コンサートパンフとTシャツ、ケータイストラップ(教授のは初でしょう)を買う。
Tシャツとウィンドウブレイカーはペットボトルのリサイクル。
ホールに入るとなぜか(?)小室哲哉氏のお花もあった。
入ってすぐの喫煙ロビーで、たばこに火をつける。
「原田さん?」と声が聞こえ、「んー?」と見渡すと、50cmのところでicco.がタバコを吸っていた。
おおっ!
アリーナに降りて、席に着くやいなや、またまた「原田さん」。「へ!?」と思ったら佐藤志保さんだった。
チケットを譲ってくれた本人。会うのは、恵比寿以来。わざわざ挨拶に来てくれたのかな?単なる偶然だったのかな?
開演は10分以上遅れた。
初めての曲だし、初めてのイベントの初日だし、詳しいレポートはここからはできない。
とにかく、退屈で眠る人も多かったようだ。
しかし、拍手のタイミングもわからず、結局、最後の曲が終わって坂本さんが席を立って、コンサートマスターも袖へ向かってから、初めての拍手が起こった。
それほど、戸惑いがあったし、どこで拍手をすべきかわからなかった。
教授のオペラ---いわゆる古典的なオペラではない---に何を期待していたのかボク自信分からなかったが、アンケートにもコンサート後のテレビ朝日のインタビューにも答えたけど、過去の作品やコンサートに、今日のoperaの一部ヒントが予告されていて、総合舞台芸術として今日完成したと思った。
だから、過去からの予告を見てきて楽しみにしてきた者としては、「こんなもの?」と不満もあった。
ちんさぐの花とダンスとオーケストレーションは、10年ほど前のナムジュンパイクのイベントですでに演っていたし。
今回の収穫は、(合唱があまり好きではなかったボクにとって)合唱団のすばらしいこと!だ。
弦のアレンジも和声もサカモト節ですばらしかった。
しかも、(たぶん)あのコーラスには、「地球は巨大な遅延装置」という遊びが付加されていた。
会場のコーラスをリアルタイムにインターネットで地球を一周させ、それを会場の音にかぶせる。ネットワークの遅れによって地球の大きさを感じようという遊び。
やっぱり合唱がすばらしかった。弦好きのボクでさえ、弦より勝っていた。
レクイエムには涙した。
予想していた無礼講はなんとレクイエムのアンコール。
舞台出演者が全員集合。出演者もみな拍手していた。ここでも涙してしまった。
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