水中テスト画像

August 11, 1997


 実際に海に潜って撮る前に、一応、テストということで、自宅のお風呂で試し撮りをした。ワイコンの画角をみるために、同じ位置で単体時とワイコン使用時で撮り比べてみた。

setting  ワンルームマンションの狭いユニットバスのバスタブの中に、カメラを入れたハウジングと、カラーチャート代わりにカラフルな絵柄のプラスチック製の下敷きを沈めて撮影している状態を真上から見たのが右の写真である。ハウジングはプラス浮力なので、上にウェイト代わりに文鎮を乗せてある。ファインダがのぞけないので、液晶モニタを表にして、それを手前に置いた鏡を使って見た。

 ハウジングのレンズ面と下敷きの距離はちょうど 20 cm。ワイコンを付けたときも、カメラと下敷きの位置は動かしていない。従って、ワイコンのレンズ面はそのレンズの長さの分だけ近づき、下敷きとの距離は約 15 cm。下敷きの大きさはほぼB5サイズ。1つの絵が 6 cm × 5.5 cm ぐらい。カメラのズームはワイド端にセットしてある。

normal wide
単体 ワイコン使用

 見てわかる通り、ワイコン使用でほぼ倍の画角になっている。ワイコン使用時は画面の隅がケラレているのがわかる。しかし、この程度のケラレは「DVカメラの静止画像」のページで述べているように、DVキャプチャした画像には現れるが、テレビの画面ではほとんど画面の外である。とは言うものの、この画像ではほんの少しだけテレビ画面にも現れている。ワイコンの効果は十分大きいので、ズームをワイド端まで引かずに、少し戻したところで使った方がいいようだ。

 絵柄に重なってうっすらと模様が見えるが、これは下敷きの裏面の模様がうつっているもの。あまり気にしないでいただきたい。


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