地球温暖化 2007.08.13

ここ数日、甲子園大会を自宅でエアコンをつけてテレビで見ている。
123456789101112131415
駒大苫小牧 0000000100000001
早稲田実 0000000100000001
2006年夏の甲子園大会決勝戦を思い出す。

田舎にいたときは夏にエアコンをつけるなんてことは想像もできなかった。
なぜか?
何のことはない、田舎ではお盆の時期だってエアコンなどつけなくて良かった。戸が開け放してあれば、畳の上に横になりうちわをパタパタしていれば間に合ったのである。
都会では戸を開ければ騒音と排気ガス、入ってくる風は生暖かく、エアコンがなくても締め切っていた方が良いくらいだ。

では本日の出し物は地球温暖化である。
世界中、地球温暖化だあ!と大騒ぎである。
何でも斜めに見る私は、日本だけが地球温暖化と叫んでいるのかと思っていた。ところが、ヨーロッパあたりでも地球温暖化だあ〜と騒いでいるらしい。かの地に住む人の話である。
ヨーロッパでは2003年の熱波、アルプスの氷河の減少、洪水の異常発生など己の暮らしに関わる異常気象がいろいろと起きているので大変だと騒いでいるようである。
たぶん彼らはアフリカで飢饉が起きたり、アジアで洪水が起きても地球温暖化とは騒がないだろう。時と所に関わらず人は自分本位なのである。

しかし、一般人で地球温暖化していると考えたり、感じたりしている人は少ないというかいないのではないだろうか?
いや、毎年毎年暑くなっていますよとおっしゃいますか?
確かに毎年暑くなっているような気がする。でも暑く感じることと、実際に気温が上がること、あるいは地球温暖化は大きく違う。
暑くなるといっても、地球全体が暑くなる地球温暖化もあるし、水田や森や林がなくなったこともあるし、人間が熱を作り出すこともある。更には人間様がビルなどを建てたために風が来なくなったためもある。そして実際にはこれらが複合していてどれがどうなっているのかわからないと言うのが実際だろう。

まず地球温暖化というのは実際には私はあるのかないのかさえ分からない。
政府が言っているのだから間違いないと信じる素直な日本人はいないだろう。
消費税を上げろと語る議員もいるし、あげるなと語る議員もいる。それはいろいろな見解があってしかるべきだ。しかし地球温暖化対策に反対する議員がいないのは不思議である。
ondokei.jpg 地球温暖化はないと語る学者もいるし、地球は氷河期から脱しつつあるところだと語る学者もいる。温暖化しているがそれは二酸化炭素と関係なく太陽の黒点の影響だと言う学者もいる。地球温暖化は原発推進者が作り出したうそという説さえある。
はっきり言って一般人で地球が温暖化していると確信している人、あるいは感じている人はいないのではないか?
だって専門家が人工衛星や大規模なシミュレーションをして語っている地球温暖化とは、過去50年で0.5度程度、これからの一世紀の間に2.5度くらいの上昇するとのこと。私が生まれてから60年であるが、この期間に0.5度暑くなったとしてそれを体感するものでしょうか?
これは反語ですよ
だから実際に地球温暖化しているとしても、一般庶民が「子供のときより地球温暖化が進んできたわね」なんて感じることはまずないだろうと思う。
あなたが温度を測って暑い寒いといってもその精度はかなり怪しい。
温度計売り場にいってみるとわかります。たくさんある温度計は、みな示す温度が違います。そんな温度計で測ったり比較しても意味ありません。
科学者がものすごい精度の良い温度計を持っていても50年前、100年前、500年前の正しい温度を測れるはずがなく、ましてコンマ何度という議論ができるはずがないと私は思う。

J

地球温暖化によって海面上昇が起きるという。実際にツバルではもう海面上昇によって島が沈みつつあると言う話も聞く。私はなにものにも懐疑主義であって、ああそうですかなどとは簡単には言わない。
地図や地球儀を見ると海は世界中つながっているようである。水は常に平らになろうとし、だから水平というのだが、この海水面の擬似的な球体をジオイドという。
素人考えだが、海水面が上昇するとき、ジオイドは全体として大きくなるだろう。重力分布は一様ではないからジオイドは完全な球ではなく多少のでこぼこがあるだろうが、ツバルのところだけが水面が高くなったりはしないように思う。
私が実際に見ることのできる海と言えばディズニーランドとかお台場くらいだが、ここで海面上昇が起きてシンデレラ城が水の中とか、お台場が沈んじゃったということはまだ起きていないことはどうしてなのだろうか?
そこまでは大げさとして、埋立地であるディズニーランドが海面上昇に脅かされているとは聞かない。
謎である。
一説ではツバルは海面上昇ではなく、波で侵食されているとも聞く。

次に我々を取り巻く自然が大きく減少してきたことがある。
田舎では今でも夜は涼しい。
なぜか?
水田があると地表の温度はズット押さえられる。まず打ち水と同じく蒸発熱で下がるためである。更に水そのものの熱容量が大きいこともある。簡単に言えば水は温まりにくくさめにくいということで、太平洋と大陸が日本の気候を作っていることを思い浮かべれば納得できるだろう。
田舎にいたとき水田の真ん中に建てられたアパートに住んでいた。バイクで通勤していたが、真夏でも道が町並みから水田に入ると突然寒くなったのを覚えている。涼しくてよかったが夜はウンカ(ヨコバエ)がすごく窓など開けることができなかった。まもなく周囲の水田は建売住宅になったためにウンカはいなくなったものの温度はすごく上がった。水田の威力はすごいのである。
タイで家を水の上に作るのを見かけた。別に川の上でなくても家の下を掘って池にするらしい。下が地面より水の方が涼しいのは間違いない。
水田だけでなく森も林も同様に気温を下げる働きをする。うそだと思ったら新宿御苑とか明治神宮に行って御覧なさい。東京のど真ん中に皇居があるということは東京の気候をおだやかにしていると思う。
可能なら現在草地である皇居外苑にも北の丸にも植林したい。
有志よ!中国の砂漠化防止よりも、東京の砂漠化防止のために皇居に植林をしよう!
yusuzumi.gif
田舎だって熱帯夜はあるとおっしゃいますか?
そりゃありますよ、もちろん昔から田舎にも熱帯夜はありました。
そんなときは男も女もパンツ一丁で寝てたもんです。エアコンがない上に、当時は蚊帳をつっていましたから風はないしそりゃもう苦行でした。でもしょうがなかったんです。寒いのも暑いのもがまんするしかありません。
どっちにしても年に10日間くらいですしね

