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今回、編方向を身頃の脇線から反対側の脇線に向って編む方法で2点作ってみました。編み地の表情に変化をつけるために使われる一般 的な方法のひとつですが、作品にそってポイントを述べてみましょう。

 

例1 「友達に会いに」

 かぎ針編みで何気ない縦の線を出すのは案外難しいものです。そこで、1段おきに細編みの筋編みを 入れた シンプルな模様を編み方向を変えて編み、縦の線がすっきり見える編み地を確保しました。かぎ針編みは手作り感の出易い技法ですが、ここではむしろ、それを少し抑えた何気ないすっきりとした印象が欲しかったのです。淡いピンクの透かし編みとシルクコットンの光択で清涼感が出ています。

  例2 「お呼ばれに」

 モノトーンのガーター編みストライプ模様を横方向に編んで、ストライプが縦に見えるようにしまた。ガーター編みの伸縮性がボディラインへの自然なフィットを生み出しています。身体の各部位 による伸縮の程度があまり極端になることは好ましくありませんが、なんとか収まっているように思います。

以上2点についてはGALLERY-2をご参照下さい。