子供の頃、教えられた話です。
祭りのときに村人みなが酒を持ち寄ることにしたそうな、
ある村人は自分ひとりくらい水を持っていっても分からないだろうと思い酒の代わりに水をもっていったそうな、
ところが村人がみ〜んながそう思って水を持ち寄ったのだそうです。それでみなが飲んだのはお湯だったそうな、
というお話ですが、ありがちですよね。
地球温暖化を防ぐために炭酸ガス排出量を減らそうとしています。各国の炭酸ガス排出量の割り当ての会議を京都で行ったので京都議定書と呼んでいます。議定書とは国際条約ですよね。かってフロン規制のためにモントリオール議定書というのもありました。
ところがこの議定書を各国の思惑がいろいろあって、なかなか批准してないのです。
批准とは、
国際条約は代表者が集まって話し合い調印しますが、最終的に承認するか否かは各国の議会あるいは元首であり、これを批准といいます。
形式上は京都議定書の批准は国会やアメリカ議会でしょうが、それを実現するのは政府や議会ではありません。国民ひとりひとり、あなたが主役、あなたができないことをやると決めるのは、こりゃうそつきですね!
京都議定書の批准をしないのはマズイなんて言っている方がいます。
いや、結構な見識です。日本の炭酸ガス排出量を減らすことにより地球温暖化が防げるはずがありませんが、すこしでも緩和することができるかもしれません。
でも、あなたは日本の割り当てを達成するために何をしますか?
- 携帯電話の寿命がくるまで使いますか?
- 夏、ネクタイなしの生活しますか?冬、厚着して暖房温度を下げますか?
- 無駄な電気を使わなくしますか?ガスの使用量を減らしますか?
- 車に乗るのをやめますか?
総論賛成、各論反対という言葉がありますが、崇高な理念も自分の立場で考えると実行するのは難しいですね〜
『日本の議員はだめだ!お金にまみれている!
自民も社民もおんなじだ!』
そんなことをおっしゃっているあなた!
国政、あるいは自治体の選挙であなたは民主主義を実践してますか?
選挙のときに「自分ひとりでは何も変えられない、どうせあの候補者が当選するから・・・」と棄権してませんか?
現実的にはそうかもしれません、しかし、その結果が辻元、土井、鈴木、加藤、田中その他信頼できない議員たちを生み出したのです。自分が本当に信頼し、出したい人に投票しませんか!
その結果、変わらないかどうか?やってみなくてはわかりませんよ!
一人ではなにもできないかもしれません。
でも、一人がしなくては何も始まりませんよね!
本日の教訓
ひとりでは、ではなく、ひとりでもを実行しよう!