「砂の薔薇」新谷かおる著goodbetter
出版社ISBN初版定価(入手時)巻数
白泉社 4-592-88507-41999/12500〜600全15巻
マリーローズバンク
スーパーマンが現れて世の中の悪にさっそうと立ち向かい、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、右へ左にばっさり処理してくれたらなんとすばらしいことでしょう。
スーパーマンを筆頭に水戸黄門、グリーンホーネット、桃太郎侍、ゴレンジャー、シティハンター、パーマン、遠山の金さん(この取り止めのなさが佐為の人格を表している)はこの悪を懲らしめ正義を守るヒーローであります。

しかし、
中小企業レベル的の犯罪はこれらのヒーローあるいは現実では警察、FBIが闘ってくれるかもしれませんが、東証一部上場クラスの大規模なテロ、誘拐、小規模な軍事行動となると誰も対応してくれないのです。

そんなことにお困りのあなたにすばらしいヒーローが、いえヒロインたちが現れました。
そうです、
略称 CAT という民間の対テロ組織に属する女性だけのチームがいます。
全員志願者で厳しい訓練を経て、晴れてCATのメンバーとなった美女たちはきわめて正義感のある心が熱く、戦闘力のある正義のヒロインなのです。
登場人物はそれぞれ名射手、爆弾解体のプロ(Ph.Dを取っている)、メカのプロ、名ドライバー、コンピュータのプロなどなどとこの手の物語のお約束はバッチリ
主人公のマリー・ローズバンク(日本人)は、夫と子供をテロによって失い、テロリストの壊滅に執念を燃やす美女。
 名前の由来はテロよって胸についた傷跡がばらに似ていることによる。

ストーリーは現実に即し非常にリアルでシリアス。ピストルは射程が短くなかなか当たらないし、ライフルに撃たれれば人は死ぬ。爆弾解体を間違えればビルひとつ吹っ飛ぶ。もちろん解体作業者は殉職!
物語の中でも生きのこるのは至難の業である。

そしてこの物語では人の命を現実的に扱う。人の命は地球より重いなんてたわけたことは言わない。
救える命は救えるが、救えない命はあきらめなければならないのだ。
人を殺すことも罪悪感とは無縁、マリーはスパイであることが確実なら殺すことをためらわない!
もし躊躇すれば自分が殺されることは確実なのだ、恨みっこなしなのだ。
そして味方も撃たれれば死ぬのはストーリーの中でしょっちゅう起こることなのである。

平和ボケの方々、世の中はテロ、犯罪、欺瞞渦巻いてます。
この本を読んで世の中の常識を学んでください。

きっと『すぐに、有事法制を制定しよう!』となるのが確実です。

不法入国した中国人、北朝鮮工作員だけでこれだけ日本が大騒ぎしているんですから、正規軍が侵略してきたら大変ですよ。
残念ながらそのときはCATは現れてくれません。

あっ、申し遅れましたが、これはマンガです。
でも一読する価値はある。
連載はとうに終わり、古本屋に行けば一冊200〜300円で手に入ります。



現実の世界を知るための教科書として推薦します。
『日本人よ、誇りを持て』の推薦図書です。
 ぜったい読むべし。


再三さん、私がマンガばかり読んでいるからってバカにしちゃいけませんよ。
こういうマンガを多くの若い人たちに読んでもらえば日本は変わります。



えあぽーと様より
こんばんわ、お久しぶりです。
佐為さんは漫画を結構お読みになるようですね。私も少しではありますが漫画を読む人間です。
漫画って、案外現実を風刺していたりすることもあって、そうやってみていると結構面白いですね。色々知識を得られることもありますし。
最近(でもないか)、鳥山明のドラゴンボールという漫画がありましたが、もしかしたらあの漫画って、欧米人に猿扱いされながらもそれを跳ね返していった日本人を象徴しているのかな、と今になって思います。
主人公の孫悟空たちサイヤ人が、下等なサル野郎と扱われているあたりなんかを見るとそう感じました。
これからも、良い漫画がありましたら紹介してください。楽しみにしております。
実は私は年甲斐もなく(?)マンガ大好き人間で手当たりしだい読んでます。
当然、サヨク系は嫌いですね。
樹村みのりなんかはモロサヨちゃんです。(知りませんか?)
石坂啓も左翼ですが、マンガそのものはエッチ系ですが思想は表面に出てきてないみたい。(全部読んでるわけじゃありませんが)
「ああ女神様」の藤島康介も左といわれてますが、マンガの中ではそうでもない。
私は「暴力には反対だが、暴力には力で対抗する」というのが好きですね、
世の中嘘で固めちゃいけません。


相方、自称「純真無垢な再三ちゃん」様から
私も漫画大好きです!
佐為ちゃま!純粋無垢な再三をご存じないんですね!
 『再三さん、私がマンガばかり読んでいるって突込みが来ませんね?
 なんか不気味で、不安です。』

私が漫画好きって知ってるでしょう!以前「巨人の星」に突っ込み入れたでしょう。あれね、ちゃぶ台をひっくり返したシーンは、エンディングだったみたい。お詫びして訂正致します。m(_ _)m
再三様、日本のマンガは携帯電話に押されて出版数が減少しているそうです。
電車の中で以前は若者が(私のような年よりも)週刊少年○○なんか読みふけていたものですが、今は携帯でメールのやり取りとか、ゲームとかに忙しくマンガを見ている子を見かけません。
さらに、携帯は金食い虫ですからマンガを含めて本に使う金が減ってきているという統計もあります。
ああ、日本のアニメ、マンガ、コミックの将来はどうなるんか?
と一人の老人は胸を痛めております。
ともかく、マンガ好きという老人がもう一人いたことを知り喜んでおります。
再三さんって、まもなく還暦なんでしょう?


万年青年の再三様より
もうすぐ喜寿の相方佐為おじいちゃまへ!
相方!ていへんだ!
あっしの年を幾つとお思いですか?まだ50前でっせ!(49)
もうすぐ喜寿を迎える大先輩佐為様と一緒にしないでね。
相方、私の歳をいくつだと思っているんですか?
 喜寿だなんて、とんでもない、
まもなく白寿でっせ(^^)
ひとつ角を立てず、老人会で仲良く日本再生に励みましょうよ!

推薦する本の目次にもどる