反戦デモ 2003.03.23
毎度のことですが日本の偏向メディアヘイワシュギシャは『アメリカは戦争をやめろ!』と大騒ぎしています。アフガンのときも『話し合いで解決しよう』と言っていましたし、北朝鮮工作船のときも『武力行使は許せない!』と語っていました。
戦争反対、ていうかあアメリカが嫌いなのよね 本当言って彼らが平和主義なのか?反戦運動なのか?
それとも北朝鮮の外交官なのか、北朝鮮やフセインの圧力団体なのか、反アメリカ、反日本政府運動なのか?
私にはよくワカリマセン。

市民団体とは過激派のことであり、朝鮮民主主義人民共和国とは民主主義でもなく共和国でもないし、ピースボートとは拉致された人々に平安をもたらさなかったようですから、『反戦デモとは戦争を引き起こす手段』であっても不思議ではありません。

テレビで放送されている反戦デモの実際の参加者は主催者発表の2・3割の人数だそうですが、それにしてもまあご苦労様なことです。
いったい何を狙いとしてご参加されているのでしょうか?
    もちろん参加者には
  • 心底戦争を嫌っている方
  • マスメディアに戦争はいけないと教え込まれた純粋な方
  • 先生あるいは親に率いられて参加した子供、生徒
  • 組合とか所属政党の指示で駆り出された方
    そういった旗が多かったですね、反戦デモじゃなくてわたしゃメーデーかと思いました。
  • ただ騒ぎたい方
  • 流行に乗り遅れたくない方
  • いい子になりたかった人
  • そしてパックスアメリカーナに反対な理由で参加した方
  • 日本政府が嫌いな方、日本人であることが悔しい方
    その主義信条は一つではないでしょうが、結果としてアラブの独裁者に味方し、北朝鮮問題を不安定にし世界の安定性を崩すのに貢献しているようです。

    でも許せないのは
    10歳にもならないこどもに「戦争反対」と言わせて喜んでいる親や、生徒を反戦デモに引率して来ている教師ですね。

反戦デモで彼らは『弱い者いじめはやめろ!』と言っています。
弱い者?フセインがそれを聞いたら怒りますよ。
そしてフセインに虐殺されたクルド人、圧政に苦しんでいるイラク人、国をまるまる占領されたクウェート人は呆れることでしょう!
フセインは弱者ではありません。彼はあの地域では圧倒的な軍事力を持っていました。
(もはや過去形ですが)

それならばアメリカ軍は劣勢な勢力で攻撃をすれば正義になるのでしょうか?

まあ、そのような弱者は正義だ!というムチャクチャな論理は今に限ったことではありません。
良心的軍事拒否国家という非論理的なことを語っている老作家
「アメリカと戦ったベトナムは正義で、カンボジアと戦ったベトナムは悪である」
ワカリマセン とわけの分からないことを言っています。
まったく理解不能ですが、その論理でいけば
「中国と戦った日本は悪で、アメリカと戦った日本は正義である。」
「アメリカと戦うフセインは正義で、国民を圧政下に置くフセインは悪である。」
「常に弱い者としか戦わない中国は常に悪である。」
「ナチスドイツは第二次大戦初期は悪であったが、末期には正義となった」
そして絶対的な劣勢にある金正日は神のごとき正義でなくてなんであろう 
反戦デモに参加している人たちが、弱いものが正義だと考えているなら、それは間違っているし非常に危険な思想だ。
日本人は古来から弱いものの味方、弱いものは正しいという判官びいきの気風があります。 日本人はとかく敗れ去る者を好む

たとえば源氏より平家を好む。
でもその数十年前までは平家にあらずば人にあらずだったのでは?
朱鷺は美しい!
でも朱鷺は滅びつつあるから美しいのだろうか?
私にとってはニワトリのアスペクトを変えたものに過ぎない。
おっと、生物種の保護については別ですからこれに議論は吹っかけないで

それはエエカッコシイであって、まったくの勘違い!
力を持たない者が正義に見えるというのが本当のところではないですか?

