ニイタカヤマノボレ 2 2002.12.08
今年も太平洋戦争の開戦日となった。

ゼロ戦
各員一層奮励努力せよ

航空母艦『赤城』艦上より発艦する零式艦上戦闘機

今から61年前である。

このウェブサイトを開設して一年と4ヶ月、長いようであり短いようである。
回顧談をお許しください。

去年、小泉首相の靖国参拝に関して参拝すべしという意見をアッピールするために開設したいきさつは何度もお話した。
その頃、私はネットの世界では北海道新聞朝日新聞を叩く板私見戦争論しか知らなかった。
そして私は日本のあるべき姿について同じ考えを持つ方を個人的には一人も存じ上げていなかった。
さびしくはなかったが、孤独であった。

昨年の秋以降だろう。
愛国者が続々とウェブサイトを作り、そしてお互い横同士の連携を取り、世の中に発言するようになった。
ウェブサイトをつくらないまでも、自虐史観に疑問を持つ人、教科書選定になぜ外国の内政干渉を是とするのかという疑問を持つ人、センセーショナルな左翼の扇動、そしてマスメディアの偏向報道に疑問を持つ人たちがネットの掲示板に集まり、思うところを発言することが多くなった。
実を言えば一人一人の意見は違う。ものごとを虚心坦懐に見ようとするのはみなに共通するが、考え方も結論も違う。しかし我々はお互いの意見の相違を不思議とは思わない。人にはそれぞれの考えがあるのは当たり前であり、みなが同じ考えをするのは異常だというのが共通の認識だから。
それでいいじゃないか? それがいいじゃないか!
党議拘束、上からの指示で話すことが同じ団体はファシズム以外なにものでもない。
少なくとも我々はファシズムではない。

はじめてのオフ会で集まった時、皆が感じたのは、なぜ我々がほとんど同時にネットにおいて活動を開始したのか?ということだ。

  第一回オフ会で桃園の誓いをしたメンバー  海の防人氏  相方  KABU師匠  おばQこと佐為

なぜ、ほとんど同時に自虐史観や反日運動に抗議する行動を開始したのか?

   偶然か、社会がそれを求めたのか?
   機が熟したのだろうか?
   もう韓国や中国の根拠のない暴言に耐え切れなくなったのか?
   サヨクの捏造にこらえきれなくなったのだろうか?



反動勢力のサヨクの皆さん、私たちを右翼なんてひとくくりにしないでほしい。
まず右翼とひとくくりにするには私たちは個々人の主義思想が多様であり、親米から反米まで、自由主義から社会主義までもいるのである。
しかしながら、サヨクと異なるのはキャッチフレーズを信じたり、教えられたことをただ信じる思考停止はしていない。そして自虐史観や反日が目的の者もおりません。
我々はひとりひとりが自分で考えているのであり、それゆえに民主主義なのである。
であればそれに対するサヨクはファシズムに違いない。
なにせ、彼らはみなそろって『反動主義者』『右翼』と呼んでいて、考えがステロタイプであることを示している。



もし私たちが偏っているのならその証拠を挙げてほしい。
一方、サヨクがあげていた証拠はことごとく崩壊している。


●アメリカは悪であり、反アメリカは善である。
とんでもない、アメリカも力であり、反アメリカも力である。
そこには非情の国際政治の力学があるに過ぎない。
昨年、ニューヨークでWTCビルへのテロのとき、テロを支持する勢力、メディアがあった。
今でも左翼が支持している勢力はパレスチナで、インドネシアで、テロを起こしている。
テロは正義なのか?
テロは無関係の人を巻き込み、そして正義を僭称している。私はそのような不法な暴力を許すことも妥協もできない。
さあ、目を開き、心を開きないさい。
アメリカも反アメリカも力に過ぎない。正義はどちらとも関係ない。

しかし、アメリカの大儀のほうが普遍性があると考える。
たとえば、あなた方が支持しているテロを行っている勢力が世界を支配した時、今以上に幸せになるとは考えられない。

日の丸・君が代
ワールドカップの競技場で振られた日の丸を見て気分が悪くなった文化人がいるという!
へえ、自国の国旗をみて気分が悪くなるのか?
それでいて北朝鮮の旗、中共の旗には気分が悪くならないのか?

私はN○Kが小泉・金将軍会談のニュースの映像にかぶせた北朝鮮の旗に吐き気を催した。 
それは犯罪国家のシンボルではないか!
そういうものに吐き気を催すのがまともな反応である。

●北朝鮮による拉致は捏造だ!
とんでもないことだ、北のテロ国家は拉致を認め謝罪した。
いまだに全員をなぜ帰さないのか?
誘拐犯が何を言うのだ! 控えおれ!
不審船と呼ばれた船は日本に覚せい剤を持ち込んでいたことが判明した。

左翼は語る、『日本は北朝鮮から5人を拉致したのだ!』

驚き!  である。

まったく新しい論理、思考回路、独創的というしかない。この人たちはどこまで行けば気が済むのだろうか?
彼らの行く手には地獄しかあるまい。

●従軍慰安婦!
既にご本人が『捏造だった!』と証言している。
慰安婦、売春があったとしてもそれは強制でもなく、国家的な措置でもなかった。
更に言えば日韓正常化の歴史を見れば、ご本人たちは韓国政府に対して要求することであって、日本政府や日本国民に求める根拠はない。
それとも、日韓交渉の歴史的経過、措置を知らずして語っているのか?

