エー、毎度お笑いを一席・・・・・本日は簡潔に話しましょうという、国語のお勉強であります。
このウェブサイトもかなり有名になり
(本当ですよ)そのうち朝日新聞の代わりに大学入試問題に採用されるようになるかもしれません。
あなた笑っちゃいけません。
「私はいかなる大学からの依頼も受ける。」(アントニオ猪木風!)
- 車内放送を毎日聞いております。
まことに言い回しがくどいといいましょうか、丁寧が積み重なった表現を聞かされております。
「車内での携帯電話のご使用はご遠慮をお願いいたしております。」
ご使用ではなく、敬語の誤使用ではないかと(冗談です、笑ってください)
もっと簡潔に言えないのでしょうか?
「車内では携帯電話を使わないでください。」あるいは
「車内では携帯電話のご使用をご遠慮ください。」ではいけないのでしょうか?
決して失礼ではないと思います。
語尾まで聞かないと理解できない表現よりははるかにわかりやすく、その効果もあると思いますが・・・・・
- 「まことに申し訳ございません、お急ぎのところ電車が遅れまして大変ご迷惑をおかけいたしております。」
電車が遅れたのはワカッタ、車掌や運転手を責めたりせんよ、わしが知りたいのは「遅れは挽回できるのか?乗り継ぐ電車に間に合うかということじゃが?・・・・」
こんな風に言ったらどうでしょうか?
「○○により電車が遅れました。○○駅で○分遅れ、○○駅で時刻表とおり挽回できる予定です。」
言葉でお詫びしていただかなくても、心底申し訳なく思っていただかなくとも結構です。
私たちは移動するというサービスを買っているのであって、少なくとも私は運行会社が最終的にそのサービスを提供してくれれば文句を言いません。
ついでに言えば敬語を使わないほうが気分がよいです。
- 敬語といえば、
現在働いている会社は社内であっても敬語の世界、敬語の試験でも受けているのではと考えてしまいそう 
でも私のような田舎者、下手な敬語を使って木から落ちてはいけません。敬語を使わなくとも、心を込めて真実を話すということが最大の誠意ではないかと・・・・
時々木から落ちるサルがいますよ、「私がおっしゃっているのは・・・・」
電話して「○○さん、おられますか?」?
上長が帰るとき「ご苦労様です」と言ってた奴とか・・・・・わしが上役ならボーナスはマイナスじゃあ!
「お名前を頂戴願えますか?」
一瞬、私の名前を取り上げられるかと思いましたぜ
先日たまたま取った電話が英語だったので、とっさに「ホールドオン」て言って英語に堪能な方にタッチしたけどそんな時、SVOCがどうたらとかプリーズの要否よりスピードが優先でしょう?
「ご説明させていただきます」
なんでそんなに回りくどく言うんですかね?
「ご説明します」そう言い切ってくれ、ビジネスなんだからよう〜、
「ビジネス」って忙しいってことからきたんですって!
会社の中では「ら抜き言葉」だけは使いたくないですね。
- 最近行った環境監査でのお話
同僚といいましょうか、一緒に行った監査メンバーの方が「法規制を把握する仕組みが弱い」という不適合を提示しました。
ちょっと待ってくれい!、そんな表現では被監査側から「現象はなにか?エビデンスはなにか? 仕組みは弱くありません」と反駁されてしまいまっせ、
それならと「法改正を反映したエビデンスを確認できなかった」ではどうかというのです。
「確認できなかった」のはあんたが怠慢、そんなときは「法改正を反映したエビデンスが提示されなかった」と相手に責任を転嫁しなくっちゃ!
でも、それでは論理がまだ不完全、「ISO規格では法およびその他の要求事項を特定し参照できる手順を要求しているだけだ。『法改正を反映したエビデンス』は不要である。」と反論されたら水掛け論?
私は「規制を受ける○○法が該当法規制リストに抜けている」にしたらとアドバイスしました。
相手が逃げも隠れもできない事実を簡単に言えばいいのです。いくらひねっても基よりよくはなりません。
へたにかっこよく表現しようとか考えるから難しくなるのです。
- 古い知り合いが珍しく訪ねてきた。
だらだらと長話していて、突然「金貸してくれないか?」と言い出したりして、
そんなこったあ早よう言えや、貸せる金はたかが知れているんだ。
お互いに時間の無駄!
「すまないが○万金貸してくれ」
「悪いがこれだけで我慢してくれ」
5秒ですみます。
「簡潔に言え!」と言っておきながら、このウェブサイトは最後まで読まないと結論がわからないですって!
それはあなたの目が悪い
前述したようにすべて責任を相手に転嫁しなくちゃいけません、中国や韓国のようにね!
トップページに大書していますよ。