滅び行くものが正しいとか正義であるかよく考えて見ましょうや。
人間が関わる以前から自然界において過去数十億年、生存競争が繰り返されてきた。人間の手によって滅んだものもあり、適者生存の自然のおきてに従ったものもある。
    お聞きしましょう。
  • 天然痘
    人間が撲滅しました。WHOが撲滅宣言をしましたから、
    もっともイラクとか北朝鮮など平和主義者が大好きな国々では、これらを大事に保護しているそうです。いつの日か天然痘がこれら保護してくれた国の恩に報いることがあるかもしれません。恐いですね〜
  • 寄生虫
    私が子供だった頃、小学校では毎年2回くらい虫下しを飲ませていました。夜にょろにょろと回虫が出てくると気持悪かったです。
    今は衛生状態が良くなり、まず見かけません。よかったですね
    寄生虫は住むところがなくて困っているでしょう。彼らは弱者、正義だったのでしょうか?
平和主義者は最後まで残っている、共産主義国家(中国)、独裁国家(イラク)、独裁制王朝(北朝鮮)などを保護するのに一生懸命です。
せめて保護するのは鯨や渡り鳥くらいにしておいたほうが無難なような気がいたします。



取り止めがないのは毎度のことですが、
平和主義者の皆さん、行動する前によく考えましょう。
あなたの行動は目先しか考えてませんか?
恒久的平和のためには戦うことも必要なことがあるのですよ。

イギリスの首相、チェンバレンは戦争を嫌い、ヒットラーの台頭を許したのです。
ソ連を崩壊させたのは、世界中の平和主義者ではありませんでした。
平和主義者の大嫌いなレーガン大統領の強硬路線でした。

平和主義者の皆さん、お願いがあります。
反戦デモ、なんて偽らずに、正直に
『反米デモ、反政府デモ』といいなさい。
嘘は罪ですよ。


自分の頭で考えることです
ご存知ありませんか?
昔、ビリーボーンが「嘘は罪」って歌ってました。



月明かり様よりお便りをいただきました。(2003.04.02)

「反戦デモ (独り言2003.03.23)」を読んで
こんにちは。月明かりと申します。
テレビなどで反戦デモを見ていて気になるのは、デモ参加者たちの表情です。「悲惨な戦争を止めさせたい」という鬼気迫るものではなく、何か自分たちの行動そのものに酔いしれているような満足げな表情。
彼らが、アメリカには抗議するが中国やイラクは黙認するというダブルスタンダードに気付かないのは、むしろ当然であるといえます。なぜなら彼らの真の目的は、平和主義者を標榜することによって自分たちの「正しさ」を再確認することにあり、反戦はそのためのポーズに過ぎないからです。
目立たないところで静かに進行する虐殺行為よりも、派手に報道される戦争に異を唱えた方が、パフォーマンスとしての効果は大きいということでしょう。
ただ、一般のデモ参加者の中には、佐為様もいわれるように無邪気な気持ちから煽動されているだけの人も多いのでしょうね。
自らの影響力の大きさを考えないメディアや、単純に反戦平和主義を気取る著名人たちの言動にこそ、元凶があるように思えてなりません。

お便りありがとうございます。
おっしゃることに同感です。反戦運動、平和運動はファッションのようです。
みなが二つ折り携帯を持てば『私も二つ折り!』といってもいいですし、『今年の口紅はこの色よ!』と言ってもたいした問題じゃありません。
でもね、
戦争というのは一人じゃできないんです。
相手があってはじめて戦争になります。
今回の相手のイラクは善人ですか? クウェートに攻め込んだり、少数民族に毒ガスで民族浄化(皆殺し)しようとしたり、テロを支援したり、まあ・・・善人ではなさそうです。
相手がいても理由もなしに戦争ははじめられません。今回のアメリカの行動を支持しない国が多かったといっても、アメリカに大儀がなかったわけではありません。
ロシアだって、フランスだって中東の権益を天秤にかけてまあアメリカに肩入れするのはやめておこうか、と考えたに過ぎません。
それをイラクが正義だという発想で運動することに大いに異議があります。

なによりも子供をたきつけて参加させるのもやめてほしいものです。
年がいかなければ参加資格がない、なんては申しません。
でもね、いっぱしの口を利くなら本当に自分で調べ、考えて実行してほしいものです。
1992年リオデジャネイロの国連環境開発会議で世界首脳を前にして12才のカナダの少女(日系だったはず)がスピーチをしました。「皆さん、本気で私達子供の未来を考えたことがありますか」と怒りの訴えをしました。
そりゃ立派なもんでしたよ!
平和デモに参加した小学生、中学生、いえ高校生があの少女くらい考えているのかははなはだ疑問であります。



