アフリカンボール


数百年前より欧米で遊ばれた紐を使った知恵の輪。伝説によるとこれよりさらに以前よりアフリカの民族が愛好していたともいわれる古いパズル。日本でも江戸時代に遊ばれていたようである。

中央の結び目により左右に別れているボールを、どちらか片方の紐に移動させるのが目的。


アフリカンボールとは異なるが、同一時代にあったと思われる紐を使ったパズルとして、1660年の本に載っている右のようなパズルがある。こちらの方は、板に結ばれている紐をほどくのが目的。ゴルディウス王の結び目はほどけないが、これはちゃんとほどける。

紐を通す穴の数やテーマによって多くのバリエーションがあり「ネズミとチーズ」「ハートパズル」等が知られている。
1910-1920年代に多く見られた。