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2003/8/18「終らない夏休み・・・」

安房・岩井での夏合宿初日は、記録的な豪雨による内房線の不通、国道127号線通行止め、程なく宗岡-館山道路の通行止めと、波乱の幕開けとなった。この日夕方から参加を予定していた団員は、みな足止めを食い、房総半島に入れない状況であった。

しかしありがたいことに、下手な市町村より危機管理の徹底しているわが団体は、緊急災害対策本部を設置し、動けない団員を全員保護したのである。合宿係さん、車を出してくれた団員、団友とそのご家族に本当に厚く感謝します。

だが困ったことに、2日目になっても雨はやむどころか益々激しくなり、鉄道も道路も復旧せず、房総半島は入ることも出ることも難しい状況になってしまったのである。

奈良時代までの官制の東海道は、神奈川の三浦半島から、船に乗って安房にわたり、そこから房総半島を東北に上って常陸、奥州に至っていた。(普通、地名には都に近いほうを上、遠い方を下とつけるのであるが、上総下総が逆なのはその古い東海道の頃の名残である)安房という地はもともと陸路で到達するようにはなっていないのである。

もしかしたらこのまま、月曜日になっても房総半島に閉じ込められるんじゃないか?そんな不安が胸をよぎるなか、本番直前の最高のテンションで合奏練習は続いたが、2日目の夜から道路・鉄道が復旧し、そんな心配がなくなった。

厳しくもあり、楽しくもあり、眠たくもあり、感動的であり、夏合宿の3日間はあっ
という間に過ぎてしまい、道路も鉄道も開通で無事帰る事が出来たが、ふと、なあんだ。と思わないでもなかった。

あのまま永遠に雨が降り続け、ずっとこのまま合宿が出来たら、とふと思ってしまったのである。

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