次に人間が作り出す熱がものすごい。
エントロピ増大の法則というのがある。説明はいろいろあるが簡単に言えば、すべてのエネルギーは最終的に熱になるということだ。
蛍光灯の光も、テレビの映像も、ヘッドホンの音も、掃除機や脱水機のモーターも、携帯電話の電波も、パソコンの論理回路も最終的にはみーんな熱になり温度を上げる。物理の法則はそう決まっている。
おばQがエントロピを知っているのか? などと疑うことなかれ
ボイラーを扱うためにはエンタルピやエントロピを理解しないといけないのだよ
だから家庭で使う電気はすべて最終的には熱になる。30アンペア使っているとすると、100V×30A=3,000Wこれに使用した時間(秒)をかけるとジュールになり、ジュールに0.24かけるとカロリーになりそれは熱量を示す。
私が生まれた頃、一般家庭の契約電気は10Aであった。今では最低で20A、オール電化の家庭では50Aなんてところもある。使った電気はすべて熱になるのだから、ご自宅もご近所も暑くなるのは当然である。
冷蔵庫というのは庫内の熱を外に移し室内の温度を上げることであり、エアコンを運転するということは室内の熱を室外に運ぶことである。理論的に温度を全体的に下げることはぜーったいにできない。
人間にできるのは熱を移動することであり、その際に使われたエネルギーは熱になり、トータルとして温度を上げる。いかなる方法でもエントロピ増大の法則から逃れることはできない。

今、発電所の多くは田舎にある。原発なら福島、敦賀、柏崎、火力発電所だって千葉、福島・・
火力発電って知ってます? 重油や石炭を燃やして電気を作ります。正確に言えばエネルギーを転換しているわけですが、そのときの効率はどのくらいでしょうか?
石油のエネルギーが100だとしても100の電気になるわけではないのです。熱効率というそうですが平均39%、最高のもので49%くらいだそうです。
これも理屈があるのですが省略
残りの61%はどこに行くのかといえば、煙突から出る水蒸気や温排水のような排熱として捨てられます。熱というのはいくら熱くても利用できません。利用できるのは温度差なのです。ですから低温でも温度差があれば発電でき、実際LNGの冷熱発電というのがあります。熱くても冷たくても温度差が小さい場合、熱効率が悪く使えないのです。
発電所の冷却水の熱はほとんど海の水に捨てることになります。その結果、海の水が温まり火力発電所のそばには熱帯魚やさんごが・・という話を聞いたことがある。
100の石油から作られた39の電気を都会に送る過程で更に送電線のロスがあり、これは送電電力の5%だそうです。
ここで当然考えられるのは、海に捨てている熱を利用しようとか、送電ロスを減らそうということです。工場ではかなり前からコジェネ(コジェネレーション)といって、ガスタービンエンジンで電気を起こすと同時に蒸気を作り、両方を利用することで費用を削減する手法がありました。もちろん規模の効率もあるし、せっかくの蒸気を利用できないと意味がありません。小規模なコジェネは大規模な発電所よりも熱効率は落ちますので効果を出すのはけっこうたいへんなのです。
最近、燃料電池という言葉を聞きます。これはアルコールや石油を物理的に燃やすのではなく、分解させる過程で発生するエネルギーを電気にして取り出して使うものです。化合物が分解するときに発生するエネルギーはいかなる経路を通っても同じです。高いところにある物体がどういう落ち方をしても位置エネルギーは変わらないのと同じです。
ともかくそういう機械を作って家庭で電気を起こせば廃熱の有効活用ができるのと送電ロスがなくなるというのです。この場合、発生した熱を有効に使わないと都市部の温度がおおきく上がる可能性があります。つまり田舎にある発電所で海に捨てていた廃熱がそのまま都会の真ん中に捨てられる可能性があるのです。

自動車も熱源です。ガソリンを一斗缶で燃やそうと、火事で燃えようと、エンジンを動かそうとまったく同じ熱を発生する。
car.jpg




溶ける溶けない
溶けない溶ける





熱効率がどうこうなんて突っ込みを入れないように 炭化水素分子が二酸化炭素と水なるときどのような過程をとおっても発生する熱量は変わらない。
自動車の発生する熱がどのくらいか? 私は毎年冬、雪が積もった時、それを実感していた。交差点で車は止まる。信号のたびに車が止まり、停車したところでガソリンを燃やしているわけだからその熱で雪は溶ける。だから車線の一方は雪が溶け、他方は溶けない。
東京都内を何台の車が走り、どれだけの燃料を燃やしているとお思いでしょう?
目には見えませんが、毎日都内でドンドンとガソリンや重油の焚き火をしているのと同じことです。

都会の風通しが悪くなったために温度が上がったという学者は多数います。特に東京では海沿いに高層ビルが立ち並んだために東京湾からの風を屏風のようにさえぎってしまったと言います。
なにしろ今のビルはたてよこが大きく高さも30階とかありますから、陰になれば日も差さないし風も来ない。

8/15 追加
靖国参拝に行った。
暑い、靖国神社にも森はあるし、周りにはお堀もあるし、東京としては緑が多いほうだろう。しかし暑い。
yasu4.jpg だが流れる汗で、子供の頃墓参りに行ったり学校で遊んだりしたときを思い出した。昔だって暑かったし、今日暑い暑いと感じたときと同じように汗を流していたのだ。
単に昔暑かったことを忘れてしまっただけなのではないだろうか?
それともうひとつ忘れてはならないことがある。
それは冷房の普及で熱さを一層感じるようになったことである。部屋の外も中も暑ければ暑さをそう感じない。熱効率とは温度差そのものであるが、同じく暑さを感じるのは温度差なのではないだろうか?
昔はデパートくらいしか冷房はない。私が社会人の第一歩であった機械製図工のときは手の汗がトレーシングペーパーに滴り紙が肌に付き鉛筆で書いた線は汗で流れた。そういうものだと思っていたので、暑いとか苦しいと思わなかった。
今の人は冷房の効いた部屋にいて、お昼とか所用があったとき表に出ればその温度差から「うわ〜暑い」と感じるだけではないのだろうか?
第三に、昔はみな涼しい服装をしていた。クールビズなどというが昔は管理職の偉い人しかネクタイなんてしていない。事務員は開襟シャツというワイシャツでなく首が広い半そでを着ていた。だから涼しかった。現場の人はランニングで腰に手ぬぐい、足は素足にゴムぞうりといういでたちであった。
ネクタイをして長袖シャツでベストまで着ていれば冬でも暑いのは間違いない。
今日は関東地方は軒並み猛暑だという。
猛暑を困ったものだと思うか、ああこの暑さで今年も米は豊作だと思うかの違いに過ぎないような気がする。

そういったさまざまな条件が重なって夏がだんだんと暑くなっているのは間違いありません。だから体感的な暑さは、これら身近なことによる影響なのです。
うーんガマンできない暑さだ、地球温暖化のせいだ、地球の破滅だなんてことを直線的に考えるのは間違いです。 


本日のポイント

地球温暖化が本当かうそなのか? 私はわかりません。
しかし、省エネはお金の節約になりますし、また環境に良いことは間違いありません。大いに省エネに努めましょう。
おお本日は大変貴重なお話をしてしまいました。授業料はいりませんから、みなさん怪しげな風説に惑わされないようにしましょうね。 



