JVGL日本語訳

Created on August 30, 1997
Last Updated on September 1, 1997


 The Journals of the Virtual Geographic League 97年4-5月号に載っている記事の翻訳です。現在、印刷されたものは国内のサイトには配布されていませんが、Virual World のページで見ることができます.
 例によって素人の翻訳ですので,訳の不適切な部分もあるかと思います。正確な内容が必要な場合は、原文を参照して下さるようお願いします。明らかな誤訳など、お気付きの点があれば、ご指摘下さい。
 原文の著作権及び各種権利は Virtual World Entertainment社が保有し、以下の翻訳文に関しても同様に権利を有するものとします。翻訳上の責任は訳者の私にありますが、翻訳の内容によって生じたいかなる損害等にも訳者は賠償・引責の義務・責任を負わないものとします。

JIRO


新バトルテック到着!!

速い、すさまじい、過激。折り紙付きの新ソフトウェア

Paul "Ronin" Tierney

 テスラサイトにバトルテックの新しい非常に性能向上したバージョンのソフトウェアが登場する。新しいバトルテックは、これまでのバーチャルワールドのソフトウェアのどれよりも大きく意欲的な変更がなされている。前のバージョンから、29のフィーチャーが追加もしくは変更されている! この文章を読む頃には、テスラバトルテックの高速で、より荒々しいバージョンがロードされ、あなたの操縦を待っている。

 だが、ちょっと待った。まだあるんだ。我々はバトルテックをハイオクタンにチューンナップしただけではない。新しいメックと新しいマップも追加されている!!

 いや、これはエイプリルフールのジョークじゃない。新しいソフトウェアはここにあって、今までのどのテスラバトルテックのソフトウェアで実現されていたよりも、キルがたくさん取れ、スピードがあって、エキサイティングだ。

 おい、Ronin、いったいどうやってこの新しいソフトができることになったんだ? うむ、いい質問だ。説明しよう。こういうことだ。

 ある日、何ヶ月か前、恐いもの知らずのリーダーが、バトルテックを次の段階に進めるべき時だと思い付いたんだ。

 問題無いよ、と他の大物のうちのひとりが言った。このプロジェクトを喜んでやる連中を知ってるよ。そうして、私と Sage“Arioch”Merril はキーを持ってガソリン満タンの車のところにいた。

 この時点で、私はAriochがこの仕事を見事にやりとげたことに敬意を表さなくてはならない。彼は本当にガッツでコードに取り組んだ。彼がキーボードをたたいていなければ、このプロジェクトは日の目を見なかったと言った方がいいだろう。Ariochに栄誉を!

 さて、あとはちょっと落ち着いて我々が何を達成したいのかを考えるだけだった。テスラ版バトルテックでうまくできることは何か。その強みをさらに強くするにはどうしたらいいか。我々が新しい改良版でプレイヤー達に示したいものは何か。

 うむ、これらの疑問にはいくつかの明白な答えがあった。早く。強く。もっとデスを。そして、もっと破壊を。我々には行動計画といくつかの目標があった。そのうち第一優先の目標は、テスラバトルテックをどんなレベルのプレイヤーにも、より面白いものにしたいということだった。

 この目標に到達するにあたって、ゲームをすべてのプレイヤーにとってより面白いものにすることができるように、具体的な作業項目を設定することが必要だった。その作業項目とガイドラインとは、

 さて、ソフトウェアの改良のための4つの方法が定まった。次はそれを実現するのだ。上に掲げた4つのポイントのうち最初のものがおそらくバトルテックをエキサイティングで面白いものにするのために最も重要なものだ。それで、これが我々が取り組んだ最初の点だ。後のページでの驚きをここで書いてしまいたくはないので、ここでは詳細には触れないでおく。

 もうひとつ、我々がやりたかったことは、どのメックも互角になるようにして、プレイヤーが自分の好みやプレイスタイルに合ったメックを選択できるようにすることだった。そういうわけで、この新しいソフトウェアでは、サンダーとアバター以外のメックも勝ち負けのみのゲームにも使うことができる。

 我々はまた、オリジナルの8メックを特定の戦場での役割を持つようにしたので、メックがどんな状況においても同等に強いわけではない。各メックの簡単な解説と役割は次の通りだ。

 ここでのキーポイントは、我々がプレイヤーにメインスクリーンから見える外の世界での戦いにより多くの時間を割き、ポッド内のシステムの管理にあまり時間をかけないようにしたかったということだ。これでスピードとゲームの知覚に加わるものがあった。もしミスショットしたら、それだけ自分の命を無駄にしたということだ。

 この時点で我々はソフトウェアをテストプレイヤーに引き渡した。最初のレポートは非常に好意的で、キルが2〜3増えたと言っている。ゲームを終えて出てくるプレイヤーが自分のキルとして10キル、11キル、12キルを取っているのが見られるようになった。ポッドの中でも外でもプレイヤーが楽しみと満足感を非常に増加させているのが見られるようになった。そのときのソフトウェアには少し癖があったが、それらは解消され、最終的にはあらゆる点で更に向上したものになった。うるさい細かなバグや不具合はなくなった。我々が追加できるとは思わなかったフィーチャーまで追加された。  さあ、諸君の番だ。自分でプレイして、再びアドレナリンの流れるのを感じよう!

 新しいバトルテックへようこそ。速く、すさまじく、過激だ!


JVGL日本語訳のインデックスに戻る。
バトルテックのページに戻る。
ホームページに戻る。