調査研究ニュース『草戸千軒』は、昭和48(1973)年に設置された「草戸千軒町遺跡調査所」(後に、「草戸千軒町遺跡調査研究所」に改組)の広報誌として、開所直後に刊行され始めたものです。その後、毎月1回の土曜講座の開催とともに欠かすことなく発行され続け、草戸千軒町遺跡の発掘と調査・研究の成果を、いち早く市民や研究者に発信してきました。 20年以上にわたる調査研究ニュースの刊行を支えてきたのは、発掘現場や研究室で生み出された成果を多くの人々と共有したいという、当時の職員の情熱だったと思います。現在、広島県立歴史博物館が福山の地で歴史・文化の発信基地としての役割を果たしているのも、調査研究ニュースや土曜講座によって敷かれたレールがあったから可能になったものと言えるでしょう。 ここでは、当時の職員の皆さんの情熱に敬意を表し、200号以上におよぶ調査研究ニュース『草戸千軒』の総目次をHTML化してみました。記事の内容のHTML化には著作権の処理が必要ですが、条件さえ整えば近い将来に取り組んでみたい課題です。さらに、全文テキストデータベース化できたらいいんですが・・・・・・いつになるやら。 著者別索引から各号へのリンクが未完成ですが、ご容赦ください。 |