点と点を、条件に合うように線で繋ぎ、絵を完成させます。
点から点に線を引く条件は、升目の下に表で表されています。
この表は、1から始まる通し番号になっており、升目に描かれた点に1対1で対応しています。（ジグソーパズルのピースに相当します）
点が10点あれば、表の方も1から10までの番号があります。（ジグソーパズルでいえば10ピースです）
升目上のどの点に、表のどの番号が当てはまるかは、推理しながら考えていきます。

　　表の数字
　　　表の数字は、一つの点から他の点に繋がる条件を表しています。
　　　この数字は、一つの分数の形になっています。（中学の一次関数の「傾き」のよう）
　　　分数の分母（線の下にある数字）は、横方向に何マス移動するかを表します。
　　　分数の分子（線の上にある数字）は、縦方向に何マス移動するかを表します。
　　　この縦横に升目を移動した地点にある点と繋がります。
　　　　例えば、「3/2 」という数字は、横方向（左右どちらか）に2マス、
　　　　縦方向（上下どちらか）に3マス進んだ所にある点と繋がるという事になります。
　　　また、分数が複数個書かれている場合は、その点から複数の点と繋がります。

　　表の記載方法
　　　(1)　点の数に対応する通し番号順の表となっている。
　　　(2)　通し番号の若い程、繋がる点の数が少ない。（分数の数が少ない）
　　　(3)　一つの点から複数の点に繋がる場合、左にある分数ほど数字が小さい。

表にある数字の通りに、総ての点から矛盾無く直線が引ければ、完成です。

　(1)　このパズルを解いていくと、条件（表の分数）に合う点が、複数個ある事があります。
　　　この場合は、条件に合う点が一つしかないものを先に探すのが良いでしょう。
　　　もし、条件（表の分数）に合う点が、複数ある点しか残っていなかったら、適当に一つ
　　　の点に決めて進め、矛盾が出てきたら、元に戻ってやり直します。
　　　実は、ここがこのパズルの面倒な所でもあり、逆に無駄なく進めるかを考える面白い所
　　　でもあります。進め方によっては、数日かかってしまう事もあります。このパズルの醍
　　　醐味でしょう。

　(2)　ある点とこの点に繋がる線が確定したら（条件に合う点がただ1種類のみ）、次は、
　　　繋がった先の点を確定する事を考えると良いでしょう。

　(3)　ある点が確定した線に囲まれていれば、その先の点と繋がる事は無いので（線は点以
　　　外で交わらない）繋がる点は限定されます。