、あまりにもたくさんのことが思い浮かんできまして、まとまりがつきません。 ただ一つ言えることは、もちろん私の自組織を含めて、組織がその活動において則るべき原理原則から外れないこと、もし外れてもすぐに修正出来ることが大事かと思います。 私はどんな組織でも(個人単位でも同様ですが)顧客への価値提供が出来るかどうかにその存在意義がかかっているのだと思います。 それを実現するために、意識的であれ、なかれ、それぞれのビジネスモデルが構築されているのでしょう。 もし何かがうまくいかないとき、それをまわりのせいにしていては解決から遠ざかるでしょう。 自分たちの価値提供プロセスとアウトプットに焦点を当て、謙虚に見直すことが必要だと思います。 それが守られていなければ、ひょっとして私の組織も今年中には消えてなくなるかもしれません。認証制度の関係組織は、今後百年の繁栄期を迎えるかもしれません。 ただ経産省さんのガイドラインや中川氏の資料を拝見する限りは、そもそも顧客は誰か?のあたりからすっかりモヤがかかってボンヤリしているかのような印象を受けます。 制度の利用者の一人として不安に感じます。 「負のスパイラル」という図式が経産省のアクションプラン資料に掲載されています。 これを見て本当に絶句です。 「価格競争の激化」 ・・・現実が正しいのです。 もし審査機関様が現状の審査料を低いとご不満でいらっしゃるとしても、それは思い過ごしであり、以前の料金設定が高すぎただけという、ごくシンプルな真実に気がつかれたほうが良いでしょう。 「市場の価格は下りすぎてけしからんです。 折角高い価格でスタートしたのに、安い競合にそそのかされた客がそっちに流れたんです。全く客もひどいもんです。」 現実から目を背けるところからはじめても、何も得られるわけがありません。まして顧客を悪者扱いしては・・ あ、いや、被審査組織は顧客ではないのですね。それなら分かりますが・・ ま、それでもご不満なら、値上げ交渉をなさればよろしいかと存じます。 それでも・・・なら、他の市場への参入や、異なる事業への転換等をお勧めします。 私は、審査を通して何らかのことを成し遂げたいとの想いを持った方に審査をしていただきたいと希望します。 そうでない方・組織には御退場頂いて全く構いません。 それにしても「低品質な認証」とはどのようなものを指すのでしょうか。 「審査の形式化・審査員の能力低下」なのでしょうか。 公の文書でこのような表現を取ることの方が、年に数回認証企業が不祥事を起こすことよりもよほど信頼性低下につながる懸念があるように感じられますが。 |
ダストコマンダー様 毎度ありがとうございます。 論点が多々あります、どこからいきますか・・ 負のスパイラルの図式は平成15年、2003年の報告書で唱えられたものです。当時は私も疑問も持たずにおりましたが、そのときも確固たる証拠なく信頼性が低下すると市民団体のように唱えていましたね 価格競争については、絶句というより笑止と言ったほうがお似合いでしょう。 車メーカーの社長が競争メーカーが低価格をぶつけてきた時に「安いものは信頼性が低い」なんて言ったものなら、即社長を辞任する羽目になるでしょう。 そもそも低価格認証機関の審査の質が悪いという証拠を示していません。 それよりもJAB認定の認証機関の審査に問題が多い、規格を知らない審査員がいる、態度が悪い、認証機関の応対が悪いということは過去20年私は経験してきましたし、他人からも聞いていました。 まずJAB認定の認証機関の審査の質は良いということを審査を受ける企業が評価するような審査をすべきでしょう。 私の知っている会社で、JAB認定から非認定に鞍替えしたところがあります。 「認証機関を変えて、何か変わりましたか?」と聞きましたら「変わりました、審査員が挨拶します」とのこと 推して知るべし |