もっちー様からお便りを頂きました(07.08.14)
地球温暖化という“あやしげな風説”に惑わされている一人です。
二酸化炭素排出の抑制に画期的な方策と謳われたバイオガソリン。椰子油やコーン油やら自然のオイルを使い、燃焼後は水蒸気だけが排出されるとかナントカ。
南アジアや中米諸国では、金にならないゴム園やオレンジ畑が次々と椰子園やトウモロコシ畑になっており、そのため原生林が減少。したがって、CO2を吸収し酸素に変換する肝心の緑がバイオ燃料のために減少するという皮肉な結果。先進国(欧州やら日本)のお節介な国から派遣されたNGOが緑を増やす事業を興しているとかいないとか。
だけれども、なんて勝手なんだ。自分たちだけせっせと自然を破壊し豊かになり文明を謳歌しながら、後から来たものには「地球温暖化防止のために開発をやめろ」なんていうのだから。
とある平和カルト信者なんかは、戦争が最たる自然破壊だというが、本当か?根拠は何か。ベトナムの枯れ葉剤やら原子力爆弾のことをいいたいのか。むしろ戦争で大量に人類が減少すれば、それはそれで地球温暖化防止に寄与するのではないかと「暴論」を思い浮かべてしまうが。
もっちー様 カキコありがとうございます。
おっしゃるとおり、バイオなんたらというのは環境保護よりも財布あるいは一部国家の利益が目的のようです。
人それぞれの考えと欲のために活動しているに過ぎないと私は考えます。
私の立場ではとにかく環境に関する遵法を徹底しよう、環境事故を起こすなというふたつを徹底したいと考えて働いております。
ところで戦争が最大の環境破壊というのは間違いない事実です。
フセインがペルシャ湾に流した重油などその最たるものですし、アメリカの原爆が広島長崎に放射線汚染をしたのも事実です。
我が自衛隊が緑の山河を守ってくれることを願っております。

ある高校生様からお便りを頂きました(07.08.16)
復帰しました.さっそくちょっとした突込みを・・・
地球温暖化のことですが・・・埋立地などは海岸が切り立っているからほとんど影響を受けないのです.2メートル、3メートルのコンクリート基礎の上にたっているからたとえ1メートル海面上昇したとしても問題ないでしょう.ツバルやモルディブなどの小島国家は海岸が平坦で、しかも最大標高が10メートル、30メートルと言った平らな島ばかりです.だから、10cm海面が上がっただけでも砂浜が10メートルも後退したり、66cm上がって居住区が水没する島が出たりするのです.
それから・・・証明するべきは「天動説」ではなく「地動説」なのでは?
ある高校生様 参りました。
天動説、地動説あっしの大チョンボでございます。お代官様お許しください。
とまあ、片方はすんません
海面上昇ですが、ある高校生様からのお便りを頂きまして、じっと腕組みを・・なんてはしませんが、考えました。
築地とか浜離宮とか、海そのものに接しておりますが、まさか近年海面が1メートルも上昇しているはずがありません。
それどころか、10センチも海面が上がっているはずがありません。
確かに10cm海面が上がっただけでも砂浜が10メートルも後退したり、66cm上がって居住区が水没する島もあるでしょうけれど、海面が10センチ上がったとか66センチ上昇したという証拠はないようです。
ディズニーランドの周囲のコンクリート壁の高さが2・3メートルもあるはずがありません。海抜そのものが1.5メートルくらいでしょう。ディズニーランド建設が1980年ですから、既に27年たっています。27年前、ツバルが水没という話はありませんでした。(それ以前は寒冷化がいわれていたわけです)それ以降に海面上昇があったなら多くの人が気が付いているはずです。
実は私も海抜2メートルもないところに住んでいるのですが、いまだに危険だから立ち退けという指導を受けていません。
これはやはり海面は上昇していないと思いますね?
どうなんでしょう?

あらま様からお便りを頂きました(07.08.18)
佐為さま あらまです
日本の南極観測が始まって、ことしで50年目だといいます。
この一連の観測でわかったことの一つが地球温暖化。
氷層を分析したり、オゾンホールを観測したり・・・。どうやら、事実であるようです。
そして、この 100年間で、表層海水の平均水温が 1℃ 上昇したといいます。
この差を、人間が体感せよ・・・と、言っても無理でありましょう。
しかし、海洋生物は、磯焼けという現象で、僅かな水温上昇に反応しているようです。
小生も、40年近く海岸で海釣りを楽しんでいますが、排水溝から海水が逆流しているのを見ると、海面が上昇しているか、日本が沈没しているか、そのどちらか或いはその両方が進んでいるとしか思えません。
(しかし、東海地震の観測で、拙宅あたりの土地は、毎年、数ミリづつ隆起しているといいます)
海面は、波 とか うねり、大潮 とか 気圧 の関係で一定ではありませんが、40年間近くも同じところで釣り糸を垂れていると、その違いが気になります。
あらま様 毎度ありがとうございます。
排水口から逆流ですか?それはどういった理由なのでしょうか?水が高きから低きにしか流れないならば明白ですが、施工の不具合とかなんたらとかあるのかもしれませんね。
温暖化と二酸化炭素増加はイコールではなく、イコールであったとしてどちらが原因か結果かもわかっていません。そして京都議定書を達成したとしても二酸化炭素増加は止まりません。
60年代のこと、鮭が上ってこなくなったと言われた時代がありました。
発言者は公害で鮭が来なくなったという意味を込めたつもりだったでしょうが、年平均気温が14度以下でないと鮭は川を遡上しないそうです。つまり当時でさえだんだんと暖かくなって鮭が来なくなりつつあったというわけです。もっとも当時は二酸化炭素といわず、16〜19世紀は小氷期であったからと言われていました。
要するに現象はわかるのだが、その原因はなにかわからずに犯人をでっち上げてはいけないと思います。
その意味で地球温暖化は間違いないのかもしれませんが、二酸化炭素はまだ黒ではありません。限りなく黒に近くても推定無罪なのです。
もっとも最近は予防原則といって推定無罪でも有罪と断定するのが流行っていますが・・・
ある高校生様からお便りを頂きました(07.08.17)
あう・・・またまた私の表現力不足です・・・
海面上昇は、温度の上昇によって引き起こされる現象で、現在進行中のできごとです。過去完了ではないのです・・・
66センチと言うのは、2001年から70年間何の措置もしなかった場合の海面上昇の目安だそうです.(恥ずかしながら私が小学6年の頃にとっていた、「K6 6年の科学」(学研出版)からの引用です.)「気候変動に関する政府間パネル」では、2100年には1メートルの海面上昇が見込まれています.今後、メートル単位での海面上昇は十分に予測できる自然現象です.さて、モルディブ共和国について詳しく調べてみましたが、間違いを書いていました.全島を合わせて最高海抜3メートル未満、平均海抜90cmちょっとです。これはやっぱり100年以内に国が無くなりますね.

地球温暖化の真実は?
現代人があついと感じるようになったならないと言う感覚だけの問題ではないような気がします。まず、二酸化炭素には温室効果があります.次に、人類はこの200年で、使い果たすほど化石燃料を燃やしました.さらに、二酸化炭素を吸収する植物は、砂漠化の影響で急速に減少中です.これは、現実に気温が上がっているかどうかを抜きにしても、温暖化に直結する事実です.さらに、さい様は科学者が100年前や200年前の二酸化炭素濃度や温度を正しく測れるかどうか懐疑しているようですが、政府や国連が発表する二酸化炭素濃度や温度は南極やシベリア、グリーンランドなどにある永久凍土内に閉じ込められた当時の空気を、現在の機械で測定したものです。だから、平均と言って永久凍土がある場所のものしか正確にはわからないのですが、そこで調べても、二酸化炭素濃度は200年前の約280PPMと比べて現在の約350PPMと1.5倍に増えています.