本日の心の一句
もう一度読み返そうよ旗の文字
字あまりお粗末




大和甲型様よりお便りをいただきました。(2003.06.17)

ship.gif はじめまして
私は、戦艦大和甲型と申します。名前から分かるかもしれませんが、帝国海軍艦艇(特に戦艦)に浪漫を感じる、最近は絶滅寸前と囁かれる種族の生き残りです。
職業は、ピカピカの一年生(高校)です。
任田佐為様のサイトへは、検索エンジンで辿り着きました。「イラク戦に反対することは正しいのか!?」と思ってPCに向かっていた所だったので、ここの「独り言」にある「反戦デモ」を読んで、我が意を得たりと思わず頷いてしまいました。本当に任田様の仰るとおりだと思います。
中学時代の話しになりますが、私の知り合い(同年代)にも、「戦争反対!」と唱えている人が居ました。が、理由を聞くと「人が死ぬから。」という答えが返ってくるだけです。私は「お前は小学生か!?」と思い、反論するのも馬鹿らしくなりました。
しかし、こう言う考えの人間(若い人)が増えているのが事実なんです。
この度のイラク戦にしても、その背景にある中東問題やフセインの悪行を知りもせずに「戦争反対」を説く友人が多いです。
まぁ原因は、我が校の反米教師の偏向授業なのですが。これがまた凄い偏向振りでして、任田様の仰る「弱い者いじめ」論を振り回して、授業中のみならず街頭でも反戦運動を行っています。しかも、街頭デモで通りかかった生徒に反戦署名運動に署名させるなど、公私混同も甚だしいと思いました。
話しが逸れてしまいましたが、私は以前から、戦争とは「人が死ぬ」などと言う言葉で片付けてはならないと考えて来ました。無論、人が死んで良い筈がありません
しかし、それよりも大きな何かがあると思います。それが、例えば国家の存続であったり、被支配者の解放であったり、民族の存亡であったりした時、私は多くの死傷者を出して尚、その価値が素晴らしいものであると思います(戦争を知らない戦後生まれ(しかも子供)が、こんなことを言うのも生意気ですが)。
それ故、この度のイラク戦争も「これから」のイラクの為には必要であったと思います(尤も、アメリカの戦後政策に左右されますが)。それに、フセインの支配下では、どの道犠牲者が出るわけですし。
それと、日本のメディアは、「アメリカを罵倒する」イラク人の声ばかりでなく、「アメリカを歓迎する」イラク人の声も流すべきだとも思います。そもそも、反戦一色のTVが反戦運動の火種であるように思えるからです。
現在の日本人は、「平和」と言う言葉が大好きですから「金儲け主義」のTVが、我先に反戦報道をするのでしょうねぇ。全く遺憾であります。
それでは、任田様の更なる御奮闘をお祈りしつつ、お便りを終わりにしようと思います。稚拙な文を長々と失礼しました。
お便りありがとうございます。
「勇気とは何か?」という質問に「より大きな脅威に対する恐怖である」という答えを見たことがあります。
より悪くなるなら身を危険にさらすこともやむをえないということが勇気であり、よりひどい状態になるならそれを防ごうとするのが戦争なのでしょう。
誰しも死ぬのはいやだ、苦しい目にあいたくない。
私も重いものは持ちたくないし、疲れることは嫌いで、死ぬのも、人を殺すのもいやです。
それを大声で叫ぶのも人間として当然と思います。

しかし、baikin1.gif

フセインの悪行に目をつぶり、金正日の暴虐の行為を棚に上げて、アメリカの行為を責め、日本の対応をけなすのは、こりゃあ少しおかしいと思います。
絶対平和主義であるなら、アメリカの軍事行動に反対し、フセインのクルド人民族浄化(皆殺しと言う意味です)、中国のチベット侵攻を非難すべきです。
そうしないで決して身に危険が及ばないアメリカ反対とか日本批判しかしないマスメディアや扇動者(先生も入ります)は平和主義者ではありません。

中国でチベット侵攻反対を叫べばきっとおもしろいと思いますよ!

冷戦時代、ニューヨークで反核運動した平和運動家はいましたが、モスクワで反核デモをした平和運動家はいませんでした。

彼らは単なる独りよがりの卑怯者でしょう。

私たちはだまされないようにしなければ・・・・




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