出張していると、インターネットを覗くことが困難である。もちろんマンガ喫茶とかネットカフェ（死語かもしれない）に行けばよいのだろうが、私は早朝から深夜までスケジュールがつまっていてそのような所に行くする余裕がない。最近のビジネスホテルは客室でもインターネットにつなげるようになっているが、そもそも私はモバイルパソコンを持っていない。
もちろんテレビや電車の中で電光掲示板のニュースは見ているし、飛行機では新聞がもらえる（私は金がもったいないので買わない）というわけで世の中の大事件は知っている。
しかし、一週間ぶりに帰宅して、掲示板やウェブサイトあるいはブログなどを見ると、この間の出来事の議論がものすごく進んでいてちょっと入り込めない。
先週（今週というのだろうか？）の日曜日に日比谷公会堂で催された人権擁護法案反対集会など、もうずっとずっと昔の出来事のようだ。
このたった1週間の間にも、問題、難題（難癖というべきか？）が山のように起きている。

中国は旧日本軍が遺棄した化学兵器がみつかった騙り、その処理費用に1兆円以上出せと日本にたかってきた。


台湾が尖閣列島の領有権を主張すれば、中国（中華人民共和国）もそれに相乗りしてくるわ、韓国の大統領は白昼夢を語るわ･･･まったくいったいどうしたらいいんだろう？

野党は首相が酒を飲んで出席したとかしないとかわけのわからないことを語っていて、この日本の難局を理解しているふうがない。自民党も人権擁護法を議会に提出しようと決めたようだ。 さすがに私もこのような最近の内政、外交の出来事に閉塞感を感じてまいってしまう。
考えるとうつになってしまいそうです。
唯一安心したのは、小泉首相が韓国の大統領が提案してきた歴史認識に同意しなかったことだ。これは過去の歴代の無能首相、奴隷首相、骨抜き首相、能天気首相に比べればはるかなる前進と見てよいだろう。
しかしいくらなんでも、失政の政府批判を日本を悪者にしてそらそうなんてたくらんだ、韓国や中国の国内事情に合わせて、日本の歴史を変えなくてはならないという理屈はあるまい。

さて、私たちはいったいどうしたらいいのだ？
私はこのバカバカしいサイトを運営している目的はただひとつ、日本人に自虐史観はうそだよ！日本は間違いもあったけど、中国や韓国が語っているのはウソ八百だよというアジテーションである。

私はアジを飛ばしているのを自覚しているのだから、味が悪いなんて言ってはいけない。
もっと高尚な哲学や政治を語りたい方はKABU同志のところにいってください。
まじめに憂国を語りたい方は相方のところにいってください。

しかしこのような状況を打破するには、今までのような活動ではだめなのだろうか？
ウェブで主張し、各政党に意見メールを出し、新聞社の捏造報道に抗議メールを出し、拉致被害者の集会などには可能なかぎり顔を出してきた。そして今までの選挙では棄権もせずにきたのだが、これだけでは不足なのだろうか？
日本を変えるにはもはや手遅れなのだろうか？
70年前ならテロやクーデターが起きても不思議ではない状況ではないか。
今の日本人は日本人の心を骨抜きにされたせいか？　自虐史観に侵されてしまったせいか？　あるいは豊かな生活のぬるま湯のせいだろうか？　そういった怒りさえ忘れてしまったようだ。

中国や韓国で激しいデモが起きるということは、現在の生活が豊かでなく不満であり、現状を打破したいという気持ちがあるからだろう。
ならば日本が貧しくなれば外国からの干渉に対して、自分の生活を守るために立ち上がるのだろうか？
もっとも北朝鮮を見れば貧しいから自立するという理屈は成り立たないことが立証済みである。

日本人よ、目を覚ましてくれ
靖国なんてカンケーない
竹島なんて知らないよ
昔の日本人は悪いことをしたんだ
そんなことを語っていると私の世代が築いてきた日本の豊かさを中国に掠め取られてしまいますよ、
あなたの納めた尊い税金が中国のどぶに注ぎ込まれてしまうのですよ！
そんなことを叫んでもだれの耳にも入らないようだ。




決して月給日前で財布の中に万札がないせいではない。　

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