この事実を持って確かに気温上昇があったことを示すのは不可能ですが、二酸化炭素濃度の上昇から、現代科学力が描ける範囲で気温上昇のグラフを描くことは可能です.それは、平成10年度の環境白書にもグラフとして描かれています.
さい様は、まだ「こんな平均気温が1度2度上がっただけでナ二が変わるんだ!」と叱咤されるかもしれません.しかし、たった1,2度でもナ二が起こるかわからないのが自然なのだと私は思っています.巨大な歯車を一瞬でも動かしたら、その後ろについているさらに巨大な、複雑にかみ合った歯車もいっしょに動き出し、一気に崩壊に向かう可能性だってあるのかもしれません.あるイギリスのおえらい学者さん、maetin reesさんは、地球海洋システムが崩壊すると言う予想を立てています.
例としてメキシコ湾流(北大西洋海流)を挙げますと、この海流はべルトコンベア−のように循環している海流の一部で、メキシコ湾周辺で温まった水が表層流となって暖かい海水を北東のイギリス沖へ運び、そこで冷却されて深海へと再び沈み込んでいます.この海流の上を通る偏西風がヨーロッパへ吹き込むため、ヨーロッパは温暖な気候を保っているのです.しかし、グリーンランドや北極海、スカンディナヴィア半島に存在する氷河や永久凍土が溶けて大量の淡水が海に流れ込むと、その量にもよるけれど、海面での塩分濃度が薄まって比重が軽くなり、冷却されても深海まで沈みこまなくなります。そうした場合メキシコ湾流の行方はどこへ行くかわからず、ヨーロッパは同緯度のカナダやシベリアと同じような気候となるか、あるいはアルジェリアやリビアのような灼熱地獄となるか、とにかく、快適な現在の生活は望めそうにありませんね.

さらに、温室効果ガスは二酸化炭素だけではありません.メタン、エタン、代替フロン、水蒸気など、温室効果ガスは地球上に大量にあります.メタンは二酸化炭素の20倍、エタンは30倍、代替フロンは平均300倍もの温室効果があります.メタン、エタンは、北極南極の永久凍土の中や、海中にメタンハイドレート(メタンで作ったアイスクリームのようなもの、日本近海、オセアニア、中南米、アフリカにしか胃がんに広く分布)として大量に存在し、少し温度が上がっただけで大量に放出されるし、今のところ横のつながりがないのでオゾン層問題と地球温暖化は別に考えられがちですが、代替フロンを使うことは地球温暖化を一気に進めます.これらによる温暖化が、二酸化炭素による温暖化の為に連鎖的、爆発的に引き起こされるかもしれません。

はっきり言って、目下何が起こるかほとんど予測がついていないと言えるでしょう。だからこそ、大げさになってしまうのかもしれません.ただし、少なくとも近年の日本やヨーロッパにおいて、異常な高温が続いているのは確からしいと思います.先日中日新聞に発表された日本最高気温ランキングでは、1位から8位タイまで発表されていましたが、3位の1933年7月25日山形での40.8度以外全てが1994年以降のものです.これって、最近の20年は猛烈に暑いと言っても良いのではないのでしょうか?2003年から今年にかけて、ヨーロッパで非常な熱波が記録されています.2003年、南部ヨーロッパでは6月から前年より平均5度も高い気温の日が相次ぎ、8月には軒並み40度を超えました.この熱波のせいでヨーロッパ全体で5万2千人の死者が出たのをご存知でしょうか.(world watch instituteより)

その後2006年、7年と記録的猛暑は続き、2007年、イタリアシチリア島で46度、パリで44度、アテネで48度と、次々記録を塗り替えています。
問題は、平均気温が1〜2度上がること直接ではないのです.地球温暖化は、現在起こっている異常気象の、人間がかかわっているとしたら、もっともそれらしい理由に当たるのです.そして、それが引き起こすだろう様様な事態に人類が対処できないだろうからこそ、その予想される事態を引き起こさないため、最大限の努力をすることが必要なのではないかと私は思っています.
実際、増すゴミがこれだけ騒げば疑いを抱く人は増えると思います.大体何もかも過大包装ですからどれが深刻でどれが深刻でないかの判断なんて、できないものです。自分のできる範囲で最大限のアプローチをして、どこがどれくらい大変なのか、自分たちで見分けて行こうではありませんか.

お盆に北京へ行って参りました.その発展振りに目を丸くした次第であります.名古屋や京都よりは遥かに都会で・・・3年以内に東京も抜かれるのではないかと思う次第です.何より道路が広いしビルが高くて多い・・・同じ設計のビルが何本も建っていたのには違和感をおぼえましたがね。あと・・・どうでもいい話ですが、天津から北京へ向かう8車線高速道路上の看板に、どう見ても「ミンスク」と「ミッドウェー」を混ぜたような空母が描かれたものがありました。中国が空母建造に乗り出したと言う話はマジかもしれません。これから夏休み後半、スパートをかけて勉強をがんばります!
ではでは・・・
書き忘れました〜!トトカルチョ残念です.次は・・・777777もやりましょう!765567とかも!(外したのが相当悔しいらしいですw)ともあれ、次回こそは当てますよ!では、お元気で!

ディズニーランドについて・・・2メートルの壁が覆っていると表現したわけではありません、埋め立てた上に作られたコンクリート基礎の上に全体が乗っている、言うことを意図したのです.とは言え、実際のディズニーランドの構造を知っているわけではないので、ただの憶測でものを言ってしまいました。すいません。ただし、ディズニーランドの周りに砂浜などは無く、その海岸線は切り立っていて、消波設備ほどの海抜があるのは事実です.だから、たとえ1メートル海面が上昇しようとも、沈むようなことは無いでしょう。
ある高校生様、大論文ありがとうございました。
私はいくつかのことに思い至りました。
ひとつはある高校生様は実際は大人ではないかということです。それに関しては以前ご本人が否定されていましたが。
次に、手近にある情報を集めてひょいひょいと処理するのはうまいなあという感じです。前と関連しますが、こういった情報処理は大人 特にオフィスで働く人の日常です。
そして大論文と冗談めかしましたが、この作りは小論文形式としては模範的なものであろうということです。
小論文というのはマスター・ドクター論文と違います。朝日新聞の天声人語が顕著な例とされていますが、手ごろなネタを当たり障りなく処理して結構考えているんだぜというところを読み手に見せる(デモンストレーション)のがその目的です。
その意味でこの文は小論文として模範でしょう。