正確に言えば、今現在でも韓国には日本人用の売春婦がいるぞ、
さあ、従軍慰安婦を助ける人々よ!早く彼女たちを救わねばならないぞ!

●南京虐殺?
よしてください、あなたたちが言うことには証拠はなく、捏造の匂いだけが漂っている。
60年前の証拠もないことを叫ぶ代わりに、10年前の内乱を、40年前の大粛清を語るべきではないか?
そしてなによりもチベットの人々を救わねばならない!
チベット虐殺は現実のものであり、現在の犯罪なのだ!

北朝鮮は楽園だ!
今、北朝鮮は国家崩壊の危機にある。それにもかかわらず核開発、ミサイル開発、化学兵器開発、生物兵器開発を進めている。
北朝鮮はもはや国家と言うより大規模暴力団ではないか!
主たる輸出品はテロ、偽札、覚せい剤と来てはもはやまともな交渉相手ではない。
国交正常化以前に国家正常化をしなくてはなるまい。




サヨクの破綻とともに、ものごとをあるがままに見ようとする人たちは増殖しているようだ。


私が気に入っている小説から一文を引用したい。
前線からの伝令は「とてもドイツ軍を追い払うことはできません。」と報告した。
しかし、ひとつの戦果は疑うべくもない事実として残った。
部隊はいま、ラピド河の西岸にいるという事実だ。渡河は成功したのだ。
ローマへの進軍の道は開けたのだ。
(ジェーミズ・ミッチナー『ハワイ』第5部より)
サヨクはまだマスコミ、教育、市民団体としてものすごい力を持っている。
しかし、疑うべくもない事実がある。
いま、日本を憂いる人たちは声に出し、行動をはじめた。
日本をただそう、間違った50年の歴史に終止符を打とうとする人たちは立ち上がったのだ。
橋頭堡は築かれたのだ。



私はここに宣言する。
本日未明をもって発令す『ニイタカヤマノボレ』
我々は今新しい戦いを宣戦布告する。ともに正義の戦いを進めよう。






Yosh様よりお便りを頂きました。(2002.12.08)
お尋ねいたします。

  >私はここに宣言する。
  >本日未明をもって発令す『ニイタカヤマノボレ』
  >我々は今新しい戦いを宣戦布告する。ともに正義の戦いを進めよう。

とうた様 上記の宣戦布告はなにに対してでしょうか?
北鮮を含む悪の左翼にでしょうね?

Yosh様、いつもお便りありがとうございます。
明白と思い省略いたしました。

いえ、『北鮮を含む悪の左翼』ではありません。
従軍慰安婦問題、南京問題、その他多くの過去にまつわる自虐史観は北鮮の影響はホンの少しあるかもしれませんが、中国あるいは韓国が問題を指摘したのではありません。
これは重大なところです。
すべての問題は日本国内のサヨクが日本という国家に対して反動政策の手段として提起し、国民に反政府意識と自虐史観を植えようとして始まったのです。
教科書問題というのは日本のメディアが事実と異なる報道をして、それを中国や韓国が外交上のカードとして利用した歴史的事実があります。
日韓問題、日中問題といわれているほとんどの問題は実は日日問題、国内問題なのです。
日韓交渉、日中交渉を改善するのは国内で行わなければならず、いえ、国内で処理できるものなのです。

私が戦いを挑み、そして今戦っている敵は日本国内のサヨクです。
ストップサヨク

九九式歩兵銃様からお便りを頂きました(06.06.10)
写真の説明文について
本文:写真の説明文に「空母『赤城』艦上より発信する零式艦上戦闘機」とありますが、以下のように訂正した方が良いのではないでしょうか?
「航空母艦『赤城』艦上より発艦する零式艦上戦闘機」
空母という呼び方は戦後の原子力空母などに対して主に使われてます。
「空母ニミッツ」、「空母エンタープライズ」などがそうです。太平洋戦争中のものは「空母」ではなく「航空母艦」と呼称すべきであると思いますがいかがでしょうか?「空母加賀」とは余り言わないでしょう?やはり「航空母艦加賀」という表現でしょう。
それから「発信」はないでしょう?「発進」だったとしても間違いです。
正しくは「発艦」です。
貴殿のHPの内容、趣旨には大いに賛同致しますが、こういう部分は是非とも訂正して頂ければと思う次第です。
以上、何卒、宜しく御願い申し上げます。
九九式歩兵銃様、ご指導ありがとうございます。
誤字ご指摘ありがとうございます。
空母とは言わず、航空母艦というのですか? 私は戦後生まれで父親も昭和30年頃の戦争映画や漫画でも空母といってましたので空母とは正式な略称かと思っておりました。
今後ともよろしくお願いします。



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