私はいかにしてまじめに語るのをやめて、笑い話を愛するようになったか 2002.10.26
 
狼男様
本当はたくさん座布団あります
毎度 お笑いを、、
私が書くと何でも笑い話になってしまいます。
いえ、本当は結構まじめな人間なのです。
私は会社員ですし、よそ様の会社をご訪問する機会も多いですから、人並みには挨拶くらいはできることを信じてください。

私が書くものがなぜ笑い話になってしまうかというと、根が不真面目ということもあるでしょうが、生い立ちも関係してるのです。

狼少年師匠友情出演
なんて深刻なこともないか 


実を言ってサービス精神のつもりなんです。
あなた、面白い本とつまらない本どちらが好きですか? なんて聞くまでもありません。


話は変わって・・・・誰です?いつも話が変わっているばかりとおっしゃるのは?
私の年代の人はみなサヨクからの勧誘を受けたはずです。
会社の中ばかりじゃありません。
道端、喫茶店、登山に行けば山の上・・・・いたるところに仕掛けがありました。
今のサラ金のテッシュ配りくらいはいましたよ(マジで)
彼らは若い女の子と友達になれるとか、コンサートにいけるとか、外国に行けるというのもありましたね。
みな魅力的でしたね。
  • 若い女の子 こりゃ今でもほしいわ 
  • コンサート 田舎じゃダークダックスさえ観ることができなかったんです。
  • 外国旅行 一ドル360円の時代海外旅行とはいかに羨望のものか想像つきますか?
    もっとも行き先は東ドイツとかポーランドでしたね、

もちろん、甘い話の裏にはしっかりと釣り針が仕込んでありまして、学習会への参加から始まり○○運動に動員されるとか、びら配り・・・とサヨちゃんの立派な細胞になるまでのコースが用意されていました。
それと同時にたくさんの教宣の冊子(さっし:小さな本)をいただきました。
お友達になってあげるわ

実は私がサヨちゃんになれなかったのはこの教宣の冊子のおかげなのです(^^)
この類の冊子は内容がとても・・・面白くないのです
今の社会はだめだ、労働者は搾取されている、君の将来は暗い・・・・・

まあ、なんと書いてあろうといいんですが、  面白くないんです!

本当に熱意と他に興味がない人以外、読み続けることは困難きわまるものでした。
もうかれこれ10年以上そういったものを手にした事がありません。今では少しは顧客満足を図り改善されたのでしょうか??


ところで、仮にこのとき、私が洗脳されていたらどうなっていたんでしょうか?
日本のサヨクが一人多いなんて笑い話はおいといて、
社会主義は正義だ、中国は正しい、南京虐殺への謝罪!慰安婦への補償!と叫んでいたのでしょうか?
そう考えると、ちょっとゾットしますね、
さてまたしても話が変わって、
世の中の愛国者・・・・というかまっとうな日本人は・・・・は捏造した歴史を広めようとする勢力、外国に利益をもたらす政策に反対しています。
そして 日本の人たちに、真実を知ろう! 自分たちに自信を持とうよ! だまされちゃいけないよ!と大声で叫んでいます。
いろいろな方がいます。プロである新聞社、評論家、大学教授、漫画家もいます。アマチュアである我われの中でも、難しい法理論を語る人、防衛の最前線に身を置いて現実を語る人、いろいろあります。


私はその活動の形態から言えば扇動家でありましょう。
そして私は扇動をしていると自覚しております。

でも扇動ってうそを言うことじゃありません。
目的は手段を正当化するなんて考えてはおりません。私が仲人口で皆さんをごまかそうとか、だまそうとかたくらんでいるなんてことはありません。
大体、碁の弱い私がそんな深謀遠慮のことができるわきゃありません。

仲人口(なこうどぐち)ってお見合いさせるために見合い相手のことをよく言う仲人がいう嘘八百のことですが、現在では死語でしょうね

扇動とはむずかしことをわかりやすく語って聞かせ、同じ考えを持ってもらうことと理解しています。
シュプレヒコールってのがあります。
皆さんバカにするかもしれませんが、皆で大声で声に出すとそれが本当に思えてくるのです。
毎朝、「安全第一」なんて叫んでいると本当にそう思えるもんですよ(経験者は語る)
でも面白くもなければ誰もこんなウェブサイトを訪問してくれません、
権力あるいは職制による強制がなければ、「日本人よ、誇りを持て」なんて言っちゃくれません、
じゃあ、どうすればよいのか?

簡単です。
面白ければいいのです。
過去のサヨちゃんの扇動、教宣本の反省を踏まえれば、面白いものでなければ誰も読んではくれないというのが教訓です。
そこで、私は私でこんなウェブサイトを作り、ここに立ち寄っていただいた方に「ちょっと面白く、ちょっとためになるお話」を読んでいただいたらいいなという思いを形にしております。



これが、『私はいかにしてまじめに語るのをやめて、笑い話を愛するようになったか』の理由でございます。

今晩も来て頂いてありがとう

本日のタイトルは昔 私が高校生の頃のアメリカ映画「博士の異常な愛情、または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」からの借用です。
それは1964年の白黒映画でした。




notti様よりお便りをいただきました。(2002.11.01)

よく訪れるのですが、初めてお便りします。
「私はいかにしてまじめに語るのをやめて、笑い話を愛するようになったか」を読んで、大いに共感しました。
そうなんです、サヨクの人々の言うことって、カタくってクラいのです。
曰く、搾取、階級、前衛、闘争…、自分の生活が惨めなのは、自分の努力不足ではなく、社会のせい、政治のせい、他人のせい…、被害者意識が強くて、恨み節ばっかり。

そういえば、某大新聞の投書欄(「声」とかいいましたっけ?内容的には「乞え!」ですかね)もよく似ております。

そういえば、先日他界された山本夏彦翁も、とかくまじめくさるからよくない、必要なのは笑いである、という意味のことをどこかで書いていたような気がします。
ちなみに、翁は小生のお気に入りのコラムニストの一人で、夏彦節が聞けないとは非常に残念です。
「平和なときの平和論」なんて、いちばん好きな夏彦節です。サヨクの平和運動をこれほど簡潔に言ってのけるとはさすがです。謹んでご冥福をお祈りします。
話が脱線しましたが、保守系サイトの中で、ここは比較的笑いの要素が多く、異彩を放っていて面白いと思います。
国旗にオバQ  ってのもいいですね。今後とも来ますので、マメに更新していって下さいね。
ところで、一つ質問なのですが、リンクの「推薦する掲示板」の日章旗と旭日旗の違いは何でしょうか?
どこかに書いてあるのかもしれませんが、見つけられませんでした。


お便りありがとうございます。
人のせいにするのって楽でいいですよね、
  勉強ができないのは親の遺伝だ!
  先生の教え方が悪いからだ、
  自分は悪くない!
精神衛生上気楽ですよね、
でもそれでは・・・・

山本先生については惜しい人をと思いますが、
日本にはまだ愛国の論者が続々と輩出することを確信しています。

日章旗と旭日旗の違いなんて難しいこと考えてません。
はじめは交互に並んだらきれいかな? なんて考えたんですが、いつも同じ順序ですとリンク先からいちゃもんがつくとかなわんと、時々順序を入れ替えてます。
その結果、ばらばらになってしまい、そのまま、というのが真相です。




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