実はある高校生様のお便りとあらま様のお便りは頂いた時間と逆にアップしています。その理由は、あらま様の文を読まれてからある高校生様の文を読んでいただきたいと思ったからです。
あらま様は釣りをしていて排水溝の流れがおかしいなあと感じた、磯ヤケしているといったご自身の五感で感じたことを基に論理を進めています。新聞とかテレビがいってたよということを基に書いてはいません。
他方、ある高校生様は、温暖化に関してご自身の五感で感じたこと、得たものを書いていません。
温暖化と違い、上海に行ったときに同じ設計のビルが何本も建っていたのには違和感をおぼえたとか空母が描かれていたということはご自身の目で見たことであると確信します。
そこが極めて大きな違いであると思います。
発言するとき、自分の利用する証拠は確実であるか?瑕疵のないものか?を確認しないといけません。
「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)が語るのは間違いない事実なのでしょうか?
過去何度もIPCCは発表したことを取り消したり、根拠となった論文を批判したりしています。おっと、その前にIPCCとは研究機関ではありません。気象に関する論文を世界中から集めて評価し、気に入ったものを取り上げて発表するという機関なのです。
過去の温度の測定(推定方法)、二酸化炭素濃度の推移、海流の話、温暖化係数、最高気温そういったものは新聞でも、あるいはネットでもすぐに手に入ります。そういった羅列だけではパンチ不足です。
まず、そういった情報が正しいのか、信頼性に乏しいのか、反対意見はあるのかと裏を取り、そしてその材料を基にどのようなことが考えられるのかということです。
間違ってもその材料を使ってこういう結論を出したいというのは邪道です。
はじめに結論ありきでは人生論として間違いです。
正直申し上げますが、提示されたエビデンスは環境圧力団体がアッピールしているものばかりという感じですね。
代替フロンを使うことは地球温暖化を一気に進めますとおっしゃるのはそのとおりなのですが、代わりに何を提案されるのでしょうか? 冷蔵庫を使わないぞと宣言するなら拍手喝さい
代替冷媒の火災の危険をどう考えるのか? あるいは特定フロンを十分に管理して使う方が地球にかける負荷の総量は少ないのか? という裏をいろいろと考えてからでないと、脇が甘く、けたぐりやうっちゃりを喰らいます。

今私が申し上げているのは、地球温暖化というものが正しいのか否かということではありません。言いたいことはしっかりと足元を固めて議論を始めないといけないよということです。
以前、ある高校生様を鍛えようとあらま様が胸を貸してくださったのですが、まだまだ稽古が足りないようです。
がんばりましょう。

私は地球温暖化を否定していません。もちろん肯定もしていません。拙文を再読ください。そのような瑕疵、突っ込みどころを作ってはいけないというのが鉄則です。
私の文の趣旨は、ここ数日暑い暑いと報道されているがそりゃ温暖化とは直接関係あんめい(東北弁)ということだけです。

コスモス様からお便りを頂きました(07.08.18)
はじめまして
いつも更新を楽しみにしております。
さい様の知性と理性にはいつも驚嘆の思いです。
ある高校生様に対しては、彼の今日の大論文を読みさい様と同じ様に、彼が大人の方では?と思ってしまったのですが、私の場合は感覚的に、さい様は理論的にということでしょうか。しかし本物の高校生様であれば、さい様等に鍛えられ、立派な大人になられること間違いありません。
さい様、皆様、末永く頑張ってくださいね。 
コスモス様 お便りありがとうございます。
何事にも声援は大事です。歌舞伎でも大向こうから声がかからないと気合が入りませんし、甲子園も応援団がなければ選手のパワーもでないでしょう。
コスモス様のお便りである高校生様もあらま様も張り切ると確信します。(というほど真剣ではないでしょうけど)
またのご声援をお待ちしております。
あらま様からお便りを頂きました(07.08.18)
佐為さま あらまです
それにしても、ある高校生様は、ホントに高校生なのでしょうか。
理論の組み立て、表現力はスゴイ。
ですから、小生がある高校生様に胸を貸すなんてお恥ずかしい。小生こそ、勉強させていただいております。
ところで、「暑い、暑い、異常気象だ、今年の夏は特に暑い・・・。」 なんて申しておりましたら、小生の母が、「なにを言ってる、夏は暑いが当たり前。」と、言って数十年間分の家計簿を見せてくれました。
その家計簿には、毎日の家計とともに、寒暖計の正午の気温が記されていました。
それを見ると、昨年も、一昨年も、同様に暑い。何も今年だけ特に暑いわけではないようです。
ただ、2004年の12月 5日に、夏日が観測されてから、毎年、冬に「夏日」があることは、小生の母でも「異常だ。」と、申しておりました。
気象庁の記録とは違い、正式なものではないのですが、やはり毎年暑くなっているようです。
ところで、最近、世界的な新しい通貨が流通し始めているような気がしてなりません。
それは、CO2であります。つまり、カーボン・オフセットであります。
二酸化炭素を排出した量だけ、お金を支払うという考え方です。
これが環境税だったり、発展途上国に対する支援などになるそうですが、その使われ方が不透明で、問題があるといわれております。
小生は、こんな考え方はヘンだと思います。
なにも二酸化炭素は可燃物の燃焼のときだけに発生するものではありません。生物の呼吸でも発生していて、むしろそちらのほうの量が多いようですね。
人口の多い中国に、呼吸税でも支払ってもらいましょうか ?
あらま様 毎度ありがとうございます。
炭素税とか排出量取引などわけのわからないバーチャルなものがはやっています。とはいえもとからデリバティブなんて理解できませんので単に私の頭が悪いだけかもしれません。
少し前、シャープが炭酸ガス排出が増えているといわれて、なら中国に生産拠点を移すとすごんで某省がビビッタと聞きます。ものづくりあってこその日本ですから、二酸化炭素が基準でものを考えるのでなく、必要性、効率性などを考えないとみーんな中国に行きましょう、日本は空き地になればハッピーなんておかしな結論になってしまいます。
もっともそうなっても、中国の公害をどうするのか、資源をどうするのかという根本問題は解決しませんが
ところで、ある高校生様には下記のように叱咤しておきましたが、あらま様はまだ師範の役を終えるわけにはいきませんよ。
ある高校生様からお便りを頂きました(07.08.18)
む〜ん・・・いやはや・・・復帰と同時にフルスロットルでぶっ飛ばしたから事故ってしまったようです。失敗失敗。
まず、大人だなんて、さい様の口癖(?)ではないですが、舞い上がってしまいますよ!w私はほんとに高校生なんですよ。まあネット上では年齢が変わるということにしておきましょうか?w
証拠とする文献がイマイチ信憑性にかけるのも、高校生が得られる情報はこんな程度、と言う事です。調べれば、もっとお偉い惑星学者や生物学者たちがいっぱい参加している研究会報告とかもあるのかもしれません。二酸化炭素濃度の上昇や、海面上昇については、文句なしに事実らしいですよ。アラマ様の仰るとおり、複数国家の調査隊、民間団体、惑星・生物学者の調査の大多数は、計測結果としてこれらを認めているようです。ただし、これらが直接に地球温暖化と結びついているかどうかについては、確かに主観が混じりますね、まったく、勇み足でした。
代替フロンについても、メタン、エタンと書いただけでは足りないかなと思い、人間の意図的行動を伴う代替フロン使用ということまで書いてしまいました。これはほんとに失敗でした。今のところ使えるのはこれしかないから使っているんですよねえ・・・この、「これしかない」が曲者ですよね。主観ですから。
でも一言だけ、問いかけたい事があります。さい様は、アラマ様の発言を、「五感により、自らの体験を下に書いている」、私の発言を、「新聞や本から取り入れたことだけで書いている(実際はインターネットも使ってますが)」とし、後者の信憑性を疑うと言う議論をされました。どうなのでしょう。自分の五感による経験の議論をよしとし、新聞、本、インターネットの議論とは極めて大きな違いがあるとし、アラマ様や私の五感を信用し、新聞(こいつは微妙ですので、事実として裏を取っている「データ」のみの利用です。)や本(こいつは著者がはっきりし、出展もはっきりしているもののみ利用です。)やインターネット(出展がはっきりしていると、私が判断したもののみの利用です。)におけるデータの信憑性を疑うのはなぜですか?
私は高校生ですから、五感で得られるものに歴史がありません。「長年同じ場所で釣りをして感じる変化」などを得られる土台が無いのです。しかも、体が成長中ですから、五感ほど信用なら無いものも無いのです。3年前に告白した彼女と学校が違うようになっただけで分かれたりもするものです。私のような若年者は、過去の政府の調査隊や、いろいろな学者が書いた本、過去の新聞や、現在大人数を動かしてやっている調査プロジェクト、多数の国家が関係する国際発表などを信用しなければデータを得られないのです。
ここで問題になるのは、やはり各人の感じ方となってしまいますね・・・自分が得た情報の、どれをどれだけ信用するかによって得られる解がまったく異なったものとなってしまいます。さい様やアラマ様のように、自らの経験を最重視し、自ら以外が提示する意見もデータも懐疑して信用しなければ、確かに地球温暖化で1〜2度上がることと、異常気象なんか関係ないだろう、とかなるかもしれません。私のように自分が得られる範囲のデータを集め、それをふるいにかけて、自分が信用できる出展(複数の専門家、政府直属の研究機関、国際発表などなど・・・)を持つデータも考えに入れたりすると、私みたいな議論になるのでしょう。ただ、さい様の話どおり経験を重視し、最終的には五感を頼りに話を形作るならば、私のような若者に参加できる議論は無いと言う話になってしまいそうで、悲しいです。どうなのでしょう。
疑う度合いによって、地球温暖化と異常気象との関係はあいまいになってしまいます。それは、確かですね。いやはや、さい様の慧眼には恐れ入ります。これからも、見習っていきたい所存です。ただ、やはり私はエネルギーの無駄遣いが地球温暖化、ひいては異常気象につながっていると考えていますので、4キロ離れた塾へも自転車で行きますし、家で母さんがエアコンを24度に設定してたりすると、27度まであげさせますし、電気はコマメに消すようにしています。さいさまのおっしゃるとおり、エコ、省エネは大事です!
ちなみに、私が行ったのは上海ではなく、北京ですのであしからず・・・
今回のお話で改めてこのサイト、もとい、このサイトに居る人々とのお話は、価値があるなあと感心した次第でございます。今後も是非、胸をお貸しください。よろしくおねがいしまーす!m(__)m

