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出版社 ISBN 初版 定価(入手時) 巻数 幻冬社 4-87728-243-2 1998 1500 全1巻
この本はすばらしい。誰にでも分かりやすく漫画で国家、国民、戦争について説明している。本来なら「新しい歴史教科書」なんかでなくこれを社会科の教科書にすべきだ。私が疑問に思うことはなぜ小林氏はちゃかすのだろうか?同じことをまじめに描けばもっと支持者が増えるのでないだろうか?(謎)
実は私は小林よしのり氏のマンガは東大一直線、お坊ちゃま君からゴーマニズムまでずっと知っているが、絵が込み入って汚いな〜くらいしか感じたことはなかった。しかし本屋でたまたま「戦争論」というのを見かけて「クラウゼビッツのパクリか?」と思いながら手にとりました。そして二、三ページ見ただけで衝撃を受けましたね!!
失礼ながら小林よしのりがこんな偉大な人物だったとは知らなかった。
小林よしのりは国士である。日本はまだ腐っちゃいない。小林よしのりという伝道者を得てまっとうな道に戻ることも期待できると思ったね!おれは感動したよ!
この本の唯一の欠点は、「戦争論」というタイトルをクラウゼビッツのために使うべきでなかったことだ。小林よしのりさんにも戦争論についていたハガキで申し上げたんだけど返事がない。
はら坊さんからお便りを頂きました。はじめまして。私は戦後生まれの41歳男性です。またお便りお願いします。
つい最近までは私もことなかれ主義のサヨク人生だったかもしれません。
ここ数年、太平洋戦争に興味を持ち「なぜ日本人はあのような戦争を興し、どのように負けていったか」を考えるようになりました。
先日小林さんの「戦争論」を何気に買ったのですが戦争を否定するだけではこれからの日本は、いや日本人は益々ダメになると考えるようになりました。もちろん戦争は嫌いです。できれば戦争をしない人生を送りたいです。
しかし今の国際社会で戦争(軍隊かな?)を否定することだけでは単なる弱虫の何物でもないことに気がつきました。
日本人であることの誇りを持ちたいです。