渡る世間は無知ばかり 2005.08.15
私は仕事やその他の関係で多くの方と会う。お会いすれば、仕事つまり廃棄物とか公害ばかりでなく、趣味や世間話もする。
そんなとき、この人はものすごく学があり会社の経営管理も素人ではないが、政治とか歴史についてはまったくの無知だなあと感じることも多い。
もちろん、まっとうな人だと頼もしく思うこともある。
本日はそんなことを・・・



なぜか日本の知識人は市民団体やサヨク新聞の影響を受けて
 日本の太平洋戦争を悪だと信じ
 日本の朝鮮統治を恥じ
 従軍慰安婦があったと騒ぎ
 強制連行があったと大声で叫ぶ
 日本さえ戦争しなければ平和だと信じる
しかし
 中国のチベット侵攻を語らず
 中国の西域の圧制を責めず
 韓国のベトナム戦争での混血児問題を騒がず
 ソ連のシベリア抑留を責めず
 ソ連のアフガン侵攻を忘れたふりをする。
 だれが朝鮮戦争を起こしたかは知らない。


不思議なこともあるものだ







流星様からお便りを頂きました(05.09.02)
佐為様
流星です。いつも面白いお話読ませていただいて退屈しません。
「渡る世間は無知ばかり」興味深く拝読しました。多くの経営者が政治や日本の歴史に疎い、というご意見に同感です。
例えばです、社長だからお客と一緒に高級料亭やレストランでよく食事をします。
その時彼らは大体こういいます。
この店の○○料理はうまい、材料が良い、新鮮で料理人の腕も確かだ。
ところが、今口に入れた魚の名前、目の前の皿に載っている野菜の種類、煮物の中身を食べてみてその材料が何であるかを分かる人は案外少ないのです。材料の種類が分からなくてここの○○料理は美味い、という神経が私には分かりません。
かように物事を余り知らない経営者は沢山いるようです。
韓国人も刺身は好きでよく食べます。しかし食べた魚の種類は殆どの人が分からない、といっていました。
過去形にしたのは私がソウルに滞在したのが20年ほど前のことだからで、あるいは最近の韓国人は魚の種類が少しは分かるようになったかも知れませんが。
話を経営者に戻します。こういう経営者に限って韓国や中国で自分の会社の利益のために仕事をする時すぐに向こうの人を持ち上げるのです。そして向こうの意見に同調します。自分の利益のために仲良くしたいのか、本心から向こうの主張に同調しているのか、いずれにしても日本を代表して外国で仕事をしている、という見識の無い人が多いようです。
経団連の会長初め財界のトップたちは対中・韓の商売に影響が出るから靖国参拝に批判的です。
本当に国を代表する経済人がこんな事では困るのです。日本人としての威厳は守って欲しいものです。

朝鮮半島の分裂が日本のせいだ、という話は聞いた事はありますが、日本通の韓国人は一笑に付しています。ただ朝鮮特需で日本が儲け、その結果奇跡の復興が出来た、という意見はあります。まあこの点は少しは認めざるを得ないかも知れません。
それでも朝鮮に具合の悪いことを日本のせいにするのは朝鮮人の常套手段です。向こうに居た頃よく効く話に山に木がなくなったのは日本軍のせいだ、虎が居なくなったのは加藤清正のせいだ、というものです。
始めは冗談か何かで言っていたのがいつの間にか皆が言うようになり、その話を聞いた子供達が日本人は悪いという印象を持つに至るようです。
朝鮮人は日本に統治されたことを恨みますが、独立できた事を日本のせいだとは思っていません。
私はそんな時言ってやります。日本が守らなかったら朝鮮半島はとうの昔にソ連に占領されて貴方達は永久に独立など出来なかったはずだ、と。このことは向こうの年配の知識人は理解しているはずです。だが、北にも南にも朝鮮という国には言論の自由が無いため(政治向きの話は韓国でもまだ完全に統制されているようなものです。だから、知識人による歴史の共同研究などいくらやってもまとまりません。その点は日本で教鞭を取っている韓国人達も同じです。彼らは本国政府の意向に逆らうことが出来ないから決して本音は言わないのです。)
経営者だけでは有りません。民主党は言うに及ばず自民党にも公明党にも日本人としての自覚の無い議員が多すぎます。
小泉さん、早く靖国神社に公式参拝してください。教科書に竹島は日本領土であると堂々と書いてください。防衛庁を国防省に格上げしてください。自分の国は人任せにせず自分で守りましょう。
  流星

流星様、お便りありがとうございます。
お互いに真実を知ることが出発点に立つことであることは間違いないことです。
ところが、日本には自虐史観からお金だけとか利権だけとか女を抱いたとかまあとんでもないメンメンばかりですから困ります。
他方、中国、韓国には失政を日本のせいにするのが簡単だし、失政続きですからジャンジャンと日本悪者説が出てきます。
まず真実といっても、教科書をまともにしようとするとハンターイとわめく人たちがいてこれも進まず。
まずは今回の選挙で、中国に尻尾を振る人は落選させる運動しかありません。
ひとりごとの目次にもどる