ある高校生様 毎度ありがとうございます。
あなたの文章をはじめから読み直して見ました。まず上海と北京については謝っておきます。以下コメントします。

ある高校生様から同日再びお便りを頂きました(07.08.19)
そんなに私は信用できないことを言ってますかねえ。
なんか・・・すいません。文章が冗長でしょうか?善処いたします.そして、この議論だけをまた高沸させてしまうことを何か違うと思いつつ・・・
もうすこし段落をうまく使っていきます・・・。さい様のコメントに反論です.
毎度ありがとうございます。
信用できないといったのではありません。人の話をすぐに信用してはいけないよといったのです。
まあお話を承りましょう。
まず、二酸化炭素濃度が上昇せずとも、現状のままでも温暖化は致します.ただ、現状の二酸化炭素濃度のままならば、気温上昇率は固定されるので、とりあえず現状でとめておきましょう、というのが京都議定書です.第一段階として提示されたものなので、温暖化を緩めよう、という議論しかされていないはずです.止めるのはさらにさき、戻すのはさらにさらに先の話です.濃度が上昇すれば、気温上昇率が上がります。現在は、二酸化炭素濃度は加速度的に上昇中ですので、ほうって置けば気温も加速度的に上昇するのであろう、という予測が立っています.
京都議定書の位置づけですが『とりあえず現状でとめておきましょう』というものではないと理解しております。
つまりあれは各国の内政外交の思惑と妥協の結果であって、温暖化との関係とは無縁であろうと認識しております。
次に、「二酸化炭素を吸収する植物」とした理由は、そこで植物を話題に出す理由をわかりやすくしただけでございます。中国やブラジル、アフリカ、東南アジアで起きている砂漠化は、大多数で人間が原因ですのであしからず.
3点目、物質の測定法と言うのは何かしら必ず誤差が生じるものです.それは当然の事でしょう.しかし、測定された二酸化炭素濃度は、誤差を加味してグラフのおよその平均点を直線でとっても、上昇傾向にあります.また、このような永久凍土中の物質含有度の測定は、一点で実施されているわけではありません、アラスカ、カナダ、シベリア、北極海、南極、グリーンランドと、永久凍土のあるほとんどの場所で行われています.全地球の指標として、完全だとは言えませんが、最も妥当な測定方法と言えるでしょう.
あなたは「二酸化炭素を吸収する植物は、砂漠化の影響で急速に減少中です.」と書きました。
この文章だけを読んでどう理解するかは一意ではありませんが。植物は二酸化炭素を己の体として固定化するだけです。固定化の算定は多々意見がありますが、あなたのごひいきの京都議定書でも各国の妥協によって数値が決まったようなものではっきりしません。なお高緯度において植生は反射能によって温暖化を加速するとも言われています。
測定された二酸化炭素濃度についても種々疑問が呈されています。調べてみましたか?
4点目、「平成10年度版環境白書、第四章環境の現状、第一節大気環境の現状、1−大気の組成等の変化による地球規模の大気環境の現状(http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=210&bflg=1&serial=10661)」に、全地球の気温上昇や、二酸化炭素濃度の変化、日本における気温上昇、温暖化の異常気象への影響など、詳しく記述してあります.ついでに海面上昇についての記述もあるので一読をお勧めします.さい様にも見落としがあるのですね?もともとこの環境白書10年度版自体が京都会議を意識して刊行されたもので、序章でもそう唄っています。まあ、政府を信用しないならばただの紙切れですがw
すみません、たどりつけませんでした。
そうですね、年金問題同様に政府を信用しないとはいいませんが、何事も裏を取らないと信用はしません。
5点目、少数の権威者が騒いでいるだけで迎合していたら、それはただのアホです.朝○新聞やTB○TVに踊らされるはめになります。しかし、データとしてはっきり表に表せるもの、たとえば二酸化炭素濃度の変化や、海面温度の変化、平均気温の推移など、どこで、誰が、どうやって調査し、結果としてこうなったと、事実として存在するものを、信用してはいけないのでしょうか.朝日が言うように、最近暑いから温暖化、って言うのはまったく相手にはできません。ただし、数値として問答無用に現れるものは、性質が違います.reesさんの文章も、引用する訳にはいきませんが、どれくらい年間気温が上昇すればどれだけ永久凍土が溶けて、北大西洋表層の水の比重がどれだけ軽くなるかを試算しています.私は、そういう緻密なデータしか引用しないつもりで居ます.
私の言いたいのは、reesさんとやらのご意見と反対の意見もたくさんあるということです。
私は前々回も申し上げたが、温暖化否定でも温暖化肯定でもありません。肯定、否定のたくさんある報告を見比べているということです。あなたが温暖化が進んでいると主張するのは大勢にあっていますが、あなた個人がどのような報告を比較検証して、その結論になったのかというプロセスはいまだ提示されていません。
6点目、私が引用したデータは、政府や国際機関のもの、民間団体がソースを提示して表したもの、のみでございます。二酸化炭素濃度は環境白書より、2003年以降の猛暑の死者は、各国政府発表より、最高気温はマスコミの報道を元に作成しています.いくら増すゴミでもその都市での最高気温の捏造報道はしないでしょう。それに、確認が必要ならば確認をとる方法は幾らでもあるはずです.私だって、ネットやマスコミの報道を鵜呑みにするアホじゃないです.ただ、後から様々なアプローチで確認を取れたり、最新の装備を持つ大規模な機関(国家や国連、国際機関)の発表するもののうち、データのみならば利用する信憑性はあると思っております.このようなデータ使用方法までも、「採用するに値するか考え」なくてはならないものですか?これさえも批判されたら、議論がただの個人の体験談になりはしませんかね?
7点目、海面上昇は、着実に起こっています.まず、国内ではあまり報道されませんが、南極、北極の氷の崩壊は、想像を絶するスピードで進んでいます.例として、環境保護団体、グリーンピースの南極観測を報告します.http://www.greenpeace.or.jp/library/97gw/4minami/mina3.html 南極大陸の氷はほとんどが海抜より上にあります.どころか、氷だけで3000メートル級の広大な高原を形作っています.これが解けると言うことは、その分が水になって海に加わると言うことです.
揚げ足をとるわけではありませんが、「海面上昇」と「南極、北極の氷の崩壊」は直接的に関係するのでしょうか?
北極の氷も南極の棚氷も海に浮いているわけで、それが溶けても海面は上昇しません。
グリーンランドと南極大陸上の氷が溶けたら海面上昇します。しかしグリーンランドの氷は増えているという報告もあるそうです。
グリーンピースの報告で不十分なら、google earth を試してみることをお勧めします.google earth は衛星や飛行機から撮影した全地球をほぼ3年ごとに更新して無料閲覧可能にしているソフトですが、もしよければインストールして見てください.崩壊中の、ロンネ棚氷、ロス棚氷、ラルセン棚氷を衛星写真で見ることができます.さい様は、学校で配られた、あるいは何でもいいですから、南極の載っている世界地図をお持ちでしょうか、google earthと比較することで、ここ数年で一気に崩壊中の南極大陸を確認できることでしょう.黄色い線が永久凍土として存在できている場所です.それより外の場所は、崩壊して流氷となっています.
前述の通り
私は地球温暖化を否定も肯定もしていない。過去の文章をよく再読のこと
以上、7点を返答させていただきました.いかがでしょうか、論点ははっきり致しましたかねえ・・・また、論拠も一応示したはずでございます.ここで初めて私の文章の意味を理解していただいたかもしれません.私の文章力不足でご迷惑をおかけしました.もう一度コメントをお願いします.
あなたは私の問題提起を良く理解していないようです。
私はあなたのご意見を否定なんてしてませんよ。その結論に至ったプロセスを問うているのです。
これまでの応答であなたの論理の進めかたは全体的に検証が不十分と思います。何事にもいろいろな意見、学説、報道がある。それを否定する報道も、学説もあるのです。
それらを天秤にかけ、自分なりの検討した結果こちら側を採用したというなら、出た結論がどうあれプロセスは適正であると認めます。
グリーンピースが言った、IPCCが言った、誰それが言った、グーグルアースを見れば分かる・・・そうですか、ではその反対意見はどれほど調べたのでしょうか?
具体例をあげます。あなたははじめにツバルの水没を提示しました。私は自宅にある本をあさったところ、数冊それに関した記述がありました。その記述は水没に賛否ありました。インターネットでも調べました。約150件見て出典が同じものを除いて賛否は昨日申し上げたように6対4というところでした。そして政治的、労働問題、住居の問題、インド洋津波の対応もあるらしいと分かりました。
実を言って私はどちらが正しいとはわかりません。しかし疑問の余地なく海面上昇しているとは言えないということは確信しました。
あなたがそうしているならそれを提示することです。していなければ比較対照することです。


