「何人も、同時に両議院の議員たることはできない。」

私たちは普通、職業といいますとひとつしかもっていません。
一人で複数の職業を持っているなんておしゃる方はすごいですよ！

それは単に才能だけじゃできません。
その仕事に最善を尽くす時間を捻出できるのでしょうか？
たとえ、複数のすばらしい才能があっても、同時にそれを仕事として処理できるかという点において見れば困難であるという結論となるのではないでしょうか？

それとも仕事を複数持っている方は、それぞれ最善を尽くさずに手抜きをしているのかしら？
現在のように失業率が高い時は、ちゃんと仕事をしてないならばぜひみんなでワークシエアリングをしましょう。

ワークシエアリングとは国会議員秘書の給与をそのまま渡さずに、仲間で分け合うこと。（辻元元議員の辞書より）

もちろんひとつの仕事だけじゃなく複数の才能のある方はいます。 いましたよね、プロバスケットボール選手がプロ野球選手になろうとした方が、 でも同時には競技することはできなかったでしょう？ 某都知事もかって衆議院議員になるときに『筆を折る』と言ってました。 そのくらいの覚悟がなくちゃいけません。 そうでなければ国民に対して失礼でありましょう。 こんな私でも、会社の仕事と家庭サービス（掃除、義理付き合い、買い物の荷物持ちその他もろもろ）とこのウェブサイト維持ということを同時にするのは結構大変なことです。 みなさんだってそうでしょう？ たとえば町内会長といいますと、定年後の元管理職というような方が就くのが相場です。 町内会長とバカにしちゃいけません。行政との処理、地域の住民とのコミュニケーション、防犯、防火、子ども会、まず専業になってもヒマありません。 同様にＰＴＡ会長なんてのもそうですね。 私の経験から言えば、これらの役職の選挙は市会議員などよりも激しい選挙戦となり、晴れて選挙戦に敗れた方が就任すると決まっていました。

もっと例を挙げますと、 桃太郎侍とか月形半平太なんかはヒマをもてあましていたから正義の味方をやってられたわけでしょう？ 遠山の金さんはそれが仕事だったし、 水戸黄門は既にご隠居の身、 外国物に目を転じても、 レーガン大統領だって政務をしながら映画俳優をしていたわけじゃありません（＾＾） ニクソンさんだって大統領になってからも弁護士をしていたわけじゃありません。 不思議なことに某県知事は毎週講演会の予定があったそうです！？ 　あの方です、あの方！ 知事のお仕事は大丈夫だったのでしょうか？

このように職業を二つ持つと言うことは、大変なことです。
ところが日本の国会議員はみなスーパーマンのようです。
なにせ、ほとんどの方が職業をお持ちです。
社長が多いようです。社長ってそんなにヒマなんですか？

いえ、野党の方も副業をお持ちのようですよ、
居酒屋の開店応援に駆けつけるなど余裕がおありのようです。
そんなことをしてないで、北朝鮮や中国問題を考えて欲しいものです。

国内だけでなく、外国のお仕事もお持ちの方もいらっしゃいます。

忙しい合間を縫って、外国まで行かれて人民解放軍の精強さを称えたり、北朝鮮テロ国家のドンのお祝いをしたりしている方もいます。
そんなことをしてないで、人民解放軍への対応とか、北朝鮮に拉致された人の解放とかを考えて欲しいものです。

真偽は定かではありませんが、阪神姫路大地震の時に当時の衆院議長はカラオケをしていたそうです。
特別職国家公務員ならば、そのような緊急時には自宅待機あるいは職場に出頭するべきではないのかな？

特別職国家公務員とは公務員法第2条で定めていますが、
内閣総理大臣、国務大臣、国会職員、防衛庁の職員などをいい、緊急時に備えて所在を明確にしておくとか緊急招集に対応するなどの義務があります。

カラオケボックスで召集を待っていたのですか？
それは、失礼いたしました　m(_ _)m

税金を払う一国民として、税金から歳費をお支払いしている国会議員の方に対してほんの慎ましいお願いですが、
国会議員のお仕事を一生懸命するようにお願いいたします。

国会議員のお仕事を知らない？
それは困りましたね、
ぜひ、国会議員のお仕事をお読みになってください。




本日のまとめ、
国会議員のみなさんが日本という国家、国民のためにもっと真剣に働いてもらうために、この条文に少し文言を追加したいと考えます。

憲法第48条改定案
何人も、同時に両議院の議員たることはできない。
かつ、
　　議員以外の職業を持つこと、
　　ろくでもない講演会などを行うこと、
　　人気取りにテレビに出演すること、
　　映画などの声優をしていい気になること、
　　居酒屋の応援に駆けつけて話題を取ること、
　　カラオケにうつつを抜かすこと、
　　中国、北朝鮮に行っておべっかを使うこと、
などをせずにまじめに国会議員の仕事に努めなければならない。


日本の国会議員はとうとう幼稚園レベルになってしまったことを残念ながら認めねばなさそうです。
なお、上記要求は国会議員だけでなく、県知事も同じですよ！