「歪んだ経済で読み解く中国の謎」

2013.08.07
お断り
このコーナーは「推薦する本」というタイトルであるが、ぜひ読んでいただきたいというすばらしい本だけにこだわらず、いろいろな本についても駄文を書いている。そして書いているのは本のあらすじとか読書感想文ではなく、私がその本を読んだことによって、何を考えたかとか何をしたとかいうことである。読んだ本はそのきっかけにすぎない。だからこの本の内容について知りたいという方には不向きだ。
よってここで取り上げた本、そのものについてのコメントはご遠慮する。
ぜひ私が感じたこと、私が考えたことについてコメントいただきたい。

著 者出版社ISBN初版定価巻数
石 平ワニブックス97848470606252013.06.25800全1巻

中国経済が崩壊するとか、中国のバブルがはじけるという報道や論説は二、三年前からみかける。いや経済だけでなく、中国という国家そのものが崩壊すると語る人も多い。それにしちゃ崩壊してないじゃないか、バブルも破裂してないじゃないかという人もいる。しかし内部ではますますひずみが大きくなってきているとこの本は語る。
歪があるからこそ、それを抑えるために強硬な手を打ち、それが中国という国家体制が安泰のように見えるとある。昨今、尖閣列島について中国による日本の主権侵害が続いているが、これも内部の不満を外に向けるためだと語る。

そういや韓国南朝鮮の旗 も日本批判するのはパターンが決まっている。それには二つあり、ひとつは大統領の人気がなくなると大統領自ら日本批判を行う。これは韓国の歴代大統領のほとんどが引退後に汚職や背任で逮捕され死刑や無期などの重刑に処せられているので、自分の人気をあげてそれを避けるためだ。日本を批判することにより自分の人気を上げようという魂胆である。

ちなみに歴代韓国大統領の末路(2013.08時点)
大統領末路
李承晩(イスンマン)不正選挙がもとでアメリカ亡命
尹?善(ユンボスン)クーデターで追放
朴正熙(パクジュンヒ)暗殺
崔圭夏(チェギュハ)名目上のもの
全斗煥(ジュンドファン)退任後死刑判決、後釈放
盧泰愚(ノ・テウ)退任後懲役22年判決、後釈放
金泳三(キムヨンサム)蓄財スキャンダルなし
金大中(キムデジュン)在任中から身内の汚職スキャンダル
盧武鉉(ノムヒョン)就任直後から汚職スキャンダル、そして自殺
10李明博(イ・ミョンバク)背任や脱税でどうなることやら 現状不明
11朴槿恵(パク・クネ)まあ前例に倣うのだろう 今後に期待

だいたい大統領が代わるたびに必ず先代大統領の汚職が問題となり、元大統領が刑務所に入ったり亡命したり自殺したりという国は異常である。
それを選出した国民の意識を疑う。

もうひとつは韓国経済が不調のとき、国民の不満を外に向けるために日本批判をして国内問題から目をそらすためだ。2013年現在、韓国は経済状況が不調で国民の暮らしが大変だ。暴動が起きるかもしれない。それじゃ日本批判をしてガス抜きしよう・・

中国も全く同じ、指導部の批判封じ、権力確保のため、そして国内問題から目をそらせるために日本をスケープゴートにする、特定アジアのやることはろくなことがない。
まあ、そんなことは誰でも知っているというか考えていることだ。

この本は、中国が崩壊したその後について書いている。
歪んだ経済で読み解く中国の謎憲法9条は平和を守るとか、中国は攻めてい来ないなんてたわごとを語る人には、それは間違っていると即座に反論すること、そして正しい情報発信をしていくこと、ネットでも省庁や政党への意見メール、デモへの参加などできることはいろいろある。
そんなことはダサイとか、自分がしなくても誰かがするだろうとか、それは政治家の仕事だと責任転嫁することは、即、今の日本の生活を失うことに直結する。良く考えて行動しなければならない。

