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●私のパイロットライフ●

(98.12.2)


★NewtonKeyboard購入!

 98.10.26に梅田T-ZONEで購入。10800円だったが、これを高いとみるか安いとみるか。安くみることはないか。梅田T-ZONEでは一番奥にmacコーナーがあるが、NewtonKeyboardはG3の横とかに何気なく積まれていた。Newtonを置いてはいないので、考えると変だ。Newtonに繋ぐ以外の使用法は既に常識か?

 NewtonKeyboardをパイロットに繋ぐためには、変換コネクタとパイロット側のドライバソフトが必要になる。NewtonKeyboardはmacのキーボードインターフェースのADBではなく、シリアル(mac用mini8pin)を使っている。だからパイロットのシリアルケーブルと接続できるのだが、変換コネクタが必要とされる。最初

パイロット標準9pinケーブル  (メス)→ (9pinオス) mac pack変換コネクタ   (8pinオス) → (メス) mini8pin 変換コネクタ (メス) → (オス) NewtonKeyboardケーブル

と繋いだがうまくいかず、(現在も原因不明)結局IKESHOPでPiloKeyを買い、変換コネクタとドライバソフトを入手した。何故最初からそうしなかったのかというのは後ほど。

 この結果繋ぎ方は パイロット標準9pinケーブル  (メス) → (9pinオス) シリアル変換コネクタ  (8pinメス)→ (オス) NewtonKeyboardケーブル

となる。変換コネクタがなければもっとすっきりするところ。改造すればなくすこともできるが私にはちょっと敷居が高い。

 ドライバソフトは一般的には山田達司さんが開発し、現在IKESHOPから販売されているPiloKeyを使うが、それ以外の方法もある。始めるには変換コネクタもついているPiloKeyのほうが楽だが、変換コネクタさえ入手できれば、PiloKeyを買う必要はない。というのも、山田さんには申し訳ないが、PiloKeyより機能が充実し、なおかつフリーウェアである、OpenKey(KeyZ)の方がいいからである。(大坂氏に教えてもらいました。感謝!)PiloKeyではショートカットキーの割り当てが少ない上に、自分で変更したり、加えたりできない。OpenKey(KeyZ)はアプリケーション立ち上げの割り当ての変更ができたり、電源オフ(何故かオンはできない)ができたり、ショートカットが豊富。少しPiloKeyを試してはみたものの、やはりOpenKey(KeyZ)に変えた。

 実際に使ってみて、入力は断然よくなった。しかし、最近は他のモバイル機をみているため、ハンデを感じざるを得ない。特にモバイルギア。わかりきったこととは言え、勝てない。手強い。というのも、やはりディスプレイが小さいため、やや見づらく、肩が凝ってくる。キータッチも私は満足しているが固すぎるという声をよく聞く。辞書学習機能もないため、日本語変換も快適とは言えない。この点は入れる辞書を選べば、ある程度満足できる。よく打ち込むようになって、パイロットの利点である電池持ちは悪くなった。それでも頻度にはよるものの他のモバイル機と比べてもアドバンテージはある。

 結局いろいろデメリットもあるものの、パイロットに多くのことをさせようというのがそもそも無理な話であるんだから、ここまでできるだけで十分と言えると思うのだが。


★クレードルを軽く改造?

 ニュートンキーボードが使えるようになったものの、持ち歩くことを考えるとちょっと荷物が増えて煩わしい。(この点でもモバイルギアにかなわない)それでもパイロットと一緒にやっていくことを決めている私はひるまない。最初はHotSyncケーブルを持って出ることも考えたが、実際の使用となると、入力の時に見づらいため、ちゃんと安定するクレードルを持ち歩くことにしている。だがこのクレードル、かさばる上にケーブルが長く煩わしい。(写真)なんとかならないか・・・・改造だ!となるのだが、以前雑誌で紹介されていたようなクレードル自体を切ったりしてやるようなものとかパイロットメーリングリストの過去ログで見たようなやり方はできそうにないなあと思ったので、ケーブルを短くすることに留めておくことにした。それならこちらに図解もあったのでできるかなあと。

とは言え、結局やったのは私ではなく、山田貴央君。パワーブックのクロックアップ改造(この顛末はそのうち別で)のために半田ごてを買ったので、やってくれるとのこと。何故か夜中の2時ごろからやり始める。(写真)内容はクレードルのカバーを外し、半田ごてで溶かして結線を外す。あとはケーブルをほどよい長さでカットし、もう一度結線を半田ごてでやり直すというもの。まあ初級者レベル?といったところかな?それほど難しいことはないと思う。私はカバーを外すのを雑にしてしまい、ちょっと傷めてしまったが。ただ半田ごてに慣れている方は別かもしれないが、細々とやりにくい点もあるよう。ベルトで固定されてる部分が外しにくかったり、クレードルを半田ごてで溶かしそうになったり(山田君は少し溶かしたみたい)とできないことはないにしても、苦労した点は結構あったようだ。

そうこう2時間ほどやっているうちになんとか完成。キーボードと接続してみると動かない。なにーーー、失敗か?でクレードルの接続部分をよく見ると半田のかけらが挟まっている。おいおい。除いてみると無事成功。そして記念撮影(写真)切った部分の長さは私の身長以上。(写真)これですっきり、モバイル性がアップ。これから活躍してくれるはず。

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