「日本よ、歴史力を磨け」 櫻井 よしこ goodbetterbest

出版社ISBN初版定価(入手時)巻数
文芸春秋2007.9.15978-4-16-369420-71429円全1巻

みなさんご存じのように私はかなり感情的、激昂するタイプである。
そんな私なので、この本を読むのは大変な忍耐を要した。
誤解されることはないと思いますが、この本は難しい文体でもありません。難しい漢字を使っているわけでもありません。難しい論理を語っているのでもありません。読んでいて眠くなったりすることはありません。
日本よ、
「歴史力」を
磨け
櫻井よしこ
でも、この本を読むと気分が悪くなることは間違いありません。
なにしろいかに過去半世紀日本が諸外国にむしられ、あしられ、たかられてきたかということのオンパレードです。
そして日本の国益を考えない、いや外国の国益を考える日本人がその役割を果たしてきたということがつれづれ書かれています。
そんな反日日本人は与党にも野党にも財界にもマスゴミにもたくさんいる。
この日本ははたして立ち上がれるのだろうか?
いったいこの日本人はどのような心根なのだろうか? 悪魔に魂を売ったのだろうか?
そんな重苦しいことばかりが頭に浮かびます。
せめてもの救いは少なくともここに櫻井よしこさんというジャンヌダルクがいるという事実です。

櫻井よしこさんというお名前はそりゃ有名なお方ですから、田舎に住んでいたときから存じ上げておりました。
でもお顔を拝見したのは、都会に出てきてたまたま講演会を聞いてからでございます。
それは東京商工会議所だったと記憶しております。もちろん握手なんてしていただいたわけではなく、もうズット遠くの演題でのお話を伺っただけなのですが、我が愛しきよしこさんをひとめ拝顔でき大変感動したことを覚えています。
その後、拉致国民集会、靖国神社、その他の集会の司会などをされているのをお見かけしました。
よしこさんのせつないお声を聞くたびに・・・嗚呼、このようなお人に悲痛な叫びをさせてはいけないと感じております。

ここまで書けば本の内容はお分かりと思います。
じゃあ、買わなくてもいいわ・・・
なこといわないでください。
このような本が、ジャンジャンと売れ、そして多くの日本人が
「あのテレビ局はちょっとおかしいんじゃないか」
「日本人が中国人に謝らまる理由なんでないよ」
「中国の毒ガスってほんとうに日本人が捨てたのか」
「学校の先生がいう沖縄、ヒロシマ、ちょっとおかしいんじゃないか」
そう疑問を持って欲しい。

この本はそのために存在します。


本日の結論

あなたも、
ぜひ買うべき
ぜひ読むべき
そして人に勧めるべき




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