いつも推薦する本と言いながら、批判ばかりしているが、この本はよい。ぜひ読むべき。
但し本には何年たっても何度も読み返す価値のある本と、その時点でのみ価値がある賞味期限のある一過性の本がある。この本は後者である。
現在はネットでいろいろな情報がとれるようになったが、やはりまとまったことを知るにはネットだけでなく、このような本を読むことも必要だ。
この本は出版が2013年6月ということは3月くらいまでの情報で書いているだろう。だからそこに書いてある情報の有効期限は2013年いっぱいというところか?
その頃には尖閣も南沙諸島も大きな変化があるだろうから、石平さんはまた新しい本を書くだろうし、それを読む必要があるだろう。



R2様からお便りを頂きました(2013.09.16)
少し頼もしいことが
インドが大陸弾道ミサイルの発射実験を再び成功したようです。
この弾道ミサイル、アグニ?は核の搭載も可能であり、アジアのパワーバランスにおいてインドが優秀性を発揮したそうです。
さすがアジアの大国もかつては中国に煮え湯を飲まされてきましたからね。いや、むしろ過去の戦争のこともあり、決して油断できないのだろう。
日本の非武装中立論者や親米保守派とはものがちがうとしかいえない。
わが国も見習わなければなりませんね。

R2様 毎度ありがとうございます。
インドはやりますね〜
しかしさきほど22DDH「いずも」が進水したとき、中国や韓国のメディアが「敗戦国である日本は空母を持つことを禁じられている」なんてほざいているのを読むと、頭に血が上ります。
中国も韓国も生意気言ってんじゃねーよ! と中指を立てたい!
まあ、韓国は経済が沈没寸前ですし、中国はバブル崩壊と言われているのでどうでしょうか?
個人的には一刻も早い経済崩壊を希望しているのですが、経済難民が日本に押し寄せても困るし・・・
話しは変わりますが、中国はフリゲート艦(小型の護衛艦)を大量生産しているそうです。いよいよきな臭いねえ
日本のマスゴミはそういうことには口を閉ざして、オスプレイ反対ばかり報道しているけど、ありゃ外患誘致だね


S様からお便りを頂きました(2013.10.08)
中国人が嫌い
私も中国人が嫌いですp(`Д´)q
時々図々しさに死滅してくれたらって感じます。
自国の政府にいいように洗脳される馬鹿どもは正直イタいです(||゜Д゜)
いつになったら中国人どもは新しい時代の仲間に入ろうと努力するのでしょう
いい加減  古いんだよ!と言いたい。

S様 お便りありがとうございます。
おっしゃることに同意です。
外国で政府がなにをしようと、国民が何を考えようと、我々に関係ない限りほっとくのはもちろんですが、我々にとんでもない言いがかりをつけるのは困ります。
しかし、S様、嫌いだというのはちょっとどうでしょうか? 外国の人が私たちに好かれるために行動することはないですよね。私たちだって中国人に好かれようと行動したり物を差し上げたりすることはありません。
それはお互い様です。
ですから好きだ嫌いだではなく、いろいろな考えがあるものだとまずは現実を認めなければなりません。そしてそういうお考えの政府や国民に対して、我々の利益を確保するために、いかに主張していくかを考えないとならないでしょう。
言い換えると、私たちは特定の外国を好きになることも必要なく、嫌いになることもありません。
目的は、私たちの利益、日本の利益をいかに確保していくかという観点で見ること、判断すること、行動することが重要だということです。
残念なことに、日本のマスコミはそういう考えでなく、外国に好かれるためには、自分の財産をどんどん差し上げてもよい、あるいはそうすべきだと信じている人が多いようです。そんなことをしていたら、自分は貧しくなる一方で、いつかは国土も主権も失ってしまうでしょう。
リア王みたいなものですかね?
それが美学と思っているのかもしれませんが、正しい方法ではないでしょう。

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