使い捨てカメラの冒険 2007.09.24

まもなく引越しである。我が家は狭く、物がないといっても普段使わないようなガラクタはある。 家内はだいぶ前から少しづつかた付けをしていたが、使い捨てカメラが出てきた。
「使い捨てカメラ」とは俗称で、正確には「レンズつきフィルム」という。
まあ、メーカーさん俗称でお許しください。
camera.jpg
見ると使用済みである。私はもう90年代後半からデジカメ派であり、今でも銀塩写真の使い捨てカメラを使うのは家内だけである。家内もはたしてどこで何を撮ったのか記憶がないという。それで家内は近くのスーパーに現像焼付けを頼んだ。
今は当日出来上がる。
出来上がった写真を見るとギョットした。
別に幽霊が写っていたとか、浮気相手が写っていたとか、テレビ局に応募すれば金になるといったカテゴリーのものではない。
写っていたのが本当に各地の写真であったから・・・
わずか30数枚の写真であるが、それを撮った場所がなんと 国内、国外のあちこち そして我が家のベランダもある。撮影した期間は2004年から2007年にわたっている。
引越しとか片付けをしていて出てきたものを見て日が暮れてしまうというのは、良くあるパターンであるが、家内は荷造りを中断して写真を見て、ああだこうだと話をはじめた。
このカメラがどのようは遍歴をしたのか想像すると・・・
本日の命令

使い捨てカメラ君、本日を持って任務を解く
長い間お勤めご苦労であった。   





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