キンタロス様からお便りを頂きました(07.08.19)
地球温暖化に関して
今から6000年ほど前、日本は縄文時代で現在より平均気温が1度〜2度ほど高かったようです。その時の海水面は今より4〜5mほど高く、現在では千葉県のかなり内陸部でも貝塚が発見されています。無論この時の温暖化が人間の環境破壊によるものであることは考えられません。そして、この時の温暖化は上下を繰り返しながら徐々に温暖化していったもののようです。現在の数十年という単位で地球の温暖化を唱える人は、もしかしたらよく漫才で見る「8月でこんなに暑かったら、12月はどんだけ暑いんだろう。」と言ってるのと同じなのかもしれません。
また、自然環境というものは人間を抜きにしても変化していくものです。人間を原因としない温暖化や寒冷化には黙って従うのでしょうか?黙って従うのであれば自然環境保護は分かりますが、人間の生きやすい環境を維持するのが目的であれば、それは自然環境をコントロールしてるのと同じで、部屋の中の温度をエアコンで調整してるのとなんら変わらないと思います。 毎度駄文失礼します。
キンタロス様 毎度ありがとうございます。
キンタロス様の発言のご趣旨は問題のきわめて根本ですね。今二酸化炭素が増えて温暖化大変だと言っています。では宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」は良いことなのでしょうか?
伐採は悪くて植林がいいのでしょうか? どちらも植生を破壊することでは同じように思います。サイパンの山に木が生えているのですが、太平洋戦争中にアメリカ軍が爆撃して草木がなくなったそうです。戦争終了後あまりにもまずいというのでアメリカ軍が飛行機で種をまいたのが今の山の木々だそうです。なにも実がならず役に立たないとのことです。
自然破壊ってなにか?と考えないと、自然保護はないように思います。
ただ、ここで私が書いたのは、そんな深遠ではなく、現実的な肌感覚を持ってほしいというだけです。
ある高校生様からお便りを頂きました(07.08.19)
ほむ・・・そうですね。
ほんのちょっとだけ反論もどき、私は京都議定書をひいきしていないし、あれを元に環境保護なんてできっこないと思っています。私が議定書を話題に出したのはその一瞬だけですよ.議論の重点には置いていません.二酸化炭素濃度変化に対する反論には、残念ながらたどり着けませんでした.さい様が温暖化を肯定も否定もしていないのは理解しています.
私は自分なりに、提示したデータを信じて、この結論を出しました.この調査が甘かったと言われればそうかもしれません.やはり、勇み足が過ぎるようですね・・・自分の至らなさを恥じています.そして・・・ここは私の独り言コーナーではないので・・・私が参考にしたデータの算出方法まで書いてしまうのは場違いにも程があると思っています.で、海面上昇と南極、北極が関係あるのかと言うお話ですが・・・棚氷が溶ければ次に解けるのは大陸上の氷ですよ. いやはや、やっぱり年季が違いますな.まだ18にも達していない身で出すぎた真似をしてしまったようです.まだまだ色々な知識の蓄積が必要ですね.やはり、地球温暖化と気象がどうなっているかの判断をするには、まだ早いと言うのが正しいのかもしれません.  今回私は、自分がインターネットの普及によって最初から膨大な量のデータに触れてしまう世代なんだなあと痛感いたしました.はじめから与えられているデータが、処理できる量を、度を越えて上回っているようです.だからこそ、今の私は大勢の意見に振り回されているのかも知れません.これからは、稚拙な文を書いて恥をかく前に、自分で十二分に検証することにいたします.(でもそれだと勉強の時間が取れないので・・・今後は大学に無事入るまで、ちょっとした突込み程度に留める事に致します.皆さん、ご声援をよろしくお願いしますwちょくちょく顔を出しますので、またそのときはよろしくです。)
ある高校生様 話を戻します。
私が最初に書いた文を2百字にまとめよという問題をだされたとします。
昨今暑くなった。これは地球温暖化のせいだといわれているが、学説としての地球温暖化は都市部の急激な温暖化を意味しない。都市部の温度がこのところ上昇しているのは農地や森がなくなり、また人間が都市部で使うエネルギーが多くなりそれがすべて熱となっているため、及び巨大高層建築物が多くなり風が流れなくなったためなどであろう。都市部の高温化から地球温暖化しているとはいえない。(以上で180字)
ということなのです。
ですから、私の論に異議を唱えるならば、私の論を否定するものでなければなりません。
論理の遊びと言ってはなんですが、議論するなら、相手の要旨を把握し、その根拠、論理プロセス、結論が適正か否かを論ずることになります。
相手が主張していないことを論じるのは、空振りです。

