「法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。」

いや〜、いやみったらしい表現ですね！
「連署することを必要とする。」ですって！なんで、平明に「連署する」ってしないんでしょ？
憲法の文章を書いた方々は日本語、国語を習わなかったんでしょうか？
護憲といっている方々は、このようなあいまいもこの文章が日本語の模範だとでもお考えなのでしょうか？
おっと、そんな枝葉にとらわれていると、もっとおかしいことを見逃してしまいます。


法律は国会で議決します。
その時点ではまだ法律にならないようです。
公布するのは天皇陛下、でもその前に主任の国務大臣（つまり国土交通大臣とか厚生労働大臣といった方々）と総理大臣が署名する必要があるそうです。
まあ繁文縟礼（はんぶんじょくれい）ってやつですかね？

昔、菅直人が厚生大臣だったときに「閣議とはサイン会だ」と言ったことがあります。
法律が議決されると首相も各大臣もそれに署名する（それも単純に記名するのではなく、花押といって芸能人のサインのようにデザインした模様）のが忙しく、議論したりする暇はないそうです。

実質的で意味のあることでなく、形式的なことに時間を浪費しているばかりでは日本の政治、いえ日本の行く末が心配ですね〜

私は閣議でサイン会をしてないで活発で意義のある議論を期待します。
　例えば

首相

「厚生労働大臣、牛海綿状脳症（ＢＳＥ）の処置はちとまずいぞ！、中国産の野菜も危ないそうじゃないか？」

厚相

「すみません、これから故小渕さんに見習い、問題が発生したらすぐ飛んで行って毒見役をします」

首相

「外相、機密漏洩ったあ何事だ！」

外相

「日本がいかに情報公開されているかという証左でございましょう」

某大臣

「中国に行った政治家が反日的発言をするのを規制しませんか？」

首相

「そのとおりだ、自衛隊をけなし、中国人民軍を称えた政治家は再入国を禁止しよう」

　てなことを私は期待します。
あっ、全然およびでなかったですか？

ついでに一言、昔「およびでない」などシャボン玉ホリディーの脚本を書いた前都知事もおよびでなかったですね。



本日のまとめ

ＩＴ(アイティー)って言ってた首相もいらっしゃいました。
機械的作業はもっとスピーディーに処理しましょう！
人間は考えるために存在します。
大臣も人間ですから、より高付加価値の仕事をしてください！