マスメディアの信頼性を測る2001.9.27
このホームページのリンクに設定している「人民日報」の「読者の声」欄にはほとんど毎回「山口修」さんという方が投稿している。どんな方だろうと検索エンジンで調べるとあるわ、あるわ、山口修さんって有名な方だったのね!(知りたい方は自分で試してみて)
山口さんはいつも産経新聞をご批判されたり、中国を批判する言論を批判する投稿をしている。
この事実からいくつか推定される。
  1. 山口さんが論説委員のように常時「投稿」が採用されるのは、投稿の数が非常に少ないからなのだろうか?(あっしも投稿したことあるけどボツだった。)
  2. あるいは彼は「人民日報」の客員論説委員で「投稿」と称しているのだろうか?
  3. 彼の論は正論であり、格調高いからなのだろうか?
  4. 彼の投稿は中国において高い評価を得ているからなのだろうか?
と、ボケをかますのはやめましょう。(^^)
単刀直入、「人民日報」は中国共産党の宣伝メディアであり、山口修さんは著名なサヨクさんだということです。早い話が「旗」にサヨクさんが投稿しているだけです。ほんとうに投稿なのか実際は社説なのかは謎ですが、、

私たち日本人は憲法の保障する言論の自由の基で沢山のマスメディアから情報を得ることができます。場合によっては特定のメディアでは報道する事件、報道されない事件があります。またメディアにより一つの事件を見る角度が異なり全く別の解釈をすることもあります。ともするとどのメディアの言うことを信じればよいか分からないことが多々あります。(??)
私はメディアの信頼性を見るリトマス紙として投稿欄がどのような意見で埋まっているかを見れば分かると考えてます。投稿欄が一方的な意見(当然、社説と同じ色です)で埋まっているメディアは偏向していることが確実です。右から左、斜に構えたものまで多様であればこのメディアは信頼できると感じます。
ということで、「人民日報」は信頼できないメディアということになりますね。
じゃ、おまえなんで見てるんだ?といわれると
ね!
  1. だって、おもしろいんだもん。(左の石坂啓が書いたって、右の小林よしのりが書いたって、おもしろいマンガはおもしろい)
  2. サヨクさんが何考えてるんか知りたい。
  3. 昼休みすることがない。
でした。

「読売VS朝日」という本があります。過去大きなイベントに関する両新聞の社説を併記し、その出来事がその後どうなり、どちらの新聞が正しかったかを検証した本。結果は読んでのお楽しみ、、

教訓:情報はたくさんあってもしょうがない。正しい5W1Hでなければ真の情報ではない。
ちなみにISO9000では情報とは「意味のあるデータ(meaningful data)」と定義してます。


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