VEM様からお便りを頂きました(07.08.20)
VEMです。投稿しないでトトカルチョに参加するだけでは当りませんでした。久しぶりになりますが投稿させていただきます。
地球温暖化はあるのか無いのか?
地球温暖化は悪なのか
限りなく黒であっても証明されないことを信用する危険を佐為さまは記事にして下さいました。真実でないことを真実としてしまうことによりその先に誤った結論が出る可能性と、その後に誤りの幅が更に広まることの危険性を訴えて下さっていると思いました。
たとえになるか不安ですが、広い大陸の一都市で大きな戦争中に一方の兵士が他方の民間人を殺したと言う提起に対して、伸びきった戦線の一部では一人や二人はそんなことも有ったかもしれないし、念のためお詫びもしたほうが良いかも知れないと何十年か後に感じた人も少なくないとします。ところが、一度そのような思いを持つと、徐々に殺された人が増えてもなんとなく認めざるを得なくなり、何十万人も虐殺したと言うありえない結論にまで異を唱えにくくなる可能性がある。たとえその裏に明確な悪意が見えたとしても反対が難しくなる。そんな危険でしょうか?
地球温暖化は悪かの命題に戻ります。およそ5000年前、今は内陸の三内丸山は今よりも高い平均気温で今よりも高い海面のため、当時としては高い文化を保持し、気温の低下により衰退したようです。50万年前も気温は高く大阪ではワニが繁栄したようです。温暖化をマチカネている方も居るかも知れません。
論理も文法も礼儀もめちゃくちゃですが、洒落を書きたかっただけです御容赦下さい。
VEM様 毎度ありがとうございます。
座布団は価値のあるものだとご認識されましたか?
アメリカのミシシッピ川の上流、つまり北海道より北にも大昔はワニがいたそうです。おっと、もっとさかのぼると南極にも恐竜がいたときもありました。
まあ、それはともかく
次回はズバリ賞を期待しています。
ガルベス様からお便りを頂きました(07.08.20)
座布団ゲット!
新参者なのに座布団をもらって恐縮です。
あと、地球温暖化についてですか。
自分が大学生のころ、ある先生は「太陽の活動が活発になっているからであって、大騒ぎするほどのことじゃない。しかし、それを問題視して、環境にやさしい製品を作るように促していけば、日本の技術力が重要になるから、うそでも良いから考えていこう」と言ったことを覚えています。
当時は「おいおい言いすぎだよ(汗」と思ったものですが、最近はそれもありかなと思ってきました。
雑文すみません。どうぞ暑さにやられぬよう、お体にお気をつけください。
ガルベス様 毎度ありがとうございます。
座布団3枚への道は厳しいですよ。ガンバリマショウ
都会の熱帯化、地球温暖化、二酸化炭素増加、京都議定書は関係ありそうで、なさそうで・・・
まあ、ここは地球物理学でも気象学でもなく、論理をもてあそぶ場ですので、それなりに


ある高校生様からお便りを頂きました(07.08.27)
久しぶりに見に来てみました。
最近の異常気象と、地球温暖化は関係ないのかも知れません。あるのかも知れません。まだ、データ蓄積が足りないのかも知れません。
温暖化は、当初の予測と違って、局所的に気温が高くなったり低くなったりする現象だったのかも知れませんし、全地球のことでなく、大陸の端だけで起こる現象だったのかも知れません。しかし僕は原因がどうであれ、今世界中で起きる異常気象には警戒せねばなるまいとおもいます。最近、最高温度が30度と聞いたら低いなあと思ってしまうようになりました。これは、この10年くらいの比較となってしまいますが、明らかに異常気象ですよね?マスメディアは、この異常気象に説明が付かないから地球温暖化のせいにしているのかも知れませんね。
さい様に新たな質問です。科学と宗教、あるいは、仮説と常説と理論と真理の違いとはなんでしょうか。さい様なりの考え方を教えて下さい。
ある高校生様 毎度ありがとうございます。
地球温暖化といわれていますが、もともとは異常気象といわれていたと思いますし、それが正しい表現と思います。
もっとも異常とはなにか?となりますと諸説ありますが、過去25年になかったことらしいです。
じゃあ異常が続けば異常ではなくなるのか・・といえば、そういうことでしょう。昔の人より今の人の白血球が多いらしいですが、正常値が変わっているらしい。
まあ水戸黄門ではありませんが、もう少し様子を見ましょうか?
一人の人のできることは限られていますし、なすべきことに異存はありません。
省エネ、エコ生活をしましょう。
なにせ、それはエコロジーであるだけでなく、エコノミーでもあります。

ところでまた難しいことを言い出しましたね!
科学と宗教!科学的社会主義が思い浮かびました。
科学的と自称するものが科学的でなく、宗教はなんといっても永年の裏づけがありますし発祥は科学であるということもあります。
言葉の言い回しにだまされないように


らららん様からお便りを頂きました(08.02.21)
地球温暖化
あのですね、わたしが読んだ本では地球温暖化はCO2のせいではないんだとか。自然現象だとか。太陽の黒点が関係しているそうです。環境問題のウソって本で見たんですが
らららん様、お便りありがとうございます。
はっきりいってわかりませんね。
IPCC報告書では二酸化炭素の影響が大きく、二酸化炭素の増加は人間活動によるものが大きいとありまして、巧みに断定をさけ責任逃れのような文章です。読む人によってはもう二酸化炭素が犯人だ!ととれますし、読む人にとってはまだ不明なところがあるのだととれるでしょう。
もっともIPCCの報告書が正しいという証拠もなく、世界中の研究者の多数決程度に思えばよいのでしょうか?
だからあと数年は何を言ってもうそも間違いもばれないでしょう。
まあ、どちらにしても私の寿命のうちは大丈夫かと・・・

ひとりごとの目次にもどる