「在日韓国人の終焉」鄭 大均著goodbetter
出版社ISBN初版定価(入手時)巻数
文藝春秋 4-16-660168-7 2001/4660全1巻

現在、在日外国人の地方参政権について論議されている。
昨年末韓国では、在韓外国人に地方参政権を与えるという決議がされた。しかし、これは在日韓国人の地方参政権付与に圧力をかけるためである。
在日韓国人は60万人、該当する在韓日本人は何人いるんでしょうか??(60万人もいないことは確実)
地方参政権については種々論理があり、議論は尽きない。

う〜ん??? 過去の在日韓国人の参政権請求の裁判では”原告が日本に生まれ育ち、日本の価値観を持った人は国籍に関わらず国民である”という論理であったそうです。
へえ、私は国民とは国籍法により国籍が日本の人かと思ってましたが?

戦争のときに強制的に連れてこられた人とその子孫なのであるから国は責任をとって参政権を与えるべし、という論理もあります。
強制連行された人は終戦後ほとんど帰国し、自ら残留を選んだ人のみが日本に残ったという調査があるそうです。

ここまでの記述に対して私にクレーム付けないで!
鄭さんの本にあります。


著者は結論として、帰化すべきであるという結論で、それが表題となっています。
誤解なきよう、日本国籍をとるのが困難ではないのです。
著者は日本に帰化することは心理的なものを除けば、障壁はないと書いています。
アメリカに住んだ韓国人は韓国国籍のままアメリカ参政権を要求しているんでしょうか?
もし、私が長期間外国に住んでいて、その国の国籍がとれ帰化できるときに、日本国籍のまま参政権を要求するのはいささか虫が良すぎるのではないでしょうか?
いいとこ取りって、あまりフェアな方法ではなさそうですが?

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